2023年07月05日(水)19:46

アイの生まれ変わりかと思うくらいの完成度

 AT-X、『【推しの子】』、第8話。

 一流の役者しかいないと言われている、劇団ララライ黒川 あかねはその劇団のエースで、徹底した役作り、与えられた役への深い考察と洞察、それらを完璧に演じきる天性のセンス。恋愛リアリティーショーで映える性格ではなかったようだけど、役者としては天才と呼ぶしかない……
 天才子役と言われた有馬 かなでも、あかねへの評価は非常に高いです。

 あかねが演じる星野 アイの完成度は高く、瞳にアスタリスクを宿すほど。唖然とする星野 愛久愛海(アクア)に、あかねはなおも「どしたの? アクア。幽霊とか見たような顔して」。

 『今からガチ恋始めます』のメンバーが揃いました。MEMちょは「あかねー、おかえりー」と抱きついてますw また楽しくやろうと言う鷲見 ゆき。思った以上にあかねが元気そうで、熊野 ノブユキはちょっと驚いてます。まだアイを演じるあかねは、アイの人格のまま炎上騒動についてあっけらかんと反省の弁を口にし、よくある話だと。
 あまりにも雰囲気が変わったあかねに、ゆきは驚きますが……あかねは「ゆきはこういう私、嫌い?」。もちろんゆきは否定しますが……まぁ、別人だと思うくらいの激変っぷりだよな。

 あかねはアクアに、今日は一緒に居ようと言います。

 ……ここに星野 瑠美衣(ルビー)もいたら、アクアと似た反応を見せるだろうな。


脱出

 さて、アクアですが……一瞬で持って行かれたと驚愕しっぱなし。アクアだけではなく、キャストもスタッフもカメラマンも、アイのようなカリスマ性を発揮するあかねに驚愕。アイの活躍をリアルタイムで見ていたであろう人たちだもんな。アイが降臨したかと思うくらいの完成度でしょうし。

 あかねは、アクアが徹夜であの動画を作ってくれたと聞いていると言い、礼を言います。

 MEMちょはあかねの激変っぷりにも驚きますが、アクアも様子が変じゃないかとゆきに尋ねてます。そこで、アクアのそばにあるポーチを持って来るように頼んで見ます。考え事をしているからと、アクアは断るのですが……あかねは「それくらいいいじゃん。取ってあげなよ」と言い……アクアは素直にポーチをMEMちょに渡してます。ママに言われたんじゃあ仕方がないなw MEMちょはゆきの所に急いで戻り、「ほら! あかねにだけ何か素直!」と指差して驚愕www 「ああいう感じが好きなんだ」と、MEMちょはアクアに聞こえるように言ってますw ゆきも、キッチリ仕上げて来たなと。

 あかねの背後に素早く回ったMEMちょとゆきは「ほらほら好きなんかー?」「こういうあかねが好きなんかー?」w 困り果てたアクアは「やめろ」と焦り……赤くなってる!? あかねはそんなアクアの反応に、何か感じた? あかねに対しての反応ならとっくにそうなっているはずだし、これはアイを演じているあかねに対する反応だもんな。アクアの反応にゆきは「いや、反応……ガチじゃん」と驚き、居たたまれなくなったアクアは教室から退避。

 ……アクアが照れて逃げただとぅー!? これは珍しいw こういう反応とか展開って、個人的には大好き。物理的に逃げ場はあっても精神的にはもう逃げ場がないっていうかw


面白くなって来たー!

 ゆきは「あかね、どうする!?」w MEMちょもあかねに、ガチだと言い……どうするのかを楽しそうに問いますw アスタリスクが消えているあかねは「ど……どうしたらいいのかな////////」「「あ、いつものあかねに戻っちゃった」」www ガチで来たらガチで返すのかと尋ねるMEMちょ。ゆきも、マジで付き合うルートはあるかとワクワクしながら尋ねてますw あかねは「アリかナシかで言ったら……ある////////」「「キャー!!」」www もうあの感じで攻めるしかないとゆきは言い、「「面白くなって来たー!」」

 ……恋バナで盛り上がる女子たちってこんな感じなの? それを確かめるべく、緒山 みはりからあの女体化する薬品をもらって潜入したいと思います(どこにだよ)。


掛け合わせ

 ゆきたちの盛り上がりに呼応するかのように、苺プロダクションの事務所にいるかなは「面白くない」(噴飯)。
 (今ガチを)見るのは飽きたと言うかなは、冒頭にもあったあかねのプロフィールの説明を切り上げて席を立ち……そもそも人の恋愛を安全圏から眺めるなんてコンセプトが悪趣味だと言います。誰と誰のかけ合わせがいいとか、何なの馬主なの菊花賞を狙える馬でも産ませたいのかとw もうアクアの顔も見飽きたとばかりに、事務所を出て行きます。
 残されたルビーは、画面のあかねを見て「ママ?」。ですよねー。

 ……確かに悪趣味ではあるなw 芝居ならともかく、リアリティーショーだもの。それはそうと、僕も菊花賞を狙うべくライスシャワー(注:ウマ娘)に近づくために、緒山みはりから女体化ドリンクを(オグリキャップに蹴られました


自分にとってアイとは?

 家に帰って、自室でPC画面を見ているアクア。画面には相関図が映し出されており、アイを刺殺した大学生も映ってます。幼年期はアイとともに過ごしてはいたものの、アイの事を何一つ知る事ができなかった気がすると……何一つ分かってやれなかったと考えてます。どこまでがで、どこからが本当なのか。
 自分にとってアイとは何なのか? 前世の雨宮 吾郎からファンであり、今の身からすれば母親であり、それともそれ以外の何かなのか。

 ……シャアはララァの子どもに転生したかったのかもしれない(誰が父親だよ)。


もうすぐ最終回

 かなは通学中に、『今ガチ』で盛り上がっている女子生徒たちの会話を耳にします。ゆきとノブユキの仲の良さもいいけど、最近のアクアとあかねがヤバくないかと。復帰後のあかねが垢抜けていて可愛くなったと、人気も確実に盛り返されてます。アクアと二人でトラブルを乗り越えた強さと言うか、アクアはめちゃくちゃ意識していると言っており……世間のアクア&あかねに対する印象はそんな感じか。
 『今ガチ』はそろそろ最終回だそうで、もっと見たいと。前回は最終回でキスもあったと盛り上がってます。そばで聞いているかなとしては、やっぱりあれは悪趣味な番組だと感じてるのかな? それよりも、異性としてアクアを意識しているかなにとっては、心穏やかに居られるはずもなく……

 すると……アクアが声をかけてきます。今から学校をサボって遊びに行かないかと言い、かなは「行く!」。

 ……あの女子生徒たちがアクアを見たら、めっさ盛り上がるだろうなw


気を置けない仲

 学校をサボって遊びに行くなんて不良だとか、ありえないとかマジ最悪とか言っているかなですが、とても嬉しそうw そんなに言うならやめておこうかとアクアは言うのですが、かなは「そうは言ってない」w かなの言うようにアクアが思い詰めているところもあり、先輩風を吹かす体(てい)で面倒を見たいと。これは嘘ではないと思うw

 では、どこに行こうか? ディズニー? 東京タワー? そう提案するかなにアクアは、学校をサボってそんな張りきった提案をする度胸がヤバいとw かなは、制服でサボったら周囲からの視線が気になると。着替えに帰るのも時間のロスになるし、それで提案した場所がちょうどいいと思ったそうです。

 別にそういうのじゃないと言うアクア。アクアが連れて行ったのは……背の高い緑色のネット? まさか……

 手にしたグローブを呆然と見つめるかな(窒息)。すまんな、デートって感じじゃなくてwww うら若き男女が学校という牢獄から抜け出して何をするかと思えば、公園で呑気にキャッチボールなんて変わってると、かなは辟易。しかも、わざわざグローブとボールも買ったのだそうです。

 かなは野球なんてやった事がなく、投球もロクにできません。野球が上手な人を誘えば良かったんじゃないかとかなは言い、ルビーを誘えばいいんじゃないかと。しかしアクアは、妹に学校をサボらせる兄がいるかと。かなは「シスコンきもっ」(噴飯)。
 かなは、『今ガチ』の人とかいいんじゃないかと……仲がいいのだろうと言います。悪くはないと言うアクアは、仕事というか、そういう気安い関係でもないと言います。ちょっと安堵したのか、かなは赤くなりつつ「そうなんだ……」w 分かりやすいなw
 続けてアクアは、嘘をついたり打算で動く事ばっかりで、何の打算もなく無駄な会話ができる人間は俺の周りにはあまりいないと言い……軽くボールを投げます。ボールを受けられなかったかなはボールを取りに行くのですが……アクアは、その点でかなは気を使わなくていいと。かなは「使えやコラー!」www ただ、そういう相手に選んでくれるのは悪い気がしないと言います。

 ……わざわざ買ったグローブとボールなので、苺プロの備品にでもしておく?w


精神年齢と身体年齢

 要領を得たのか、かなの投球はまともになってます。今ガチの収録は大詰めかと尋ねるかな。一番人気はゆきかと言うかなは、でも最近はあかねも調子がいいみたいだと。アクアは誰を狙っているのかと尋ねるのですが……アクアは、あくまで仕事だからそういうのは無いと答えてます。かなは、年下とか年上とか、好みのタイプとかあるのでしょうと。アクアは「難しい事を訊くな」と言いつつボールを見つめてます。

 と言うのも、アクアは最近思うところがあり……人間の嗜好身体に大きく影響を受けると考えているようです。赤ん坊の頃は幼児期健忘で記憶の定着が難しく、第二次性徴期の思春期には周囲への警戒心の高まりをひしひしと感じたそうです。成長していくに連れて、精神の方が身体と環境に適合していく……どんどんと吾郎とアクアの境が無くなっていくと感じているようです。

 かなは、前から思っていたけど、怖くて訊けなかったと……「アンタもしかしてさ……(え? 実はアクアの正体に勘付いている?)……中ニ病?(そう来たかwww)」。なるほど、そりゃ怖くて訊けないかもなwww そういうの痛いから早く卒業するように忠告し……全力の投球を受けさせられてますwwwww たまたま構えてたグローブにボールを叩き込まれて驚愕するかなwww
 アクアは、要は俺も高校生という話だと言います。自分と近い年齢の子を恋愛対象として認識する……ただ、ある程度上の方がいいのは間違いないと言います。つまり年上が好みって事で……かなはウキウキ(噴飯)。かなは「へー、ふーん、へー」www ふと冷静になったかなは、同じ高2のあかねの存在を思い出し……「へー、はーん……へー……」のトーンが変わったwww
 どうしたのかとアクアが言うと、かなは「何でもない!」と全力投球w 上手に投げられるようになったなー。かなも満足そうで、始球式アイドルを狙えちゃうかなとw

 改めてアクアは、あかねに対する感情は恋愛感情ではないと考えてます。そう気付かせてくれたかなにアクアは、密かに感謝。

 ……では、アイに対する感情は恋愛感情なのかと言うと……それもまた違う気もするし、精神年齢は身体年齢にある程度は左右されるんだろうな。そこは元医者として自分自身をどう分析していくのか。


バレちゃった?

 収録現場に立つアクア。外を眺めつつ、自分の感情に整理がついたと……あかねにアイの幻影を見ているだけだと考えてます。

 おそらくあかねも、自分に対するアクアの感情は他にあると感じており、それを踏まえた上で「いよいよ撮影も終わりだね」と声をかけてきます。キャラ作りに関して、アクアのアドバイスで人気も出て、かなり助かったと。アイの演技についてアクアは、まるで本物を見ているみたいだったと絶賛。あれってどうやってるんだと尋ねると……そんな大層なものじゃないとあかねは言いつつ、メモを出します。一応プロファイリングの本とかを読んだりはしているとの事。いっぱい調べて自分なりに解釈しているだけだと……勝手な設定も足していると言います。
 その設定とは……実はアイには隠し子がいるというもの。そう考えれば色んな感情のラインに整合性が取れるのだそうです。それに、不可解だった数々の行動の理由も分かると。何を考え、どういう人格なのか、あかねとしては数式パズルのように分かってくるのだそうです。

 あまりの的確さに驚愕するアクアは、その心情を押し隠しつつ、アイの思考パターンはどれくらい分かるのかと尋ねます。ちょっと考えるあかねは、(アイは)どういう生き方をして、どういう男が好きか、だいたい分かると言います。そう述べるあかねの瞳にはアスタリスクが生じ……そんなあかねにアクアが感じたのは、恐怖?

 ……あかねのプロファイリングの能力、すげー!


カップル成立

 『今ガチ』の収録ですが、ゆきはノブユキをふった? 森本 ケンゴはMEMちょにギターを弾きつつ告白? MEMちょもケンゴを振ったようです。

 芸能界には『才能』が集まる……アクアは、あの自由奔放で才能の塊だったアイが、何を感じ、何をしたかったのか、これっぽっちも分からないままだったと振り返ってます。あかねの才能についてアクアは、アイと何年もいた俺よりもずっとアイを深く理解しており、行動を完璧にトレースしていると、その才能を評価。
 あかねとは、あくまで仕事上の付き合いだと考えてるアクア。番組が終われば関わる事はなくなるだろう……しかしあかねの才能は使えると考えてます。なので、ここで手放すわけには行かないと考え……

 収録とはいえ、アクアがあかねにキスしたー! この展開に、プロデューサーの鏑木 勝也やディレクターの祝福の拍手は、素直な気持ちでの拍手だろうな。

 この展開を喜べない子もいるわけで、かなは「はぁ……マジ最悪。死んじゃえバーカ……」。

 ……ゆきとMEMちょは、今夜は興奮して眠れないかもなw


悪い大人からのアドバイス

 Bパート。バー『フェリーニ』を貸切で打ち上げパーティーです。あかねは、色々あったけど本当に楽しかったと。ノブユキは、あかねがそう言ってくれると文句はないと言います。
 MEMちょとゆきはアクアに「で?」「さっそく聞いていいかな?」w 本当に付き合うのかと、MEMちょとゆきは興奮w 赤くなっているあかねは、仕事でああいう流れになったけど、その先は分からないと……仕事があるのに恋愛なんてしていいのかと困惑してます。
 MEMちょは、ゆきなんて取っかえ引っかえだとw そんなイメージかとゆきは呆れてますw ゆきは仕事優先だそうで、彼氏を作った事がないそうです。これについてはあかねも保証。ゆきと同じ芸能科の子もそう言っているそうです。ゆきは意外に堅かったんだなw

 あかねは、でもモデル周りには結構いると……アイドルも女優も規律は一般の人と変わりがないと言います。ノブユキは、さすがに恋愛禁止を売りにしているところは、その割合は低いみたいだと……たまにすっぱ抜かれていると恐れてますw
 MEMちょは、そういう意味で言ったら、番組で付き合えばスキャンダルにならなくていいと。そばで聞いていたディレクターは、そういう形で番組を上手く使ってほしいと、自由恋愛を肯定。また、ここからは番組は関与しないと……付き合おうが別れようが当人同士の自由だと言います。そのまま結婚まで辿りついた人たちも何組もいるし、体裁を優先して別れた人たちもいると。ちゃんと自分で考えて自分で決めるようにとディレクターは言います。
 さらにディレクターは、この業界には君たちの才能を利用するだけ利用して捨てる悪い大人たちがたくさんいると。甘い誘惑が多いけど、雰囲気に流されやすい子が行き着く先は決まって奈落だと言います。「っていう、悪い大人からのアドバイス」と締めてますw 聞いていたゆきたちは苦笑w

 アクアの姿がなく、ディレクターは、そういえは悪い子どもはどこに行ったのだと。

 ……デイレクターに限らず、業界人は悲惨な末路に達した事例をいっぱい知ってるんだろうな。例えば某ジャニーz(延髄に畳針


奥に見える「お好み焼き もんじゃ」という店が気になるw

 店の裏で、アクアと鏑木が密談? 『今ガチ』の評判がいいと言う鏑木。アクアを使った俺の目は間違っていなかったと言います。アクアは、炎上で注目を浴びたところがあるので、それはどうなのだろうかと言うのですが……鏑木は、その後のカバーはアクアの手腕だと聞いているそうです。ただ、例の映像は上の方で少し問題になったそうです。収録時の素材は外に出してはならないという鉄の掟があり、出演者とはいえそのタブーを冒したと言います。なので、苺プロに賠償請求を出す話も出たのだそうです。
 アクアは、でもそうはならなかったと言います。鏑木はちょっと笑い……続けてアクアは、出演者は番組公式SNSにならオフショットをアップしていいと契約書にあると言います。だからアクアは動画を公式SNSにアップしたそうで、ちゃんと契約通りの仕事をしたと。鏑木は「抜け目ないね」と。
 鏑木は、契約通りいい仕事をしてくれたと……報酬はきちんと払うと言います。来週あたり寿司でも食いに行かないかと……アイについてとっておきの話をすると言います。アクアは「(予定を)空けておきます」と答えてます。

 入れ替わるようにゆきとノブユキが来て、こっちに来るように言います。

 ……どんな『報酬』を聞かせてくれるんでしょ。何でもない情報でも、後々にヤバい線がつながる事もあり得るし。


仕事で付き合う

 ゆきたちはそれぞれ、大人たちと何やら談笑。これからの仕事などで、いい話があるのかな。悪い大人に引っかからなきゃいいけど。

 アクアとあかねはカウンター席にいて、あかねは、これからどうするのかと尋ねてます。アクアは、あれは放送されたわけだから、しばらくは彼氏彼女するしかないと。あかねは、それは仕事なのか本気のヤツかと……変な気は使わなくていいと言います。と言うのも、アクアは私の事を異性として見ていないでしょと。やはり勘付いてたか……さすがプロファイラー。
 ちょっと驚くアクアですが、あかねは「分かるよ、それくらい」と言い……アクアは、仕事上での付き合いである事を肯定。でも、あかねの事は女優として強く興味を持っているそうで、「これは嘘じゃない」と明言してます。

 思った通りの回答にあかねは「まぁ、いいか」と言い、それは一番言われて嬉しい言葉でもあると。仕事で付き合おうとあかねは言い、本当の彼氏彼女はゆきたちで充分だと言います。あれ? じゃあ番組内のアレは視聴者に向けた嘘なの? あかね曰く、二人は付き合い始めたのだと。アクアは「マジ!?」w テクニカルだと言うあかねは、ゆきのそういう所が結構好きだと言います。ゆきにとっては初めての彼氏だそうで、アクアは「分かんねぇもんだな」w

 ……アクアとあかねの仲が割り切った上での付き合いになったのはいいなw 変に隠したりごまかしたりせずに……いや、隠し事はあるかw あかねのプロファイリングの才能なら、アクアが本当にアイの子である事に気付くのも時間の問題かと。


3人目

 って事で、打ち上げはお開き。アクアとMEMちょは帰る方向が同じ。MEMちょの家は歩いて帰れる距離だそうです。MEMちょによると、業界の人が住んでいるのはだいたいこの辺との事。
 街を見上げるMEMちょは、寂しいと……この現場はめちゃくちゃ好きだったと言います。でもアクアは寂しくなさそうだと……あかねの彼氏だからと冷やかしてますw あくまで仕事上の関係だとアクアは言います。最初はそれでもいいんじゃないかと言うMEMちょは、いずれ本気になるかもしれないと。「ならねーよ」とアクアは言うのですが……MEMちょは、アイの演技をしていたあかねに赤くなってたじゃないかとツッコミw

 アクアは、MEMちょがB小町に詳しい事について、世代じゃないだろうと尋ねてます。MEMちょは、B小町はみんなの憧れだからと言うのですが……「ここだけの話だよ」と断り、元々アイドル志望だったと明かします。なるほど、B小町に詳しいわけだ。でも色々あって挫折したそうで、今は元気にユーチューバーをやっていると。

 アクアは「ふーん……じゃあ、うち来たら?」。MEMちょは「え」。アクアは、新生B小町は現在メンバー募集中だと言います。MEMちょは「B小町に、私が? あはは、そんな冗談……」と困惑。しかしアクアの顔はとても冗談で言っているようには見えず、MEMちょの笑顔が引きつってます(窒息)。が……笑顔が消え、MEMちょの表情がアイドルに憧れる少女の顔になったー!wwwww

 ……問題は、MEMちょの本当の年齢だ。あの時の「18?」の謎はまだ解けておらず、契約時にバレるんじゃないかと。

◆今日のバー:アホかな

2023年07月04日(火)19:45

ディストラクション、コンストラクション。

 AT-X、ガサラキ、第25話(最終回)。

 お? オープニングがないぞ?w

 穀物モラトリアムを収束させ、西田 啓は自害。これについて豪和 一清は、自らの理想に対してあまりにも純粋すぎたと考えてます。『理想』という構築物は、人と相容れないものだと知っていたはず……「結局、我一人か」。
 真の創造は破壊の中から生まれる……その破壊と創造を司る事によって、この身は初めて歴史を操る人形使いとなるのだと。

 一清はファントムと会っており、ファントムは一清を、1000年の野望に憑かれた『時の虜囚』だと言います。一清は、古の野望は我が意ではないと否定。ファントムは、ならばなぜ今さらながらにガサラキの力を求めようとするのだと。一清は、すべてを拒むため……この国が築き上げてきたあらゆる秩序を破壊すると言います。時の足跡をすべて破壊し、その後に私が新たな時の支配者になるのだと。
 ファントムは『神譲り』と言い、かつて国と神を奪われた民を、今度は自ら国を奪わんとするのかと。一清は、いずれ世界を支配すると。ファントムは、それは『業』だと……人間、あなたこそ人間の『業』そのものだと言います。

 豪和 ユウシロウは、破壊や憎しみは何も生み出さないと、一清を批判。ミハルも、人と人をつなぐ絆……信じる心こそ、すべてを生み出す力の源だと主張。
 しかし一清は、それがお前たちの限界であり、私は『究極の破壊』へ行き着いてみせると言います。

 夜間にどこかにお出かけしようとしている豪和 美鈴。玄関先に止めてある黒塗りの車には豪和 清春が乗っていて、美鈴が出てくるなりライトで照射。美鈴をどこかに連れて行くの?

 豪和 清継米谷 寄与武が街中に骨嵬(クガイ)を持ち出してるー! まさか清春は、美鈴をここに連れて来るんじゃあるまいな?

 ……気に入らないものや危険視しているものを排除できるので、破壊って楽しいよね(嫌味)。


もう一人の嵬

 以前に天から降りてきた謎の異物は、カプセルに厳重に保管されており、これを骨嵬に組み込むようです。そばには豪和 義猛もいます。そこへ一清が来て、レーザーパネルとソレノイドを骨嵬の周囲に取り付け、骨嵬を構成する複合結晶をコアに蒸着させると説明。義猛は、コアとはユウシロウが作り出した骨嵬の完全な結晶の事かと。一清は、その構造に自己のあらゆる情報を内包した巨大複合分子……それを種結晶として再成長させる事で、オリジナルの完全な骨嵬を再生できると言います。

 清継は一清に、ユウシロウがいないと短時間でオリジナルを再生するのは難しいと言います。しかし一清は、心配せずとも嵬(カイ)は来ると言います。

 ……あぁ! やっぱり清春は美鈴を骨嵬に乗せるべく一清のところに連れてってるじゃねーか!


力なくして平和なしのはず

 西田の自害に村井 沙生中尉は、どうして自害したのだと。安宅 燐大尉は、暴走を止めるためだと言います。言葉だけでは止められない、猛流に身を委ねてしまった人たちにはもう、人の言葉は何の力も持たないのだと言います。鏑木 かほる大尉も、だから命を懸けて訴えたのだと。

 西田の遺体が安置されている部屋では、広川 顕郎中佐が、事を収めるのは始めるよりもはるかに難しいと言います。西田はメモを残しており、それを速川 保に渡します。
 そのメモには特務自衛隊を解体するように書かれており……広川中佐は、西田はこの地上から国権の発動たる軍事力を抹消する……それを日本が先んじてやる事を目指していたと言います。そして、これから訪れるであろう長い戦い……真の戦いを貫く意志を示したものでもあると。広川中佐は、我々は何を目指さなければならないのか、心から真剣に問いかけていると言い……
 速川中佐は、このあまりにも重い問いかけに、私たちは力の及ぶ限り答えなければならないと言います。

 ……それはそれで、一清とはまた違う危険な思想だなー。そんな思想が通用しない民族によって、国そのものを物理的に破壊されちゃいますぜ?


え? 私も嵬なの?

 さて、オリジナル骨嵬にコアが突っ込まれました。これがこの骨嵬の殻の中で成長するってわけか。

 実は一清は、自信が嵬である事を望んでいた模様。しかし精密検査の結果、身体機能そのものは常人を超えているものの、嵬の兆候はナシ。

 清春と美鈴が到着。美鈴は何をされるのか説明されていないようで、何が始められようとしているのか訳が分からないようです。清継は、一清が何をしようとしているのかを察し、清春には、なぜ美鈴を連れて来たのだと。一清にも、美鈴を実験に使うなんて人間じゃないと批判。しかし一清は、豪和の生き方そのものが元来人の道を逸脱してるのだと……お前たちもそうだと言います。馬手を挙げる事でその生き方に加担する道を選んだのではないかと。
 作業を進めるように言う一清。清春も仕方なさそうに清継に「行こう」と促し……清継はこっそり清春に、父さん(=豪和 乃三郎)に連絡したかと。清春は、もうすぐここに来ると答えてます。

 さて、訳が分からない美鈴ですが……一清は美鈴を骨嵬の前に突き出し、骨嵬の声が聞こえるかと問います。お前はユウシロウと同じ力を持つ嵬なのだと……ユウシロウと同じ力を思い出せと言います。

 その頃、自販機のコーヒーを飲もうとするユウシロウは、コーヒーの液面の揺れに何かを感じたようで……

 ……結晶が乗っかってるのに、そこに美鈴も乗り込むんですかね? たぶん手足には人工筋肉であるマイル1仕込まれていて、中身は空間的に余裕があるんだろうけど。


3人目の嵬

 躊躇する清継に、米谷は「始めますよ。いいですね?」。さすがマッドサイエンティスト、容赦ないな。

 ユウシロウは嫌な予感がして、現場へ急ぎます。ミハルも感知したようで、ユウシロウとともに現場へ。

 骨嵬は美鈴の意思に関係なく呼応しており、骨嵬の体表を覆っていた小札(こざね:鎧を構成する小さな板)を思わせるパーツが浮遊。

 心の中でユウシロウに助けを求める美鈴。以前に豪和 憂四郎が実験によって死んだ時、美鈴は孤独に苛まれたのですが……墓地に行けば憂四郎の幻が。
 美鈴は骨嵬にユウシロウの幻を重ね見てしまい、骨嵬に寄って行きます。一清は、嵬の記憶は骨嵬の中に生き続けると……8年前に死んだ憂四郎もそこに生きていると言います。骨嵬が美鈴と憂四郎をつなぐのだと。

 美鈴は一清に振り返り、「私は、嵬」。あ、美鈴が嵬として目覚めちゃった。

 骨嵬に仕込まれたコアは光束を放ち、美鈴の身体を貫通。美鈴は何者かに憑かれたかのように、フラフラと揺れてます。そこへユウシロウとミハルが到着し……美鈴が実験体として使われている事に驚愕。ユウシロウは美鈴に呼びかけるのですが、美鈴は「来ないで!」。一清は美鈴に、この男は兄ではないと言い、兄に会いたければもっと嵬の力を搾り出せと呼びかけ……

 ……って事は、このコアは憂四郎なのん? 第23話で空から来たけど、いったいどこから来たのか。


シンギュラリティ

 Bパート。骨嵬の上空に特異点が発生。って事はここは閾(しきみ)か。それもそうか。
 そこへ乃三郎が到着。一清には「お前の好きなようにはさせん!」と言いつつ美鈴に近づき、帰って来るように呼びかけます。その呼びかけに、美鈴は正気を取り戻しかけるのですが……一清は乃三郎を射殺。
 ただでさえ美鈴が実験体にされて清継は心を傷めているのに、乃三郎が殺されたわけで……

 一清は銃を捨て、誰にも邪魔はさせないと言い……ミハルは「どうして……あなたはいつもこんな事を」と、かつて平安時代の美晴の記憶を持つミハルは、当時の兄だった渡辺 綱と重ね、一清を批判。
 ユウシロウも、欲望のために父さんを殺したと憤慨。しかし一清は、結局はお前たちも今ここで死んだ愚かな人間と同じだと……我が行いは時を越えた意思であり、人間の感情など遠く及ばない意思だと主張。
 ユウシロウは、かつてその心が数知れぬ悲しみを生んだのだと。そこへファントムが来て、その怒りは夢幻の恐怖への扉だと言います。一清も、ユウシロウに、嵬の存在がこの世の恐怖そのものなのだと。

 そう告げられてユウシロウは苦悩。すると……光束はユウシロウとミハルにも照射され、貫通。一清は、嵬の怒りや悲しみがガサラキを呼ぶのだと言います。

 特異点は拡大し、骨嵬の内部にも反応があり……

 ……映画はまだ見た事ないけど、これが『インターステラー』のヒントになるのか(ぇ


ぺかー

 その頃、シンボルは人工衛星から月の観測を続けており、月の裏側のある地点にGS反応を観測。ギュンターは、どんな兆候も見逃さないように言います。

 骨嵬に仕込まれたコアですが……目が開いたー! ってか、あれって一種の胎児のようなものだったのか。観測によると美鈴の心拍数は500を越えた模様。骨嵬の周辺には同心円状の窪みが発生し、骨嵬がまばゆく光り始め、特自隊員や義猛たちは驚いて退避。
 光束に貫かれて、ユウシロうとミハルはその場から動けず、しかも骨嵬は立ち上がると見せかけて急速に収縮してコア(胎児)と一体化。

 すると……美鈴が光の量子と化して消失。同様にユウシロウとミハルも光の粒になり、その光景に一清は「今度こそ……」。あぁ! ファントムも光束に貫かれてるじゃん! ファントムも、かつては嵬だったと言い、この身を捧ぐと言い……消失。一清も「極限へ誘え」と呼びかけ、光の粒子になって消失。

 重力場が歪み、観測を続ける装甲車も激しい揺れに見舞われ……清継は、これは情報の奔流だと驚愕。

 ……これが後のデータストームか!(『水星の魔女』混ぜるなって)


餓沙羅鬼(ガサラキ)

 月の裏側を観測していた人工衛星が、急に月に向かって落下。これにはギュンターもびっくり。

 胎児状のコアも光の粒となって消え、他の何かに姿を変え……え? 何だか無数の人間の姿になってるんですが。その無数の人間が発生した空間には、ユウシロウたち5人の姿もあります。
 4人は嵬だからここに呼ばれたのはともかく、なんで一清までここに居るねん。嵬ではなかった自分に失望していた一清としては、ここに招かれた事に感動。

 美鈴は無数の人型に手足を握られており、その美鈴の身体を依り代にして、何者たちかが「待っていた……私たちは300万年の時を」と語り始めてます。この、ユウシロウたちに語りかけてくる謎の知性体こそが、餓沙羅鬼(ガサラキ)

 ガサラキは、自然、時間、宇宙……この世界は始まった時から存在した私たちのすべてがあなたたちの中に生きていると言います。夢幻への幻想が破れ、自壊への道を歩み始めた時、私たちの夢をあなたたちに託したのだと。

 ユウシロウは、なぜあなたたちは滅びなければならなかったのかと問います。ガサラキは、それは文明が生命の在り方をも変えられるという妄想に取り憑かれた結果の驕りだと。永遠の命を求めて生命の機構の中に形作られてきた膨大なシステムを勝手に書き換えてしまったためだと説明します。
 ユウシロウは、あなたたちは文明の輝きに溺れ、自分たちの本来の姿を見失い、結局は最も大切な命の源に手を出してしまったのかと。

 ……永遠の命を得ても、精神面ではいいかげん疲弊して、死を望むようになる気がする。


嵬の存在理由

 ミハルは、あなたたちの命は帰るところを失い、この冷たい世界の中で行き場を失ってしまったのかと問います。ガサラキは、その時の私たちは、新たな、未だ生命力に満ちあふれた遺伝子を発見したと。ユウシロウは、それで出口を俺たちに求めたのかと言います。俺たちの運命はあなたたちによって書き換えられたものなのかと。
 一清は、そしてそれがガサラキを生んだのかと。

 ガサラキは、後継者……私たちの夢を継ぐ者……最も優れた遺伝的素養を持つ個体を抽出し、その遺伝子に私たちが必要とする最低限の情報と、進化の過程を監視するトレーサーを組み込んだと言います。ユウシロウは、それが嵬なのかと。一清は、まるで一幕の喜劇ではないかと失笑。
 美鈴からも質問。心も彼方からやって来たのかと。ミハルも、あなたたちの夢の産物かと尋ねます。ユウシロウは、すべては無限の力を得るための手段なのかと。ミハルは、そのためにどれほど多くの命が翻弄されただろうかと辟易。一清は、結局お前たちの運命とてその巨大な悪意が作り出した虚構ではないかと言います。

 ……じゃあ、ガサラキにとって骨嵬って何なんだろうな。嵬とガサラキをつなぐコネクターのようなもの?


それぞれの願い

 ミハルは、あなたたちガサラキは私たちに自らの望みを引き継げと言うのかと、ある意味でその勝手さに反発。美鈴は、目の前で乃三郎が射殺された悲しみもあって、みんなの所に帰りたいと。ミハルはガサラキの意思を受け続きはなく、どんな大きな力よりもこの一瞬に築く喜びや悲しみのほうが大切だと言います。ユウシロウも、計り知れない力を手にする事ができるとしても、それは俺自身の意思ではないと……俺は自分の限りある命を生きると主張。
 ファントムは、死を拒む者は永遠に時の狭間で生きる亡者だと言います。え? って事はファントムは、いいかげん死にたいって事? ……と思ったら、ファントムは急速に老化して、ガサラキと同様の姿になって一体化。おつかれー。

 ガサラキに捕縛されている美鈴は、みんなの所には帰れないだろうと諦めかけてるのですが……そこへユウシロウとミハルが、心から願えばみんなの所へ帰れると説得。ガサラキは美鈴の願いに応えたようで、拘束を解き……ユウシロウとミハルに抱えられて無事に解放。

 ユウシロウとミハルは、ガサラキに帰るように言います。しかし一清はこの空間に留まる事を切望し、ガサラキとともに現世から去る事を願い……光の粒となって特異点に吸い込まれ、月の裏側へガサラキとともに去って行ってます。

 ……それでいいのか、一清。


夜明けぢゃ!

 夜が明け始め、木の陰で身を潜めていた義猛は、恐る恐る周囲を見渡し……そこにはもう骨嵬はありません。ミハルは朝日に照らされて目を覚まし、横を見ると……美鈴をお姫様抱っこしているユウシロウの姿。
 この3人が無事ならいいよもうw ファントムが消えたのは何だかもったいない気がするけど。

 ユウシロウとミハルが急にどこかへ向かったもんだから、実験中隊のみんなは2人を探しに来たようで……こちらもユウシロウたちが無事なのを見て安心したようで。

 たぶん誰かがあの同心円状の窪みを見て、「またかよ」って呆れたのかもしれないw

 上空にはヘリが飛んでおり、ミハルが元気にしているのか気になってたのか、メスが現場を見てます。ミハルは無事だよー。ミハルも空を見上げ、きっとあのヘリにはメスが乗っているのだろうと思ったのかもしれない。

 その他の人々ですが……豪和 雪乃は庭の池の鯉にエサやり。検事の脇坂 辰巳は机に突っ伏して寝ており、鬼哭石(きなし)の里では空知 検校が、破壊された倉の中で、カプセルに閉じ込められている遺体たちを供養してます。

 まだ気を失っている美鈴ですが、目から涙が。無事に帰って来れたからもう大丈夫だよー。

 ……豪和家はまだ研究を続ける形で存続はするんだろうな。んで、誰が当主になるんでしょ。当主にふさわしい人材がいない気がするんだがw

◆今日の:満月の明るさを100とした時の、月齢が1つでも違った時の明るさの落差はすごい。

2023年07月03日(月)20:18

無敵の宇宙要塞

 AT-X、機動戦士ガンダム 水星の魔女、第22話。

 クワイエット・ゼロの周辺には、ガンドノードがいっぱい。それでも宇宙議会連合は艦隊を出撃させ、一斉射撃。
 クワイエット・ゼロでは、ガンダム・エアリアルの指示でガンドノードが反応して赤く光り、バリアで艦砲を遮断。艦隊は巨大なローレンツ力を検出したそうです。どんだけ強力な電磁気力で防御したんだよ戦域外への悪影響も半端じゃねーだろこんなの。
 艦隊はミサイルを一斉発射。止まっている相手に向けてなので、あちこち変則的な軌道を描かずに真っ直ぐ向かうので、某サーカスは期待できませんw この攻撃に対しても、クワイエット・ゼロはミサイルをオーバーライドして艦隊へ向けてます。想定されていた反撃に、艦隊は対ミサイル防御として弾幕を張り、何発か防御(=結局何発か被弾して沈没)。第2艦隊のアルメイダからの通信が途絶え、第3艦隊の3分の1は航行不能。艦長は撤退を命令。

 ゴドイは、パーメット反応炉の再活性化まで時間がかかると言います。プロスペラ・マーキュリーエリクト・サマヤに礼を言います。

  ……この1分以内の戦闘で何兆円が吹っ飛んだんですかね?

社長なのに引き籠り

 一方、グエル・ジェタークミオリネ・レンブランを訪れ、呼びかけるのですが……チャイムは一度だけ鳴らすも反応がなく、「また来る」と言って去って行きます。

 ミオリネ、ストレスが限界を超えて引き籠っちゃってるー!

 ……そりゃあ、まだ高校生だもの。あれだけの事があったらこうもなるわな。

さすがメカニック、メカに興味がある?

 デミバーディングをまた貸して欲しいと、セセリア・ドートに手を合わせて頼むチュアチュリー・パンランチ。セセリアは「いいよ」と、あっさり承諾w ただ、壊した場合の弁償額を提示し、マルタン・アップモントは「こんなの払えないよ!」w チュチュはマルタンに、スレッタ・マーキュリーのためなんだから覚悟を決めろと檄を飛ばすw
 さらにセセリアは、ロウジ・チャンテも連れて行くように言います。ロウジはクワイエット・ゼロに興味があるそうです。

 ……おぉ、ハロが代弁するのかと思ったらロウジ本人がしゃべった(バカにしてんのかw)。

いつの間にか打ち解けている

 アリヤ・マフヴァーシュはティコたちのお世話リストを2人の生徒に見せてます。これが1日分かと驚いてます。その内容は、モビルクラフトのマニュアルより多いようですが、アリヤは「そうかな?」。

 地球寮にはなぜかフェルシー・ロロが来ており、一人くらい増えたっていいじゃないかと……じっとしていられないのだそうです。言い寄られるオジェロ・ギャベルは、ジェターク寮と一緒に行けばいいじゃないかと言うのですが……フェルシー曰く、グエルが「今は来ちゃダメだ」と言っていたそうです。

 そんな光景にティル・ネイスは、賑やかになったと。ヌーノ・カルガンは、本当にスレッタはキャリバーンに乗るのかと不安になってます。リリッケ・カドカ・リパティは、いくら家族のためとはいえ納得できないようです。ニカ・ナナウラは、一人で背負わせちゃいけないと言います。

 ……ティコたちのメンテナンスはモビルクラフトより手間がかかるのかw(それだけモビルクラフトの整備は簡易にできるって事なのかな?)

自分でやりたい

 んで、キャリバーンに乗るスレッタ本人ですが……エラン・ケレスと二人で話し合ってます。エランは、強化人士ガンダムを扱うための消費パーツだと説明。なので、あいつ(=4号)はまだマシだったと言います。また、スレッタには、怖くないのかと……全部放り出して逃げればいいだろうとも言います。それはノレア・デュノクもそうだったと。ノレア本人が怖いって言ってたもんな。

 スレッタもキャリバーンに乗るのは怖いそうです。今までは「やりたい事」というのはは最初はお母さんに勧められるまま何となく思っていただけだったと。でも今は誰かに言われたからではなく自分でやりたいと思っていて、エリクトとお母さんを止めたいと言います。

 エランはノレアの手帳を出し、あの風景のページを開き、羨ましいと……が、「何でもない。行こうか」。スレッタは、もう1つやりたい事があると言いつつ、ポケットからミオリネとお揃いのアクセサリを出します。

 ……今のミオリネを救えるのは、スレッタしかいなさそうだもんな。やはり嫁を助けるのは花婿なのかな。ノレアには中の人つながりで相澤梓にでも転生して普通の人生を歩んでもらいたい(また死んで転生するじゃねーか)。

こんな時に総裁がいない

 宇宙議会連合の艦隊による第2波攻撃は失敗したようだと言うケナンジ・アベリー。理由は分からないものの、クワイエット・ゼロも活動を停止中。確かパーメット反応炉の再活性化がどーのこーのって言ってたアレね。
 ラジャン・ザヒは「時間稼ぎの手は打ったが……」と。ミオリネはまだ引き籠ったままであり、ベネリットグループの対応は半ば膠着状態になってます。

 ここで、議会連合の査察官から面会の申し出があったようです。さらにアスティカシア学園の学生からも申し出があり、ミオリネに会いたいとの事。

 ……査察官って事は、グストン・パーチェか。あと、パーメット反応炉の再活性化に要する時間は把握しておくべき。

ミオリネに会わせる条件

 地球寮の学園艦がベネリットグループのフロントに到着。ロウジは、ブリオン社から(デミバーディングの)オプションユニットの手配をするように頼んでおくと言います。ニカが身を寄せて礼を言うのですが、ロウジは人見知りが激しいのかハロで防御w ハロが代わりに「ドウイタシマシテ」w

 グストンはスレッタに、もう少ししたらキャリバーンのテストの準備が整うと言います。

 そこへグエルが来て、フェルシーはスレッタの陰に隠れるw 来るなって言われたのに来ちゃったもんなw グエルはスレッタをある場所に案内します。

 グエルは、ミオリネは俺の婚約者であり、今さら会えると思っているのかと告げるのですが……スレッタは、ちゃんとミオリネと話をしたいと、引くつもりはなし。グエルは、だったら俺と決闘をするかと……スレッタが負けたらミオリネの事は諦めろと言います。決闘とは言ってもモビルスーツで戦うのではなく、フェンシング。おぉ、まるでア・バオア・クーのシャアvsアムロじゃないか! 先に一本取った方が勝ちで、お決まりの宣言は従来の決闘と同じ。「フィックス・リリース!」の掛け声と共に決闘は始まり……押され気味だったスレッタが冷静に突きをかわして逆転してます。本当はすごく強いグエルといい勝負をして、勝利したスレッタ。スレッタはエアルアルじゃなくてもすごく強いのでは? ってか、一本決めた直後のスレッタのポーズがラストシューティングになってる。
 グエルはアプリケーションを操作して、スレッタの服を白く変化させ、ホルダーの地位をスレッタに変更。ある場所に付いて来るように言います。頭を下げて礼を言うスレッタ。グエルは「バカだな……俺は」。

 ……グエルの正々堂々と真正面から勝負をする気質、ブレてないなー。グエル、かっこ良すぎだろw わざと負けてスレッタに自信を持たせる(=ミオリネを説得する力を増させる)という事も考えられるけど。

さすがの花婿

 ある部屋の前に来たスレッタは、ノックした後に「ミオリネさん、スレッタです」。ピクリともしなかったミオリネが反応。クワイエット・ゼロに向かうとスレッタは言い……ミオリネは驚愕。これ以上誰も犠牲にしたくないって言ってたのに、スレッタまで失ったら……もう完全に壊れちゃうよね。
 スレッタは、エリクトに会って、お母さんとももう一度話して、クワイエット・ゼロを止めてもらうと言います。ただ、今までお母さんやエリクトに支えてもらってばっかりだったので、一人で選んで動くのはすごく怖いとも。

 ミオリネは「できない……」と言い、都合のいい言葉なんてあげられないと言います。スレッタ、部屋の前で正座してたのかw ミオリネは、自分で選んで決めて、そのせいでたくさんの人が傷ついて死んでしまい、スレッタを母親から引き離した事も全部間違っていたと。

 スレッタも思うところがあるわけで、私も間違ったと……人を殺したと言います(第12話ラスト)。已む無しとはいえソフィ・プロネデータストームで死に至り、みんなを守るために正しい事をしたのだと自分に言い聞かせていたと。
 でも、学園が大変な事になった時、みんなで必死に復旧作業をしていて……正しくても間違っていても、自分がやった事は取り戻せないと思ったと言います。何も手に入らなくても前に行くしかないと。

 しかしミオリネは、私はもう間違えたくないと呻くように言います。スレッタは、私がここまで来られたのはミオリネと出会えたからだと……これは間違いではないと。

 しばらく無言のミオリネは、いつか私と一緒に地球に行って欲しいと言います。私は自分でやった事に一人で向き合えるほど強くなく、でも見ないふりをする訳には行かないと。
 扉を開けていいかと言うスレッタ。しかしミオリネは、自分で行くと……自分で開けると言い、久々にスレッタと面会。ミオリネ、髪がボサボサやん。スレッタを見て安堵したのか、泣き出しちゃうし。まるで子どもみたいになっちゃってる。
 スレッタが差し伸ばした手に、ミオリネは手を重ね……

 ……グエルの決闘という障壁を突破し、部屋の扉を内側から突破させ、スレッタが主人公してる。今度のスレッタの右手は血染めじゃないから大丈夫。

次の目標

 クワイエット・ゼロのパーメット反応炉のD指数が90まで復旧し(単位は%?)、再稼動が可能に。プロスペラはプラント・クェタを目標として指示。

 ……当初はプロスペラがラスボスになると言われていましたが、本当にそうなる展開になってきましたねー。最終回である第24話まで、どんな展開になるのか。

私、逃げないから!

 Bパート。ミオリネが違う服に着替えて復活! スレッタと一緒に地球寮のみんなのところへ。ミオリネはみんなに謝り、チュチュは面と向かわずに、お前のために来たわけじゃないと言います。また、デリング・レンブランが意識を回復したらしく、会いに行けと。

 デリングが目を覚ましてるー! ただ、声を出すのは難しいらしく、それでもミオリネは「私、逃げないから!」と告げます。株式会社ガンダムを立ち上げたときにデリングから「逃げるなよ」って言われてたもんな。ミオリネは、会社からもガンダムの呪いからも逃げないと……だからアンタも諦めて死んで逃げるなと言い、強気にクソオヤジ呼ばわり。
 デリングはちょっとだけ笑ってます。

 ……チュチュ、ちゃんとミオリネと面を合わせろよーw

あるべきものがない

 さて、次の目標をプラント・クェタに定めたプロスペラですが……プラント・クェタの至近距離にクワイエット・ゼロががが! もう絶望しかないじゃん。ガンドノードがそこらじゅうを飛んでおり、プラント・クェタへ侵入。以前にベルメリア・ウィンストンが言っていたように、ここにも何かがあるようですが……先手を打たれたのか、そこに何かがあったはずなのに、それが撤去されてます。
 プロスペラは、ならばこちらからデリングのところに向かうと言います。

 ……どんなユニットが接続されていたのか気になりますねー。

乗り込めー

 ベネリットグループのフロントでは、ベルメリアがクワイエット・ゼロについて解析中。データストームの展開率は60%で、プロスペラはユニットを回収するためにプラント・クェタに向かうはずだと言います。もしクワイエット・ゼロが完全な状態になった場合、地球を覆うほどのデータストームが展開される事になります。
 ケナンジは、本社フロント宙域に防衛艦隊を配備済みだと報告。ただ、データストームが展開されれば、その中で動けるのはガンダムだけだとミオリネは理解してます。「冗談言うなよ!」と呆れるエランは、スコア8なんて浴びたら即死だと。死んだら作戦も何もあったもんじゃないからな。
 ベルメリアは、ガンダム・ファラクトはそもそも高負荷のスコアに耐えられる設計ではないと説明。グエルは、シュバルゼッテの仕様を書き換えれば使えるんじゃないかと提案。しかしベルメリアは、今からじゃとても間に合わないと言います。
 ここでロウジから通信が入り、デミバーディングのオプションユニットにスイッチ可能なコクピットスペースがあると言います。オプションユニットにそんなスペースって……まるでオプションで複座式に換装可能って感じだな。パーメットリンクを介さない操縦システムを乗せれば、オーバーライドされずに稼動が可能。
 しかしケナンジは、目隠しで運転するようなものだと懸念。ミオリネは、今はそれしか打てる手がないと言い、NTPSについて尋ねてます。用意はしたと言うケナンジですが、本気かと。ミオリネは、クワイエット・ゼロに直接乗り込むと言います。ベルメリアは、停止コードにいくつか心当たりがあると。グストンは、議会連合の介入も可能な限りこちらで食い止めると言います。

 ミオリネはスレッタに、エアリアルとガンドノードを引き付けるように言います。グエルは、本当にガンダムに乗るのかと心配するのですが……スレッタは、自分で決めたと笑顔で答えてます。覚悟の笑顔だな。ミオリネの目も強く……グエルは自分の頬をペチッと叩いてます。

 改めてケナンジは、無理だと判断したら即座にユニットを引き渡すと言います。あなたたちは学生なのだと……責任は大人に取らせろと言います。ミオリネはケナンジに礼を言います。

 ……みんなカッコ良すぎだろニヤけが止まらないだろwww 何だかまるで『スターウォーズ エピソード4』の、デススター襲撃前のブリーフィングって感じでいいな。んで、NTPSって何? 寝取られ?(ちげーよ) 検索したら核熱推進システムって出てきました。ニュークリア・サーマル・プロペラント・システムとかの略?

エンダードラゴンが襲って来るぞー

 ん? このマインクラフト感あふれる風景は何? あぁ、ベネリットグループのフロント内かw 全従業員に退避勧告が伝えられ、一斉に避難開始。

 ミオリネはシャディク・ゼネリと面会中。見違えたと言うシャディクは、スレッタのおかげかと察してます。ミオリネはシャディクに、二人とも罪を犯したと……でも終わりではなく、償うのだと言います。君にできるのかと問うシャディク。ミオリネは、できなくても進み続ける事にしたと……だから一つ取引しないかと言います。悪いようにはしないと言うミオリネは、私を信じろと。その自信にシャディクは笑い出してます。

 ……ミオリネはシャディクに何をふっかけるんでしょ。ある可能性を考え付いたけど、もう少し様子をみるかw シャディクが大笑いしたのは、スレッタの影響力に驚いたのかもなって思ったり。そうでなくとも、シャディクはミオリネとおしゃべりできて嬉しそうだし、そんなシャディクの慕情をミオリネは悪用……しようと考えてたりしてないよね?w

デミシリーズの最高峰

 デミバーディングに例のユニットが装着されます。調整はニカとロウジがやってます。ロウジ、ニカが苦手なのか、あるいはその間逆なのかw
 コクピットに入ろうとするチュチュ。チュチュとニカ、以前のように仲良くなってるね。

 ある巨大な球体を目の前にヌーノは、こんな博物館レベル、よく残ってたなと。オジェロとしてはこうしたジャンクがイジり慣れていて助かるそうです。何だか楽しそうにレンチでカチカチと締め付け作業w

 マルタンはパイロットスーツを着てます。ニカやチュチュだけを危険な目に遭わせたくないそうですが……乗り物酔いしてる? リリッケは酔い止めの薬を出してます。学園に通ってて乗り物酔いってw

 ……科学技術が進んだ時代でも乗り物酔いはあるんだな。ってか、いつも思うけど、チュチュはあのボリュームのある髪をどうやってコンパクトにしているのかwww

生命の設計図はデジタル

 スレッタはトマトを持って来てます。「NR400アネシドラ」と言うスレッタ。「大地より贈り物を贈る女性」という意味があるそうで、調べてくれたのはロウジだと言います。遺伝子コード(C、A、T、Gで構成されるDNAの分子配列)に、言葉が組み込まれているようで、内容は「I will always be attached to you,Miorine.(いつでもそばにいるわ、ミオリネ)」。スレッタは、きっとミオリネのお母さん(=ノートレット・レンブラン)が組み込んだものだろうと。
 ミオリネはスレッタが手にしているトマトを食べはじめ……スレッタの目線に気付いて「また作るわよ」w

 ……遺伝子のアミノ酸が3つで1組になってるのを分かっててメッセージを組み込んでるのいいな。NR400って聞いた瞬間、ホンダが楕円ピストンで普通二輪を作ったのかと思った(ねーよ)。

キャリバーン始動

 さて、肝心のキャリバーンですが、こちらも調整を進めます。ベルメリアのカウントダウンで、パーメットリンクの接続。オーバーライドを回避するにはスコア5のクリアが必要だと説明するベルメリア。キャリバーンにはデータストームのフィードバックを軽減するフィルターが搭載されていない……その代わり、同量のパーメットで高いスコアを発揮・維持できるそうです。
 エリクトとほぼ同じ身体のスレッタには、強い耐性があると。ただ、エリクトと同じようにデータストームと共存はできず、絶対に無理はしないように言います。

 離れたところでこの会話を聞いているエラン、深刻に聞いてるね。

 スレッタはベルメリアに、わがままを聞いてくれた事に礼を言い、テストを始めるように言います。ミオリネはコールを開始するように言い……スレッタはスコアを操作しつつコール開始。スコアを3にした時点で、すでにスレッタの負荷は大きくなっており、それでもスレッタは継続を希望。スコアは4に達し、スレッタには何かが見え始めた感じに。

 スコアは5に達し、クリア。ホッとしたのか、ミオリネは泣きそうになってます。スレッタは呼吸も粗い中、「今行くからね、エリクト!」。

 ……これって姉妹ゲンカになるんだろうか?

ガンダムです通してください

 クワイエット・ゼロはベネリットグループのフロントに接近。艦隊はパーメット反応炉の再活性化を確認。クワイエット・ゼロの周囲にデータストーム空間が展開され、ベネリットグループのフロントからもよく見えます。

 カルは「始まったわね」。ゴルネリも「ミオリネ・レンブランの初仕事」と続けてます。カルは「見せてもらおうかしら  キャリバーンの性能とやらを 

 グエルはダリルバルデで出撃するのかと思いきや、ディランザで出撃。

 キャリバーンは、データストーム空間境界面を突破。このシーンがまた『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』のワンシーンのオマージュになってるんだこれが!w その機体にプロスペラは、キャリバーンなのかと驚嘆。
 迎撃に出たガンドノードは、GUNDビット(ガンビット)で攻撃。スレッタはこれらの攻撃を、ビームライフルに内蔵されたスラスターも使って回避し、「通してください!」と言いつつ反撃。その攻撃力は一撃で複数のガンドノードを撃墜するほど。エリクトから直接声を聞いたプロスペラは、やはりスレッタなのかと。ヴァナディース機関で作った機体に、しかもスレッタが乗って来るわけで、プロスペラとしてはどちらも歓迎できない感じ。

 ……何か今回のガンダム、色々とオマージュ要素が多めに盛り込まれてますねー。ってか、スレッタはエアリアルじゃなくてもめっさ強くないか? 『水星の魔女』だけに、スラスター付きのビームライフルが魔女の箒を模してていいな。

ミオリネをとっちめにやって来た

 他のみんなもクワイエット・ゼロに接近するのですが、そこへ別の機体が接近し、グエルは驚愕。その機体はシュバルゼッテで、いったい誰が乗っているのかと思ったら……「まだあの女に捕らわれているのか、兄さん」。ラウダ・ニールかー!

 スレッタはガンドノードに懐に飛び込まれ、接近戦を許してしまい、ビームサーベルで鍔迫り合い。が、これもスレッタはビームライフルで撃破。やがてエアリアルが出てきて、エリクトは「どうして来たの? スレッタ」。スレッタは「止めに来たんだよ、二人を!」。

 ……取り込み中悪いんだが……ラウダがいらん事しーに来たようなので、こっちも止めないとややこしい事になりそうです。

 次回のサブタイトルは『譲れない優しさ』。エンドカードは、一同が揃って何かに向かう絵になっててカッコいいな。ニカの右腕は治ってる仕様になってます。ケナンジとベルメリアもいて、でもグストンがいないw

 ……やっぱり二人を止めるのに「やめなさい!」って言って叩き潰すんだろうか(何をだよ)。

◆今日のキャリバーン:よし、買うぞー! ……年末くらいには買えるかな?
 
2023年07月02日(日)19:39

思い付きで関節を作って行く

 旧キット 144分の1 ボール、本体に仕込む関節を作ります。脚のつけ根を作る事になるのですが、これは股関節……とは言わないなw

 行き当たりばったりで作るのもまた楽しいもので、まずは思い付きで材料を揃えます。肉厚タイプのプラパイプ(外径7.0mm、内径3.2mm)を、長さ7mmほどに切ったものを4つ用意。肉薄タイプのプラパイプ(外径8.0mm、内径7.2mm)を、長さ10mmほどに切ったものを2つ用意。
 ポリキャップは、WAVE製の3.0mm(Cタイプ)を2つ、ホビーベース製の球体ジョイントで一番大きいもの(外径12mm)を2つ用意。球体ジョイントの軸径は2.9mmなので、ポリキャップに対して緩いですが、これは瞬間接着剤で軸を太らせて対応するつもり。

 
これらを使って関節を作ろうかなと

 これらのパーツを使って、肉厚プラパイプに丸ヤスリで溝を掘り、ポリキャップをはめ込みます。さらに肉厚プラパイプで蓋をするように接着して……

 
こんな風に加工する

 はみ出ているポリキャップの軸を切り、肉薄タイプのプラパイプで覆うようにして接着。本体から切り離した腕のつけ根の内、マイナスモールドのある方に内径3.0mmの穴を貫通させます。

 
これを内部に接着するのです

 とりあえずはここまで作って、ちょっと様子を見ます。また何か思いついて別の加工をするかもしれないので。

 ひじ(?)から先のブロックに長さと太さが足りないので、ここも改造します。肉厚タイプのプラパイプ(外径5.0mm、内径3.2mm)を、長さ45mmにカットして2本用意。3mmプラ棒を長さ50mmにカットして2本用意。プラ棒をプラパイプに差し込んで接着します。これを貧弱な腕の一部と入れ替えるのです。
 このはみ出た3mm軸は長さ5mmあり、これをポリキャップの穴に差し込むようにするのです。どのポリキャップにはめるのかというと……写真のクリップに挟んでいるパーツがそうです。本来ならここに下腕をはめるようになっているのですが、その下腕を改造するわけで、ここにはWAVE製の3mm用ポリキャップ(タイプA)をはめこんで接着。そのポリキャップに、腕延長パーツがはまるようにするわけです。

 
まずは、こんなところ。

 胴体側の、側面に3つ穴がある部分ですが、前回は外径5.0mmのプラパイプを使ったところまででした。これにさらに肉厚タイプのプラパイプ(外径6.5mm、内径4.7mm)を6本用意し、かぶせるようにして接着。これだと内径が小さくてはまらないので、内側を丸い棒ヤスリで削って差し込みます。内径に余裕のあるプラパイプを使うのではなく、キチキチのものを使って隙間なく作りたかったので、面倒な事をしてますw
 材料をそろえたものを3つセットで接着。写真の通り、余裕で本体に隠れてしまう部分については、プラパイプは長さ10mm程度にカットして接着。一番下に位置する部分のプラパイプは、前回作ったパーツに合わせて長さ20mmにしてます。

 
これを胴体側面に固定する

 このブロックの胴体に隠れる部分を、ランナーパテでモリモリに補強。なので、数日間はこのブロックについては派手な加工ができません。

 今悩んでいるのは、設置する足の部分をどうするか。キットのままではあまりにも設置面積が小さく、自作パーツで大きくしようかなって。ジムの足を付けても面白いとは思うんですけどねw

晴れたこの隙にツーリング

◆今日の一年戦争:これこそリアリティーのある描写だったかもしれない。

2023年07月01日(土)20:22

脚を進めつつ胴体にも手を出す

 ウェーブ社、1/100バッシュ・ザ・ブラックナイト、この辺りから、片っ端からパーツを塗装しては組み立てて行く流れになります。

 下腿部の裏側には塗り分ける部分があり、先に塗装するのはフィニッシャーズのライトガンメタルなのか、メインの自作のバッシュ用ブラックか……マスキングの難易度はマスキングの幅などを考えると、先にライトガンメタルかなって。

 
先にライトガンメタルを塗装する

 すねのブロックとかも進めていきます。塗装し終わったパーツは、とっとと組み立てて行きます。以前に赤く塗装したパーツも接着します。

 
ひざ関節、ひざ頭(?)。

 乾燥台やクリップに余裕がある限りは、胴体にも手を出します。特に、小さくて失くしやすそうなパーツを、さっさと接着してしまいたいのです。

 
胸部ブロック(前部、中央部&後部)、首、腹部

 腕や肩装甲も手を出したいなー。乾燥台&クリップの空き次第で進行度合いが決まるので、PGガンダムのようにさっさと塗装しまくらねば。次に作りたいガンプラもあるし。

◆今日のプラモデル:塗装が前提なので悩んだことがない。

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