2023年08月05日(土)20:15

マスキングによる塗り分けはこれで最後……か?

 ウェーブ社、1/100バッシュ・ザ・ブラックナイト、装甲パーツの塗り分けの続きと組み立てです。

 前回と同様に、腰部側面装甲パーツの裏面をフィニッシャーズのライトガンメタルで塗装し、一部をマスキングして自作のバッシュ用ブラックで塗装。ポリエチレン製(ポリキャップと同じ素材)のフレーム(?)に瓦のようにはめ込んでいきます。

 
腰部・側面装甲

 同様に、腰部前面装甲パーツの塗装をするのですが、前面装甲は最上部にV字型パーツというか、キツネのお面っぽいパーツが追加されます。また、シルバーで塗装後にクリアレッドで塗装するパーツがあり、これもくっつけて……

 
キツネのお面っぽい謎の装甲

 って事で腰部前面装甲もポリエチレン製のフレームにはめ込んでいきます。

 
腰部・前面装甲

 実剣の柄、作れてないですねー。腕も作りたいし、実剣は後回しにされまくるかも。

◆今日の外部装甲ネオキチン装甲に一切触れられていないだと!?

2023年08月04日(金)20:20

吸血鬼

 AT-X、アンデッドガール・マーダーファルス、第2話。

 1898年(明治31年)……前回から年が1つ進んでます。フランス東部のジーヴルにあるヴァーグ・ド・フォリ城のそばではジャン・ドゥーシュ・ゴダールが鹿狩りをしていて、ライフルで撃つも外してます。夜に狩りってw しかもジャンはその異常な身体能力で鹿を追い、素手で捕らえてます。最初からそうしなよw
 狩りが終わり、狩りを待っている息子のラウールに帰るぞと言い……ラウールはキノコを見ていたようです。銃で仕留めなかったのかと問うラウール。ジャンは「撃っても当たらんのだからシカたなかろう」と言います。おもろー(そのつもりで言ったのではない)。
 ラウールは、だったら最初から持って来なきゃ良かったのにと言うのですが……ジャンは、市長がわざわざ送って来たのだから一度くらいは試しておきたかったそうです。それに、こういう道具を使うのは人類に歩み寄っているという良いアピールになると。しかしラウールは、きっと向こうには伝わってないと言います。この前もハンターが一人襲って来たと言い、ドラキュラ伯爵が討たれてから風当たりが強いのだと。ジャンは、だからこそイメージが大事だと言います。これからは誰もが人類とうまくやる必要があると……それは望む望まぬに関わらず。

 城に帰り、ジャンは銃をしまいに行こうとします。ラウールは、倉庫に銀を置くのをやめてほしいと……例のハンターから取り上げた武器の事を言います。危ないのにどうして家の中に置いておくのかとラウールは尋ね、それもイメージ戦略なのかと。ジャンは、他のハンターの手に渡るよりは自分で管理していた方がよほど安全だと説明。シャルロッテがいたずらしないように鍵もかけているそうですが……足元に何か当たったかと思ったら南京錠。つまり、倉庫が何者かによって荒らされた可能性が!
 倉庫を覗くと銀製の杭が落ちており、付着している血が騒いでます。その血は同族の血である事を察したジャンは、ラウールにそばから離れないよう警告。クロードハンナを呼び、クロードが無事なのを確認。執事のアルフレッドも来て……ジャンは、城に侵入者があったようだと言い、何か気付かなかったかと。アルフレッドはずっと執務室にいたので分からないそうです。続いてシャルロッテはどこにいるのかと尋ね……クロードは、ジゼルと洗濯室にいると言います。

 さっきからずっとうるさいと言うクロード。シャルロッテはメイドのジゼルと一緒にいて、シャルロッテはずっと歌っている模様。ジャンは何かに気付いたようで、急いでハンナの部屋へ。城内にはシャルロッテの歌が聞こえてます。ジャンは扉を開ける前に、ラウールたちにここにいるように言い……ハンナの表情は穏やかであるものの、心臓が何かによって貫かれてます。それがさっきの銀の杭か。

 ……身体能力は凄いのに、なんで吸血鬼って弱点だらけなんだろうなw

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

 この事件はすぐに新聞に載り、犯人はヴァンパイアハンターかと言われてます。ジャンの発言から察せられるように、ゴダール家は人類親和派で、そこで初の殺人が発生。

 記者たちは城の前に集まっており、これは吸血鬼に対する警告なのではないかと憶測が飛び交ってます。怪物(=吸血鬼)に人権が与えられるのをよく思わないヴァンパイアハンターがいるのだろうと。そのハンターはドイツのエージェントという噂もあるようです。どこの誰かやったにせよ、無罪にしてやりたいと。

 記者団の中にアニー・ケルベルも駆けつけて加わり、最前列へ(集団の外周から回り込めばいいじゃんw)。アニーは、ゴダール卿は人間の血を吸わないという宣誓書にサインをしたからこそ人権を得たと主張。しかし記者団は、吸血鬼など信用できるかと言います。

 城からジャンが出てきます。これから判事に会いに行くそうですが、記者たちは行く手を阻むようにインタビューの応酬。アニーも、警察は捜査を継続中だと言うのですが……ジャンは打ち切られたも同然だと。人の血は20年以上飲んでいないし、日曜の夜には家族で教会にだって通っているのだと……これが私たちに対する正当な仕打ちかと、逆に記者団に詰め寄ってます。アニーは、それは親和派の吸血鬼に対する社会的差別ではないかと。肯定するジャンは「ゴダール卿は警察の対応に憤慨している」と記事に書いておいてくれとアニーに告げます。
 どうやって真相を究明するのかとアニーが問うと……ジャンは、探偵に依頼すると言います。東洋の二人組で『怪物専門の探偵』と呼ばれているのだとか。アニーもその二人組を知っているようで、輪堂 鴉夜真打 津軽。ジャンは「あぁ、そんな名前だったかな」と言い残し、馬車で判事の所へ向かいます。

 アニーは「来るんだ……鳥かご使いが」。

 ……あの……某メイドの事も覚えてほしいのですがw

そこはカヤバのサスペンションを組み込んでほしいところ

 その頃、津軽たちも馬車で移動中。路面が悪いのか、激しく揺れてますw 津軽は御者に、ちょっと揺れすぎじゃないかとw 御者は田舎道だからだと言うのですが……津軽は、だからと言って尻は痛いわ胸は焼けるわ、師匠の方がもう喉まで出かけているとおっしゃっていると。がないのに出るもんねーだろw
 津軽は、師匠の口から出るのは愚痴と叱責だけで充分間に合っていると言います。もうすぐ着くと言う御者は、急げと言ったのは旦那のほうだと。津軽は、ではなるべくゆっくり急いでほしいと御者に言うのですが、御者は「無茶言わないでくださいよ!」w
 鴉夜は津軽に、もういいと言います。津軽は「ご回復で?」w 鴉夜は、ご回復ではないがもうすぐ着くと言うのなら我慢すると。それによくよく考えれば私は吐きたくても吐きようがないと。

 ……胃がなくても三半規管はあるから乗り物には酔うのかなw

いずれも怪物が悪者扱いされている事件

 鴉夜&津軽の活躍についてジャンは、ノルウェーでは人魚にかけられた殺人容疑を晴らしたと。ベルギーでは人造人間事件を解明し……とにかく有能な探偵らしいと言います。ラウールは、どう有能なのかと尋ね……それはジャンにも分からず、判事にも見放されたそうです。あらま、せっかく記者団を突破して馬車で出かけたのにな。
 信用できるのかと言うクロード。ジャンは、警察よりはマシだと言います。

 ……この時代の人造人間っつったら、フランケンシュタインの怪物か。

払ってやれよ……

 鴉夜たちは夜のヴァーグ・ド・フォリ城に到着。城を見上げる津軽は「風流だなー」w 御者は津軽に乗り賃を要求。片道で3フランだそうです。高額ですが、それは長距離ゆえの事。しかし津軽は、あんなに揺られては割りに合わないと……ただ、乗り逃げはしないと言います。馬車を返品しようと思っただけだと言うのですが……馬車のミニチュアかぃw どこかでそういうお土産でも売ってるのか? そんな交渉に御者が応じるはずがなく(商売にならないもんな)、こうしてすでに運び終わってもいるわけで。
 津軽は、では私たちを最初の場所に運び戻してほしいと言います。そうすれば返品になると主張。んなわけあるかぃwww

 津軽の悪ふざけに馳井 静句はずっと無言。鴉夜は「いいかげんにしろ、津軽」。そして御者には、これだと往復の代金を損する事になると言います。御者はどこから声がするのか分からず「???」w 津軽には、これ以上御者を困らせるなと……このところ御者は不幸続きのようだと言います。酒場通いを奥さんに叱られて一週間ほど禁酒中だと(噴飯)。驚く御者は「なんでナタリーの事を!?」www
 不気味がる事はないと鴉夜は言い、服を見れば分かると。そして、早く代金を要求しないと津軽はまた何か言い出すと言います。3フランを要求する御者ですが、津軽は1フランまけてもらえないかと。いいかげんにしないかw
 津軽は、実は手持ちがないのだと……代金はゴダール卿からもらうように言います。

 鴉夜は……鳥かごの中でため息w

 ……明治時代の1フランって現在の貨幣価値でいくらなんだ? 色々見てるとおよそ1フラン=7000円〜9000円のようで、って事は運賃の3フランは2万1000円〜2万7000ってところか。

もはや漫才トリオ

 Bパート。御者はジャンに2フラン払ってほしいと泣きついてますw ジャンはこの男が誰なのか知る由もなく……津軽は、御者のハッつぁんだと言います(何だその名前www)。御者は「あっしはマルクです!」www
 津軽はジャンに、帰りもお願いしたいので休ませてやってほしいと……神経が参っているようだと言います。ため息をつくジャンはアルフレッドに、御者を客間で休ませ代金を払うように言います。

 次に津軽が自己紹介。苗字は真打なれど器は前座というチャチな男だと(噴飯)。日本ならともかくここはフランスだ。落語のノリがフランスに通用すると思うなw

 ジャンも自己紹介し、クロードとラウールを紹介。『怪物専門の探偵』と呼ばれる津軽ですが、自分は弟子の身分であり、実際の探偵業は専ら師匠の方だと言います。しかし鴉夜は「弟子にした覚えはない」と、つれない言葉。ただの助手だと鴉夜は言います。ジャンはどこから声がするのか分からず、メイドを見て、そちらが鴉夜かと。静句は何も語らないのですが、鴉夜は「いかにも。輪堂鴉夜です。どうぞよろしく」。君たちwww

 女性だとは思わなかったと言うジャン。津軽は、たしかに見分けはつけにくいと言い、何せ師匠はがないとw 鴉夜は「何か言ったか」と言い、今のはなかなか面白かったと。しかし静句には「あとで津軽をぶん殴っておけ」(窒息)。静句は「はい鴉夜様」と答え、ジャンは「!?!?」www 鴉夜じゃなかったんかぃって感じでびっくりしてるwww しかし静句はすまし顔www

 鴉夜は、こんな身体でも仕事は問題なくこなせると……奥さんを殺した犯人は必ず見つけ出すと言います(静句は口を閉じたまま不動www)。

 ……メイドは15歳以上であれば巨乳が標準装備だと思うんだけどな(僕も殴られました)。

生きてるンです

 荷物をアルフレッドに運ばせると言うジャン。すると鴉夜は静句に運ばせると言います。静句は2つあるトランクのうち一方を床に落とし……津軽は、私のトランクを忘れていると言います。静句は自分で運ぶように言い、津軽は「冷たい……そしてつれない」w 鴉夜は津軽の分も運ぶように言います。

 さっきから鴉夜なのか静句なのか訳が分からないジャン。津軽は「紹介が遅れましたね」と言い……鴉夜も、私たちについて調べていなかったのかと問います。ジャンも一通りは調べたものの、具体的な事が分からなかったと言います。無理もないと言う鴉夜は、私たちに関わった人たちは他人に話しても誰にも信じてもらえないと思ったのだろうと。
 鴉夜は津軽に許可を出し、津軽が鳥かごの布を上げ……鴉夜は自己紹介。しゃべる生首に、ジャンもクロードもラウールも驚愕。ラウールは、どうして生首が生きてるんだと。答えは簡単だと鴉夜は言い……死んでないから生きていると答えてます。鴉夜も落語っぽい言い方を面白がってるだろw 1年ほど前に首から下を無くしたと言う鴉夜。鳥かごを迫られたラウールは右手をポケットに入れ……鴉夜は、それ以来こうして鳥かご暮らしだと答えてます。また、私を見た反応を見るのは毎回とても楽しいと。

 ……ラウールの右ポケットには何か入ってるのか?

『元』も含めれば人間は3人

 では本題。鴉夜はジャンに、死体を発見した経緯を教えてほしいと尋ねます。ジャンは新聞にも載っているはずだと言うのですが、鴉夜はもう一度詳しく思い出してほしいと。

 説明がひと通り終わり……

 ジャンは、死体は見慣れているものの、家族があんな殺され方をされたのは初めてだと言います。気付けば動揺して叫び声を挙げていたそうで。
 この城には何人暮らしているのかと尋ねる鴉夜。妻を除けば4人だと答えるジャン。他には人間が2人いて、メイドのジゼルと執事のアルフレッド。アルフレッドとはもう20年以上の付き合いだそうです。また、殺されたハンナは元は人間だそうです。

 ……って事は、ハンナは血を吸われて吸血鬼になったのかな。また、アルフレッドとハンナが元々どんな仲だったりするのかも気になります。

現場検証(1)

 ハンナの部屋に案内してもらうと、テーブルには道具箱が。津軽はハンナの趣味は日曜大工かと言うのですが……ジャンは、ハンナはアンティーク品を修理するのが好きなのだと説明。金槌や木槌の音が屋敷中に響いていたものだと言います。
 暖炉の上を見上げる鴉夜は、あのイミテーションかと。ジャンは本物の剣だと説明。クロードとラウールの部屋にも飾られているそうです。我々吸血鬼は怪我をしても数秒で治るので、わざわざイミテーションにする必要もないと。あるいすに手をかけようとするジャンですが、思わず手を引いてます。ハンナがいつも使ってたいすなんだろうな。

 死体はそのままかと尋ねる鴉夜。ジャンは、吸血鬼の死体は腐敗が早いのですぐに埋葬したと言います。カメラがあったので替わりに写真に撮ったそうで、津軽はその写真を鴉夜に見せます。
 鴉夜は、傷の直径は10cm弱で、杭で穿たれた事は間違いないと言います。ただ、傷の左の方が右に比べると出血がやや少ない気がすると。津軽は、死体が右に傾いていた可能性を挙げます。表情は穏やかでもがいた様子がなく……鴉夜は、ハンナは寝ていたようだと推測。ジャンも、悲鳴が上がらなかったのはそのせいだろうと言います。

 以上の事から、ハンナはほぼ即死であり、犯人は一撃で杭を心臓まで届かせていたと鴉夜は推測。津軽にはいすを上げさせ……血で染まった絨毯を見た鴉夜は、ここで殺されたと見て間違いなさそうだと(殺してからここに移動させた訳ではなさそう)。いすの背もたれには傷がなく、凶器はハンナの身体を貫通したわけではないようです。

 ジャンは、我々吸血鬼の感覚は鋭敏だと……寝こみを襲ったとしたら気配を消す事のできるハンターの仕業という事になると言います。津軽は聖水はどうかと……殺害後に撒かれたのだろうかと。鴉夜もそう思うようです。

 鴉夜はさらに情報を得るべく、ジャンに、死体の手や足に傷はあったかと尋ね……ジャンはきれいだったと答えてます。鴉夜は、死亡から時間が経てば吸血鬼の細胞は力を失うので、聖水をかけられても火傷を負う事はなく……よって聖水が撒かれたのは死亡直後だと推測。

 ……同じ吸血鬼でも、吸血鬼の血を引く吸血鬼と、後天的に吸血鬼になったのとでは何か違いがあったりするのかな。

現場検証(2)

 遺留品はそのまま残っており、空き瓶を見せるように言う鴉夜。津軽から見れば、ほこりで汚れたただの瓶。鴉夜は袖で擦ってみるように言い……袖でぬぐってみる津軽は、だらだら続く小噺のようだと言います。「いっこうに落ちません」と言う津軽に、鴉夜は「いちいち上手い事言わんでいい」w
 フタの方ですが、コルク栓も含めて少しだけ血がついてます。犯人は殺害後にこの瓶に触れたようだと。

 倉庫にあった銀の杭について尋ねる鴉夜は、ハンターから回収したものだと確認した上で、ケースに入っていたかと尋ねます。ジャンは、ハンターはそのまま手に構えていたと。吸血鬼は聖水や銀に触れると火傷をするゆえに、それを回避する方法はあるかと尋ねます。例えば銀製品に布を巻くとか。ジャンはそれは可能だろうと言うものの、進んで銀に触れようと思わないと答えてます。杭に手を近づけただけで火傷しそうになったと。さすがの吸血鬼もその火傷については再生能力は効かず、軽い火傷でも治るのに一週間はかかるそうです。なのでハンターからの回収作業はアルフレッドにさせたそうです。

 鴉夜は、倉庫の鍵を持っていたのは誰かと尋ね……ジャンは、私とアルフレッドだけだと回答。

 「なるほど、ありがとうございます」と鴉夜は言い……どうしても納得できない事があると言います。反抗の流れに疑問を持つ鴉夜は、たしかにこの事件は犯人が城の外から来たように見えると。しかし、そう仮定すると疑問がいくつか生じるそうです。疑問点は全部で7つあるそうです。

 ……聖水も倉庫にあったのかな。ずっと昔にガラス瓶に回収していて、アルフレッドがそうした武器類を管理していたとしたら……

7つの疑問点

 鴉夜は津軽に指で数えるように言い……まず、ハンナが起きた様子がなかった事に触れます。人の数倍音や匂いに敏感なのだから、襲撃者に気付かなかったのは妙だと。
 2つ目。なぜ犯人はわざわざ夜中に侵入したのか。吸血鬼は日中は力が弱まるのは子どもも知っている常識だと。ジャンは、昼間は戸締りなどを徹底しているので諦めたのだろうと。しかし鴉夜は、倉庫の鍵はねじ切る事ができていたじゃないかとツッコミ。

 3つ目。なぜ犯人は聖水が入っていた瓶を現場に置いて行ったのか? コートについては返り血を浴びないために使ったのだろうと見当はつくのですが、でも瓶は荷物になるものでもなく、置いていくのは不自然だと。

 4つ目。なぜ犯人は倉庫の中に銀の杭があると知っていたのか? それに加えて、ハンナのいる部屋やうたた寝のタイミングを正確に当てるのも納得できないと言います。

 5つ目。なぜ犯人は一度刺した銀の杭を抜いて倉庫に戻したのか?

 ジャンは何だか目をきょろきょろさせており、具合が悪い感じに。まさかジャンがやったとか?(息子たちの前ではいかにも第一発見者を装った) あるいは誰が犯人なのか分かりかけて眩暈を覚えたとか?

 6つ目の疑問が一番重要だと言う鴉夜。津軽は、もう立てる指がない言いますw 舌でも出しておけと鴉夜は呆れるのですが……津軽は、7つ目はどうすればいいのかとw 鴉夜は「足でも上げておけ」w ジャンは「7には見えません」w

 そこへ誰かがやって来るのですが……鴉夜は「6つ目以降は改めて」。やって来たのはシャルロッテで、そっと部屋を覗いてます。気付いたジャンは、2人を紹介。津軽はシャルロッテにおどけてみせるのですが……生首! シャルロッテは涙目で走り去り……鴉夜は「津軽、もういい」。津軽は上げていた足を力強く踏み降ろしてます。

 ……女児に生首を見せるのは宜しくないのでは?

お前犯人か

 Cパート。満月が出ている夜の森に、ハンターらしき者が出現。

 ……あの御者だったらびっくり(体格が違うしマルクは客間にいるはずだろ)。あと、アニメの世界って月が満月である確率は50%以上とかだったりするんですかね。月の公転軌道や周期どうなってる。

◆今日の乗り心地の悪い乗り物:狭い事以外は高性能なんだがなぁw

2023年08月03日(木)20:25

そのアメフト装備どこにあった?w

 山陰放送、『』、第25話。

 エルの食事を見てあげている聖 あげは。そんな光景を見ている虹ヶ丘 ましろは、なぜか心配そう。
 一方、ソラ・ハレワタールは弁当やおやつや飲み物などをチェック中。次回予告で動物園に行くって言ってたので、それの準備中なんだろうな。
 ましろが心配しているのは、エルの食事。エルは国王や王妃の実子ではないどころか、一番星から託された特別の存在であり、普通の食事でいいのだろうかとw もっと豪華なご飯にすべきではないかと不安になってます。想像図www 肉のボリュームがすげーな!
 ソラは、エルが好きなのはおにぎりとバナナだと言います。それに、ソラは弟(レッド)のお下がりを持っており、もっと豪華なドレスを着せるべきではないかとw

 もっと重症なのがツバサ。なんでアメフトの装備なんだwww ツバサ曰くエルは運命の子であり、お守りしようと思ったらこんな格好になったのだとか。

 エルの食事を終えたあげはは、エルを抱えてやって来て……ソラもましろもアメフトの装備w 心配し始めたらキリがないな。

 ……バナナが好き? 皮を剥いて口に咥えるあたりが(以下略


動物たちも熱中症になる?

 あげはのハマーで動物園に向かいます。みんな考えすぎだと言うあげは。それはソラたちも分かってはいるのですが、つい大袈裟になってしまうようで。
 動物園の看板が見えてきm……看板に恐竜!? 『ソラシド自然公園』には恐竜もいるのか?w と思ったらマスコットキャラとしてソラシノサウルスが展示されてるー!w 看板はあながち嘘ではなかったw
 ソラシノサウルスをちょっと怖がってるエル。大きいってだけで怖く感じるのは普通だもんな。
 ツバサは図鑑でしか見た事のない動物を見るのが楽しみ。ソラは弁当が楽しみ。

 カピバラが水に浸かってます。最近はずっと暑いので……ってか、年々気温が上昇しているので、動物も動物園も大変だろうな。1頭のカピバラがエルに寄ってきて、何か小さく鳴いてます。エルはそれがご飯の要求だと分かった模様。察したあげはは、別途用意されているカピバラのおやつを取りに行き……ましろは、なんでエルはカピバラがお腹を空かしているのが分かったのだろうと。

 ……動物の言葉が分かる当たり、スカイランド人の資質が備わってるんですかね?


白とブルーのストライプ

 ゾウを初めて見るソラは、なんかビヨーンとしているとw ツバサは事前に勉強してきたようで、あの鼻を手のように使うと説明。また、あのウマは首が伸びちゃってると驚愕(=キリン)w ツバサは、高い場所にある葉を食べるために進化したと説明。
 シマウマならスカイランドに似た動物がいるそうで、シマシマウマに似ているそうです。シマシマウマは青と白だそうで、一種の保護色だそうです。なので、スカイランドのウシもパンダもダルメシアンも、青と白。

 エルが動物たちに呼びかけると……みんな寄って来た! 動物に好かれるあたり、黒神 めだかとは真逆だ!w ソラは、こちらの動物は赤ちゃんが大好きなのだろうかと言います。ましろは、その可能性もあるけどエルは本当に動物とお話できるのではないかと。ツバサは、それなら話してみたい動物がいると言います。それは……ライオン

 百獣の王、ライオン……を見に来たのですが、「寝ちゃってますねー」とツバサは苦笑w あげはは、ライオンって起きてる方が珍しくないかと言います。言われてみればそうかもw ツバサは、ライオンは夜行性だと説明。とか言ってるとオスのライオンが目を覚まして吼えてます。その迫力にあげはも驚嘆。ツバサはエルに、ライオンが何って言ってるか分かるかと尋ねます。エルによると、寝てるんだから静かにして欲しいそうなw

 ……ゾウって本当に器用らしいですね。


子どもができたからパパやママになるのではなく、育てていきながらパパやママになる。

 お昼の時間です。朝からセミが鳴いてたほどの暑さなので、広場の木陰にシートを敷いておにぎりを堪能。ましろは、やはりエルは動物と話ができるみたいだと言います。ソラも、これから色んな力を使えるようになるのだろうかと。「あり得るかも」と言うあげはは、ただでさえ私たちをプリキュアにしたり、不思議な力を持っていると言います。
 ツバサは、もしかしたらエルは空を飛べたりするんだろうかとw ソラも力持ちになったりするのかなと想像。あげはは目からビームが出るかもしれないと言いますw ましろは、そんなのハイパー凄すぎ赤ちゃんだと困惑w
 ツバサは、今から英才教育すべきではないかと。ましろも、ご飯をもっとこだわるべきかもと言います。腕組みをして何かを考えているソラは……こんなにも早くスカイランド神拳を伝授する時が来ようとはとw
 あげはは、またみんな考えすぎちゃってると苦笑。では、あげははどうするのかと言うと……分からないそうです。プリンセスや運命の子じゃなくても、パパさんもママさんもみんな悩んでいる事だと。絵本は何を読めばいい? ご飯は何を食べさせたらいい? 習い事はさせる? 子どものいい所を伸ばしたくて、ステキな大人になって欲しくて、みんな悩みながら育てているのだと言います。

 エルがソラに寄って来て「いたいいたいちた?」。ソラは、そういうわけじゃないと笑い……エルは「たいのたいの、とんでけー」。エル、優しいなー。
 これ以上エルを心配させるわけにはいかないとソラは言います。

 お昼が終わったらまた動物を見に行くのですが、ツバサは、それならふれあいコーナーに行かないかと言います。

 ……空を飛んで、力持ちで、目からビームを出す……(いやいやいやw)


茶色いカバトン

 9996、9997、9998、9999……10000! 丸太を上下に振って鍛錬するのは、新しい敵、ミノトン。おぉ、正々堂々と戦う事を良しとする武闘派だー! こういうキャラってキントレスキー以来じゃね?

 ……丸太ってけっこう重たいよ?


禁句

 Bパート。ふれあいコーナーでウサギを見るエル。ソラはひざにモルモットを抱いていて、温かくて小さい小動物にメロメロ(死語)。

 動物園のゲートに近づくミノトン。もうその時点で、ヤバい奴が近づいて来たのを動物たちは察したようです。寝ていたライオンは目を覚まして唸り、見ていた客たちもライオンの様子に「?」。小さい動物たちは怯え始め、ウサギもどこかに逃げ……ウサギを撫でていたエルはすごく残念そうw
 ツバサは動物園の外で何かが起きたのかもしれないと言い、みんなで様子を見に向かい……ソラシノサウルスの像の横にミノトンがいる! ミノトンはその赤ちゃんを見てエルと察し、ならば一緒にいる4人はプリキュアだと。ミノトンは自己紹介し、アンダーグ帝国に仕える者だと。その名にましろは、カバトンのお兄さんかと尋ねるのですが……ミノトンは、あんな下品で下劣な男と一緒にするなと言います。意地汚いわ、おならで戦うわ、武人の風上にも置けないと主張。
 あげはは、ミノトンにカバトンは禁句のようだと言い、3人とも納得w

 ミノトンはわれこそ真の武人だと自負しており、ランボーグと手合わせするよう言います。今回の媒体はもう分かるね? 今回はソラシノサウルスを母体にランボーグが作られ、他の客たちは驚いて避難。エルは元々ソラシノサウルスを怖がってたし、なおさら怖くなったかもな。

 4人はさっそくプリキュアに変身。

 ……で、カバトンとミノトンは兄弟なんだろうか?w


顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを。

 まずはキュアプリズムが光弾を撃つのですが、ランボーグはその光弾を噛み砕いてますw キュアウィングミラーパッドを見ていて、ソラシノサウルスのモデルはティラノサウルスだと……ティラノサウルスはアゴがとても強いと説明。
 キュアバタフライはバリアを4枚張るも、みな噛み砕かれてます。

 「顔がダメなら身体を狙うまで!」と、キュアスカイはボディーに一発叩こうとしますが、ランボーグは火炎を発射。ウィングが咄嗟にスカイを抱えて退避させてます。
 バタフライがランボーグの横っ腹を狙い、ランボーグの気を引いたところでプリズムが光弾を発射。するとランボーグはまさかのジャンプ。プリズムとバタフライを狙って着地し……その振動でふれあいコーナーの施錠が開いてしまい、異変に怯えるウサギ(エルが撫でていた白いウサギ)が思わず逃げ出してしまってます。

 ……ランボーグの火炎でウサギが焼かれちゃったら、今夜はシチューだな(こら


あまりにもフェア

 エルは茂みに退避しており、エルは逃げ出してきたウサギを発見。エルはウサギを守ろうとして茂みから出ていて、ランボーグに見つかってしまい……ランボーグがエルに向かって突進。エルはウサギを抱きしめるのが精一杯。エルは「おうち、かえろ!」。プリキュアたちは間に割り込んでエルを守ろうとするのですが……まさかミノトンも間に割り込んでランボーグを止めた! ミノトンはエルに対して、「ツワモノに立ち向かう心、赤子ながら天晴れ」と評し……ランボーグを突き飛ばしてます。

 エルはウサギとともに茂みに退避。スカイはモノトンに、アンダーグ帝国の狙いはエルのはずなのに、なぜランボーグから守ったのだと。ミノトンは、赤子に牙を向けるなど武人のする事ではないと……プリンセスを狙うのはプリキュアを倒してからでいいと答えてます。また、プリキュアのようなツワモノと戦うのをずっと待ち望んでいたのだと。

 スカイが次に狙うのは、しっぽ。スカイは大ジャンプをして、バタフライにフォローを頼んでます。バタフライは赤と白を使って「元気の力、あげてこ!」。って事は、赤&白はSTRアップかw スカイはランボーグのしっぽを掴んで投げ飛ばし、プリキュア・タイタニック・レインボーアタックで浄化。落下の瞬間の姿、フェニックスのままにできないもんですかね?w

 ミノトンはプリキュアの強さに、それでこそ我と戦うのにふさわしいと称賛し、退散。

 ……どこまで武人なんだミノトンは!


これでいいのだ

 エルがウサギを守ろうとしたのは、ソラの影響によるもの。第1話でソラはエルに、家に帰ろうって言ってたもんな。ソラは、危ない事は真似してほしくないと苦笑。
 エルはウサギにエサをあげてます。

 パパと女児もふれあいコーナーに来ていて、女児はなぜかパパの陰に隠れて泣いてます。ウサギが怖いらしいw そんな子にエルはエサの葉っぱを渡し、女児は恐る恐る葉っぱを出し……ちょっと匂いを嗅いで確認したウサギがエサを食べ始めてます。
 エルは「なかよし」と喜んでおり、ましろは、自分が作った絵本を見せた時のエルも「なかよし」と言ってたのを思い出してます。ツバサも、以前はこんな風に譲ったりできなかったのにと感動。あげはは、ましろの絵本がエルの心に届いたのだと言います。ソラも、私たちが気付かないうちに色んなことをたくさん受け取ってくれていたと。
 ましろは、「これでいいのかな?」という不安や悩みはこれからも続くのだろうと。でもエルは優しく育っているし、今はこれでいいのかなと。ツバサも、僕たちなりの答えをみんなで考えていこうと言います。

 ……でも、キタキツネに舐められて危機感を感じないとか、それだけは避けて欲しいな(『ばくおん!』の凜パパかよ)。


気圧差だけが揚力じゃない(じゃないと紙飛行機は飛べない)

 ミノトンがキントレスキーを連想させるからなのか、今回のエンディングのゲストキャラはキュアブルーム。ってか、動物たちにもキャスティングされてるの笑った。
 次回、もろにピーチ航空wwwww みんなで空港に来たようで、ソラはどうしてあんなに大きなものが飛べるのかと(「鉄の塊が」と言わないだけマシ)。  ……飛行機が飛べる原理は1つだけではなく、ゆえに説明が難しくて、その事が曲解されて「飛行機が飛べる原理は実は分かっていない」とかゆー都市伝説都市伝説ファンの間で常識になっていたり。ロクに調べもしないで既存の知識と感情だけでしゃべって盛り上がるなんて、それもう下手すりゃ思い出話しかしないお爺ちゃんなんよ……

◆今日の大きな乗用車:熱中症は怖いからね。水分を取ってから帰らなきゃw

2023年08月02日(水)20:29

髑髏の瞳

 AT-X、ダークギャザリング、第1話。

 街のあちこちにはお地蔵さんがあるわけで、その中の1つを名状しがたいバールのようなもの(明らかにバールです)で破壊する女児が一人。破壊直後に、ぶら下げていたネコのぬいぐるみが暴れてます。何これ。
 その女児は「たとえトイレに隠れていようとも、必ず見つけ出す」と、テロ組織に対するプー○ン大統領みたいな事を言ってます。その目には髑髏に似ていて、瞳孔が2つある(=重瞳:ちょうどう)という珍しいタイプ。

 ……瞳孔が2つあると、1枚の網膜に対して異なる焦点のレンズが2つあるのと同様なので、網膜に投影される像は現実のものと異なってしまい、かなり不便らしいです。ってか、お地蔵さんを破壊すなっ。

面倒な体質

 禮應大学の入学式、新入生の代表として幻燈河 螢多朗が壇上へ。
 螢多朗はオカルトの類が嫌い。と言うのも、螢多朗は異常なまでに霊媒体質で、霊を呼び寄せてしまうそうです。なので校門で入学式の写真を撮れば、その画像は一部が歪んでしまったりで、螢多朗は「やっぱり心霊写真になった」と凹んでますw 一緒に写真を撮った幼馴染の寶月 詠子は、無理言って写真を撮ってもらったのにごめんねと狼狽w
 心霊写真になってしまう確率は……100%だそうです。

 螢多朗は中学の時に霊障を受けた事があり、その時に友人を巻き込んでしまい、以来、大切な人を傷つけたくなくて2年ほど引き籠りになったそうです。でも、幼馴染の詠子、家族、周囲の人の応援もあって、何とか同学年に追いついたそうです。追いついたってか主席で入学してんじゃんw

 詠子が勧めてくれたところにアルバイトも決まったそうです。詠子の従妹は家庭教師(塾の名はスクエア)の生徒だとか言ってますが、って事は螢多朗のアルバイトも家庭教師?
 詠子は、新入生総代に家庭教師、社会復帰の第一歩は大成功だと……それに、また同じ学校に通えると大喜び。

 ……螢多朗が右手に手袋をつけている理由は何となく分かるけど、詠子も手袋をしているのは何ででしょ? 詠子も霊媒体質なの? あるいは、中学の時に巻き込んでしまったってのが詠子の事とか?

社会復帰のためにも

 って事で、人付き合いが苦手なのを克服するためにも、『スクエア』で家庭教師を始める螢多朗。その最初の生徒なのですが、かなりの天才児だそうです。鴇勾台小学校の3年生の女児で(僕と代われ)、名は寶月 夜宵

 ……性格に難があっての引き籠りじゃなく、体質のせいで引き籠りか。本人が積極的に社会復帰しようとしてるし、内面に問題はなさそうなあたり、そこらのニートよりはよっぽどマシだなw

ルームメイト

 さて、冒頭の女児ですが……「こっち来い、こっち来い」と言いつつぬいぐるみを棚に収納してます。って、棚には目が光ってるぬいぐるみが多数

 ……この中に悪霊とか封じてるの? この部屋そのものがヤバくないか?

どんなダウナー系女児かと思ったらノリがいい女児だった

 螢多朗の最初の生徒の苗字が寶月で、詠子の苗字も寶月で……まさかと思ったら、その教え子は詠子の親戚。しかも今は詠子の家で、去年から一緒に暮らしているそうです。つまり、アルバイトをするたびに詠子に逢うという事に。
 その生徒となる従妹を呼ぶ詠子。その子(夜宵)を見た螢多朗は恐怖し、「君はと暮らしてるんだ!」と戦慄。何を驚いてるのか分からない詠子。
 夜宵は開口一番、「右手、ごっついのが憑いてるね」。螢多朗の右手には手袋があるわけで、そこに憑いているモノが見えるようです。また螢多朗も、夜宵が抱いているぬいぐるみに強烈な霊を感じており、夜宵はぬいぐるみの首を強く締め付けつつ、「ごめんね、おいたして。息の根、止めておくから」と言い……ぬいぐるみは苦しみもがいてます。
 螢多朗は、この子も間違いなくこっち側だと……しかも断然深いと驚愕。

 螢多朗の様子がおかしく、詠子には何がなんだか。

 気を取り直した螢多朗は、夜宵に自己紹介。夜宵はすぐに螢多朗に馴染んだようで(ってか似た体質だと分かった?)、袖を掴んで「螢多朗先生、心霊スポット行こうぜ」とサムアップ(噴飯)。何この子おもしれー!www
 螢多朗は家庭教師としてここに来たわけであり、心霊スポットに同行するつもりで来たわけではありません。それは夜宵も分かっているのですが、でも高確率で出る……(霊に)モテそうな身体をしていると螢多朗を評価。螢多朗は「明らかに人間にじゃないだろ!」と思い、やっぱり勉強しなくちゃと説得。しかし心霊スポットに行きたい夜宵は、スクエアに「もしもしスクエアですか? おたくの幻燈河先生がいたいけな私に「どへへどんなパンツ穿いてんの?(窒息
 螢多朗はスマホを取り上げ「違います! 違います!」と必死に否定w 詠子にも助けを求めるのですが、詠子は車のキーを回しつつ「準備オッケー」w

 ……これ最初から仕組まれてるんじゃないか? 偶然なら偶然でもう運命として受け入れるしかないな。それにしても、『宝月』ではなく『寶月』と表記したり、螢多朗の苗字も『幻燈河』だったり、いかにも由緒ある家系って感じでいいな。

強制連行

 そんなわけで、詠子の運転でピンクの車は心霊スポットへwww 今すぐに逃げ出したい螢多朗は、危ない事くらい分かってるだろうと言うのですが……詠子もよく夜宵からお願いされており、いつも断っているそうです。でも螢多朗のように分かってる人が同行するならいいかなとw 螢多朗は、僕は霊を感じるだけで霊は見えないし祓えないと言うのですが……詠子は、本気でヤバそうだったら止めてとにこやかに言いますw それはそれで「ドライブ楽しかったー」で終わると。

 すでに寒気を感じる螢多朗。しかし目的地(H市霊園)まではまだ1kmもあり、螢多朗は、この距離で感じるほどの霊感に、今すぐ引き返した方がいいと警告。しかし夜宵は「びびってる。所詮、螢多朗」とアジる(噴飯)。しかも詠子の足にしがみつき(=アクセルを踏ませる)、車は容赦なく心霊スポットへw

 ……車のナンバーが「S区500 し 42-42」。これも何か意味があるのかも?w

本当にヤバい電話ボックスだった

 心霊スポットのH市霊園に到着。そのそばにある公衆電話の電話ボックスが問題の場所だそうです。詠子はここのいわくについてまだ話してなかったと言うのですが、螢多朗は「聞きたくない」w
 女の霊が出る公衆電話だそうで(←勝手に話を進めているw)、夜宵は「詠子、盛り上げ上手」w 一説によると、ここでは以前に人気ホステスが陵辱されて殺されたそうです。そのホステスは何人もの客に借金させて貢がせ、お金がなくなったら出禁にしていたそうです。それでストーカー化した客に追われ、通報しに電話ボックスに逃げ込んだところを逆に閉じ込められてしまい……
 んで、そのホステスは「私だけ不幸になるのは許せない」と理不尽な逆恨み。追体験させんとばかりに、この電話ボックスに入った人やかけて来た人に危害を加えているそうな。
 ちなみに、公衆電話にも電話をかける事は可能。詠子の言うように、調べれば分かります。

 夜宵はさっそく電話ボックスに入り(噴飯)、螢多朗は驚愕wwwww 慌てて電話ボックスから夜宵を引っ張り出す螢多朗ですが、夜宵は「見えなかった」と言います。
 詠子は、うわさが錯綜していたし、嘘だったのかもしれないと。しかし螢多朗は電話ボックスから異様な寒気を感じており、これは本物だと。夜宵は「ならば最終手段」と言いつつスマホで(この公衆電話に)電話をかけようとしてます(窒息)。その危険行為に螢多朗は驚いてスマホを取り上げますが、夜宵は「返して」とコートに強くしがみつき……詠子は「私がかけましょうかー」「話聞いてる!?」www
 詠子には霊感がなく、ここのヤバさが分かりません。

 2人に何かあったらどうしようか……そこで螢多朗が電話をかける事にします。電話ボックスには誰もいないのに、誰かが電話に出たようで……「早く……来て……」。受話器が落ち、電話ボックスのガラスに血の手形と顔が! 電話ボックスの戸が勝手に開き、夜宵は手にしていたぬいぐるみを投げ入れて戸を閉めてます。すると、ぬいぐるみが映画『AKIRA』ばりに一瞬で膨張して破裂

 3人は急いで車で退避。ぬいぐるみは電話ボックスからはじき出されており、夜宵は「違う……殺された……」と呟いてます。

 ……災害などに備えて、公衆電話はおおよそ1km四方に1台を目安に、全国の市街地に設置されています(それ以外ならおおよそ2km毎に設置)。電話網は独自の電源を有するため、停電時でも電話は使える可能性があり、もしもの時に備えて公衆電話のある位置を把握しておくべき。ツーリングでよく寄る兵庫県新温泉町(国道9号線沿い)の「コインスナックふじ」にも公衆電話があります。

4000×2000ピクセル

 Bパート。3人は無事に家に帰り……螢多朗は「何なんだよ、このクレイジーオカルトキッズは!」と憤慨。詠子は「心霊マニア?」、夜宵は「クールビューティー」wwwww 螢多朗は、もうあんな所に行っちゃ駄目だと……両親も心配すると言います。すると詠子の表情が曇り……あ。
 勉強するぞと螢多朗は言い、夜宵は面白くなさそうに膨れっ面にw 詠子は、勉強が終わったらちょっといいかなと焦ってます。

 やっと家庭教師の仕事を始められる螢多朗。夜宵は難関中学受験の過去問題を全問正解しており、こんなに賢い子が本当にクレイジーなだけなんだろうかと疑問に感じてます。
 霊が見えるのかと尋ねる螢多朗。夜宵は「くっきり4Kで」w 好きなのかと尋ねると、夜宵は「ぬいぐるみくらい」と答えてます。

 さっきの電話ボックスについて夜宵は、私が入ってもお化けは出なかったけど螢多朗の電話ですぐに出たと言います。夜宵は、螢多朗はどれくらいの頻度で霊を呼ぶのかと尋ね……螢多朗は、いわく付きの所なら100%出ると答えます。
 夜宵はキラキラした表情で「その実力を見せてもらおう」と言いつつ、すでにノートに書いている文字列を開いて見せます。こっくりさんじゃねーか!www 螢多朗はさっそく「いいえ」を指差し、夜宵は「がーん」www

 夜宵は「螢多朗、嫌い」www

 ……そういや人間の目って、どれくらいの解像度なんだろうな。それが4Kだと識別できるくらいなんだから、網膜は4K以上のスペックを有しているんだろうけど。ただ、網膜の細胞は均一に配置されているわけじゃないので(桿体細胞が圧倒的に多く、錐体細胞は黄斑の周囲に集中)単純比較は難しい。

心霊スポットに行きたがる理由

 勉強が終わり、螢多朗は詠子と縁側へ。庭に桜の木があるのか! 詠子は、夜宵の事を怒らないで欲しいと言います。去年から一緒に暮らしていると言っていましたが、これは1年半前に交通事故で両親を亡くしたため。心霊スポットに行きたがるのは、お母さんを探しているためのようです。

 以前に夜宵は松浦眼科で診てもらったようで、原因は不明との事。重瞳検査の結果、特に不都合はないそうです。弥生本人によると、普通の景色暗い景色が見えるとの事。医務室にもヤバい影が多数! 眼科で死者の霊が憑く覚えなんてないのに、なんでこんなのが眼科にはびこってるんだ!?
 医者はお母さんに、様子を見ながら話し合ってはと言います。

 夜宵はお母さんと一緒に夜の住宅街を帰って行くのですが、その道中でも夜宵は無数の霊を見ており……そんな夜宵を抱きしめるお母さんは、今度パパも一緒に遊園地に行こうと言います。

 ……あ、これ死亡フラグだ。あと、庭に桜の木がありますが、やはり死体を埋めるため?(何でだよ

お母さんを連れ戻すため

 そんなわけで、遊園地を家族3人で堪能。その帰り道で夜宵は、道路の先に何かを感じた模様。すると……カーブの先からスピードオーバーのトラックがセンターラインを超えて来た! そのトラックになのか運転手になのか分かりませんが、霊が憑いていて……これが原因の模様。

 この事故で両親は亡くなり、夜宵は助かるものの、頭部に怪我を負った模様。念のために知能検査をしたところ、IQは160超え。それまでは普通の子だったそうです。
 夜宵は、私は今まで2つの世界を見ていたのだと分かり(現世(うつしよ)と幽世(かくりよ))、この傷の影響なのか、その2つの映像のブレが消えた模様。

 事故の直後にクリアに見えたあれは幻じゃないと言う夜宵。何が見えたのかと言うと、お母さんの霊に何かが多数群がって1つの胎児のようなものが生み出されつつある光景。その多数の霊にお母さんの霊がどこかに連れて行かれたようです。
 墓にはお父さんの霊がいるのが見える夜宵。しかしお母さんの霊がおらず、「だから、少しだけ待っててね」と呟き、それをそばにいた詠子が耳にしてます。必ずママを連れてくる……そうお父さんに言ってます。

 詠子は栄太郎に、夜宵にはお化けが見えていて、きっとその中にお母さんがいなかったと……一人で寂しいんだろうと言います。螢多朗は、僕もこの体質で一人だったと言います。家庭教師になったのは偶然だけど、僕だから夜宵にできる事があるのかなと。

 ふと目を覚まして1階に降りてきた夜宵は、この螢多朗の言葉を耳にして……

 ……いやぁ、ほとんどの人がそうだろうけど、霊が見えない体質で良かったー。

小学3年生の女児とデート

 翌日の夕刻、夜宵は螢多朗をデートに誘ってますw 夜宵から螢多朗にプレゼントがあるそうで、螢多朗を悪いものから守ってくれるそうです。螢多朗が受け取ると……ストックングがかぶせられたお地蔵さんwwwww このストッキングはフィーチャリング詠子の昨日の脱ぎたてだそうです(マニアックだなw)。
   夜宵は「(プレゼントを)受け取った」。詠子も「受け取りましたねー」。どこにデートに行くのかと思ったら……詠子と夜宵は「昨日のとこ!」。螢多朗は「見れば分かるよ」と蒼白にw
 なんでまた来たのかと言う螢多朗。すると夜宵は、こっちから会いに来たと……鬼電したら着拒されたそうです。夜宵はチャック付きの袋に入ったスマホを見せるのですが、袋には血が溜まっており(!?)、「物理的に(着信拒否された)」。

 ……こりゃ漏電しますね(そういう事じゃない)。


悪霊の始末の仕方

 夜宵から螢多朗にお願いがあるそうで、それは……そばにいて欲しいとの事。何の役にも立たないと螢多朗は言うのですが、夜宵は「謙遜。今も見てる」と言い、電話ボックスを指差します。電話ボックスのガラスには、昨日のように人の形になった血が! しかもその顔は表情を変えて螢多朗に笑いかけてきて、螢多朗は恐怖。その直後に螢多朗は右手を引かれて電話ボックスに連れ込まれ、閉じ込められてます。

 中から開ける事ができず、ひたひたと血の足跡が迫り、受話器の線が螢多朗の首に巻きついて締め付けてます。螢多朗は泡を吹き始め、受話器からは「こっちに来て」と声が。地蔵の効力が効かないと螢多朗は心で叫びますが……夜宵は効果はあるものの霊はおかまいナシに入り込もうとしていると見てます。それほどまでに螢多朗は、獲物として上等なのだと。

 夜宵は背中からバールと鎌を出し、ここからは私の役目だと言い……バールで扉をこじ開け、ストッキングをかぶせた地蔵を取り出し、ハンマー投げの要領で振り回してます。「成仏もせず、人を襲う執念を湛(たた)えて、覚める事のない無限の夢を見せてあげる」と言い……電話本体を破壊。螢多朗の首を絞めていた線はほどけ、受話器からは苦しむ声が聞こえ……夜宵はその線を鎌で切断。夜宵は、螢多朗がどんなに霊を引き寄せる体質でも問題ないと言い、「私が狩る」と言います。

 ……夜宵はまたぬいぐるみを持って来ていますが、この中にホステスの霊を閉じ込めるのかな。

ぬいぐるみ

 帰りの車の中で……詠子は「よかったー。螢君戻って来てくれて」と苦笑w 螢多朗は「ぜんっぜん良くないよ!」w さすがに本気で死ぬかと思ったと言う螢多朗ですが、夜宵は「でも無事だった」と……明日も一緒にいられると言います。

 ここで螢多朗は、まだ嫌な感覚が取れないと恐怖。すると弥生は、持って来ていたぬいぐるみの首をホースで締め付けており、そのホースは御神酒につなげられてます。ぬいぐるみにはあの受話器が封じられているようで、苦しむ声が聞こえており……

 ……こうして夜宵の部屋には、またコレクションが増えていくというわけか。

蟲毒

 家に帰り、3人でホールケーキを食べる事に。螢多朗は、改めてお化けが嫌いだと思い知らされたと言います。しかし詠子は、螢多朗は天邪鬼だと……きっと無自覚なのだと。「よくよく思い返してみて」と言う詠子は、昨日改めて感じたと……螢多朗が「僕がかけるから」と言った時、螢多朗の行動が偽らざる本音を物語っていたんじゃないかと言います。その時の螢多朗に詠子は、螢多朗が喜んでいるように感じたようで……つまり螢多朗は本当は恐怖を愛していると。

 そう語る詠子の表情がまた怖いんだ。

 螢多朗は「あり得ないよ」と声を震わせてます。そして夜宵には、また行きたいとか言い出さないよねと(それって「行きたい」の裏返しに聞こえるんだが)。夜宵は、今日のところはもういいと……「もう居ないから」と言います。螢多朗が行っても霊は出ないと。
 また、夜宵はケーキを食べつつ「蟲毒(こどく)」とつぶやきます。孤独だと効き間違えた螢多朗は、寂しいのかと尋ねます。そうじゃないと言う夜宵は、蟲毒は壷に無数の毒虫を入れて戦わせ、生き残ったものの毒を使って相手に危害を加える呪術だと説明。すごく賑やかだと言います。

 夜宵の部屋には……ぬいぐるみたちが震えている!? さっき捕縛した霊はぬいぐるみに封じられてテーブルの上に置かれており、すでに捕縛している霊に手足を引きちぎられてます。これがその呪術かー! こうして霊を処理するんだな。

 螢多朗は、変化を願う僕に絡みついた言霊を振り払うように問いかけます。一つ疑問があるようで、夜宵も霊媒体質なのに、霊に行き会う確率が低いのは何故なのかと。想像に過ぎないけれど、霊の方が夜宵を避けているのではないかと。
 窓の外には、庭に植えられた桜の木。螢多朗はその木になぜか魅入られるようですが、そこに何か本人が気付かない理由がある模様。そこには螢多朗が恐怖を愛する理由があるのかも?

 ……詠子の車ですが、日産のデイズルークス(2014年式)のようです。車体の色がピンクなのは、桜の木と関係があるのか? ところで、夜宵のぱんつの色もピンクなのか気になるんだが(もしもしスクエア?)。

◆今日の心霊現象:YouTubeで充分事足りてるからね。

2023年08月01日(火)19:35

生まれ持った物がないのであれば

 AT-X、ARIA The BENEDIZIONE(後半)。

 いつの間にか朝になっており、藍華・S・グランチェスタは目を覚まし……そこはまだゴンドラの上で、晃・E・フェラーリはゴンドラを漕ぎ続けてます。藍華は、本当に家出につきあってくれているのかと驚き、母は跡継ぎを強要する人ではないと言います。
 はじめは藍華はお母さんを説得したとの事。子どもの頃に出会った妖精にもう一度逢いたくて……あの人のようになりたいと思ったそうです。言うまでもなくその妖精とは、アリシア・フローレンス。ウンディーネになればもう一度逢える……それでお母さんを説き伏せたのだそうです。また、その時は、姫屋を受け継ぐ事がどれだけの覚悟と責任を担う事になるのかなんて考えなかったようで。
 その妖精にはまだ逢えていないそうです。
 藍華は、天賦の才もない平凡な自分が踏み入れていい世界ではない事は分かっていると……なので、アリシアとの出会いも幻じゃないかと。晃は、頑張ればいいじゃないかと言います。天賦の才もない平凡な自分? 粗悪品で劣悪な不良娘? 「それがどうした。上等じゃないか」。天が与えないと言うのなら、自分で作り出せ。天が道を閉ざすというのなら自分でこじ開けろ。持たざる者に与えられた武器はただひとつ……諦めない力だけだと。
 未来から目を離すな。平凡な努力をただ積み重ねろ。それはいつか非凡になり、平凡なお前だけの非凡な物語になる……と諭します。できる! ……たぶん、きっと、願わくばw

 最後に晃は「粗悪、劣悪、平凡……耳が痛い」と言います。

 ……実際、特にお笑い業界に於いて、才能がないのにその世界にあこがれて踏み入れているのを見ると痛々しいものがある(やめなさい

家出しようとした事が逆に好転機に……

 晃がクイーン(藍華のお母さん:愛麗・S・グランチェスタ)から藍華の事を頼まれた時の事。クイーンは、この姫屋を受け継ぐ運命を受け入れるという事は、まごう事なき茨の道だと。家や生まれに縛られてこの道を選べば、いつかその重みに耐えられなくなると。晃は、厳しい指導をお望みですかと尋ね……クイーンは、姫屋当主としてはそう言うべきだけれど、藍華には自分の心の命ずるままに未来を選択し決断して欲しいと言います。
 晃は、私が拳となり盾となって見守ると言い、依頼を受けてます。

 晃はそんな事を思い出しつつ、ひざの上で寝ている藍華を見ながら、平凡な物語にとことん最後まで付き合ってやると考えてます。

 ゴンドラは街からやや離れ、冷たい風が吹きつけ……このままでは風邪をひいてしまうって事で、晃はどこか暖を取れる場所はないかと周囲を見渡し……「甚だ不本意ではあるが」と愚痴りつつアリアカンパニーへ向かいます。

 ……あれ? 藍華はまだ憧れの『妖精』に再会できていないんだよね? って事は……

ウンディーネになりたい(←やや不純な動機)

 はい藍華はアリシア・フローレンスに逢えたどころか服まで羽織らせてもらえてます。真っ赤になる藍華www アリシアは「アリアカンパニーへようこそ」「ひっ!///////」wwwww

 暖も取れて、再びゴンドラに乗り……晃は「さてと、これからどうしましょうか」。アリシアと逢えてまだ感激の熱が冷めない藍華は、「まさに白い妖精だった」w

 藍華のモノローグ始まったw 「敵わぬ自分の運命を呪って夜の街へひとり身を投じた可憐な少女」「誰だそりゃ」www 「道中、コワモテの追っ手に捕らえられるも」「おい!」w 「憧れの妖精さんに再会!」「本当に大丈夫か?」w 「うふ、うふ……うふふふふふふ……」「えぇ……」www

 藍華は、ウンディーネになるしかないと手を上げ、姫屋に帰ろうと言い……ここで初めて藍華は「晃さん」と口にします。晃は笑い、今泣いたカラスがもう笑ったと。藍華は「どーせ私はお子ちゃまですよー」w

 そんな昔話に……いつの間にか来ていたアリス・キャロルは「でっかいお子ちゃまです」www 水無 灯里は「ステキングなお話ー」www アリスによると、2人とも明日香・R・バッジオから予約をもらったとの事。やっぱり出会いって大切だと灯里は言います。

 話を聞いていた愛野 アイは、これが藍華の始まりだと。アーニャ・ドストエフスカヤは、今のところ呪われる要素はないと言います。あずさ・B・マクラーレンは、呪いなんて持ち前の憧れパワーで跳ね除けりゃいいのだと言い……藍華は「突然の上から目線禁止!」「えぇ……」w

 確かに憧れパワーは大したものだと……そのパワーで藍華は自分の目指すプリマへの道を切り開いたと言います。また、昇格試験の事をこいつらに話すと言い、藍華は了承。普通に試験はしたそうです。最初は。

 ……そういや藍華の昇格試験、詳細は開かされてなかったな。

深夜の試験

 藍華の昇格試験の事。藍華はオールを止め、「晃さん、爆弾発言をしてもいいですか」。この試験に合格したくないそうです。この試験は晃が受けたのと同じウンディーネ業界に伝わる伝統的な試験。藍華としては、ウンディーネの伝統に認められたいのではなく、晃に認められたいのだと……晃に用意したハードルを超えられたら、それが私が目指す本当のプリマだと思うのだと主張。

 藍華の覚悟を受けた晃は、では今晩の0時に試験を再開すると。

 いつの間にか来ていたアリシアは「まぁ、夜の試験?」www アテナ・グローリィも「こわーい」www

 話の続き……深夜に試験が再開されるのですが、これは以前に藍華が家出しようとしたあの時の再現だそうです。ただし、立場は逆

 具体的な試験の内容ですが……晃はバラを一輪用意しており、水路沿いを逃げまくる私からこのバラをゴンドラから降りる事なく掴み取れというもの。時間制限は日の出まで。

 さっそく晃に飛びかかる藍華ですが、晃は華麗に飛びのいて歩道に上がり、髪にバラを挿し……「いざ、さらば!」。

 さすがに無理ゲーだとしゃがみこむ藍華ですが……いざ出発。あの時は晃からだけではなくすべてから逃げていたけど、あの時の私とは違う……私には積み重ねてきたものがあり、自信はあります。「今宵なってみせましょう、プリマ・ウンディーネに!」。

 ……あの……2人とも深夜に街中で大声を出すの、やめてもらえませんかね?w

チェックメイト

 藍華は晃を探しつつ、迷路と化した運河を進み、脇道(ならぬ脇運河?)を駆使して接近。先回りするもよけられてます。ただ、藍華の抜け道の知識や操舵技術には感心しており、晃もけっこう全力で逃げないとヤバい状況。難易度を上げすぎたかなと思い、水の音を耳にしてそっと見てみるのですが……藍華の表情は明るく、晃は安堵。

 晃は試験を続けつつ、平凡な私たちの平凡な物語には相応しいじゃないかと。藍華は色々な人々と出会い、成長し、変化し、クイーンの冠を彩る宝石のように輝く日々を積み重ね、気付けば自分も三大妖精と呼ばれる存在になると。

 東の空が明るくなり始め、藍華は晃の姿を見るも進路を変更し、先回り。

 藍華の始まりはアリシアでもいいと考える晃。以前に晃は、まだ幼い藍華から、三つ葉のクローバーバラの花びらを足されて四つ葉にしてもらった事があり……晃にとって藍華はバラのハート。身が砕け、剣が折れ、盾が割れても、この物語の最後を見届けるのだと。

 晃が辿りついた行き止まりの塀にはバラがたくさん咲いており、晃はここがどこなのかに気付いて振り返り……その瞬間に背後から「チェックメイト」、と告げられ、頭のバラが奪われます。朝日を背中に、バラを掲げて「プリマ昇格試験、終了!」と笑顔の藍華。その光景につい見とれてしまう晃。藍華はそのバラを自分の髪に挿し、晃に手を差し伸べ、ゴンドラに乗せ……
 晃は藍華に、この場所は私がプリマに昇格した場所だと打ち明けます。そして、ここから先の目的地はお前が決めろと。

 ……藍華も誰かをプリマとして認める時は、ここに来ないとなw

ローゼン・クイーン

 藍華がなるのはただのプリマではなく、同時に伝統ある姫屋の後継車にもなってしまうと晃は言います。憧れていたアリシアとは道が違い、待ち受けているのは茨の道だと。また、ここから先は後戻りできないと忠告します。藍華もその言葉を受け、始まりはアリシアだったけど、ずっと見続けて追い求めて来たのは、平凡を非凡に昇華させる姿……クリムゾン・ローズ晃だと言います。

 晃は心の中で、藍華を託してくれたクイーンに感謝。そして藍華の右手を取り、手袋を外し……ローゼン・クイーンと名付けてプリマへ昇格した事を告げます。
 感激して涙声になる藍華。「いちいち泣くんじゃない」と晃は藍華に背を向け、泣くのをやめないと名前を『泣き虫セレナーデ』にするとw 藍華は「ヤですー!」「じゃあ、なきべそ、べそメリ……」「ヤですー!」w そりゃあ晃も感無量で泣くよなw これがあのシーンにつながるのかw

 一息ついて……晃は、こんなに優秀なのに頑張り屋なんだからきっといいプリマになると大絶賛。たまには褒めさせろとw 藍華は、優秀なのに頑張り屋なのではなく、頑張り屋さんだから優秀なのだと言います。おぉ、教えてもいないのに同じ言葉を!

 ……そんなに泣くのを見られるのが恥ずかしいんだったら、人目につかない場所で手袋を外せば良かったのにとも思うw

呪いの正体

 この話にあずさは、自ら厳しい試験を望むなんて、それでこそ藍華だと。「同感です」と言うのは……いつの間にか来ていたアルバート・ピット(アル)。先ほど藍華にとって大切なイベントがあると連絡を受けて来たそうです。連絡したのはあずさw
 また、このゴンドラは何なのかとアルは尋ね、藍華は「呪いのゴンドラよ」w アルは、つまりスピードが出ないゴンドラなのかと(そっちの「のろい」じゃないw)。

 アイとアーニャは、結局呪いって何なのかと。藍華は、呪いはゴンドラにではなく私の中にあるのだと言います。このゴンドラは姫屋の歴史そのもので、でも藍華自身には思い出も愛着もなく、そんな私がそれを受け継ぐってどういう事なのだろうかと。姫屋の娘に生まれたというだけなのに、そんな資格があるのだろうかと考えたそうです。
 どうしてみんなは、それを私に期待するのか。黙って期待に応えればいいのであれば、『私』って何なのか。それが呪いだそうです。受け継ぐと言う事はただ単にバトンを中継する事ではなく、私が受けたのであれば私らしい姫屋の第一歩にしたい……ゴンドラを引き継ぐのではなくゴンドラ(レジェンド)そのものになりたいのだと。
 レジェンドそのものになりたいのかと、あずさは感心。アテナは「晃ちゃん、泣かないで」「すわっ! 泣いとらん!」w

 ……背を向けてるのに泣いてるのすぐに分かっちゃうのいいなw

Tanto grazie

 明日香・R・バッジオは、このゴンドラについて、何度も部品交換をして、すでに元々あった部品は一つも残っていないそうです。それでもレジェンドと思うのは、そこに込めた姫屋の創業の時からの想いをウンディーネたちが受け継いできたからで、藍華はそこに自分の想いを込めたいのだと。藍華は、ここから未来へ続く伝統の最初の一歩を目指したいのだと……それが晃を超える事だと言います。

 晃は目に涙を浮かべつつ藍華を抱きしめ、生意気だと……生意気で泣き虫で照れ屋で頑張り屋で、いつの間にかこんなに強いウンディーネに育っていたのかと。
 晃は、プリマの第一歩はお前がくれたのを気付いていたかと……私は藍華を指導する立場だったが、お前もたくさんのものをくれたと。「ありがとう、私のプリンセス」と涙を流しながら礼を言い……

 ゴンドラを多数のそうろくで照らし、一輪のバラを置き、みんなで手をつなぎ、夜光鈴のイベントでも登場した「タント・グラーチェ(たくさんありがとう)」とゴンドラの今までの働きを労い……

 ……我々なら敬礼するところかな(沈没する戦艦や空母じゃあるまいし)。

受け継がれていくもの、色々。

 翌日。あいにく天気は曇り。晃はクイーンに見送られて仕事へ。

 ローズガーデンでは、藍華は新作のホットプリンの売り込みに気合いを入れており、新たな名物にして伝統の第一歩にするのだと。あずさはこっそり「こりゃレジェンドへの道は遠いかも」と苦笑。藍華は「そこ、分かった!?」www

 天気が悪いと思ったら、雪がちらつき始め……藍華はつい「今年ももうすぐ終わりか」としみじみw

 アリスが仕事に出ようとすると、アーニャが水筒を持って来て、忘れ物だと……ホット蜂蜜ティーだそうです。アーニャ曰く、乾燥してるのでノドを痛めると……アテナのドジっ子が受け継がれていると言いますw 申し訳なく思うアリスにアーニャは焦り……w

 アリアカンパニーも、シャッターを開けて営業開始。

 最後に灯里のモノローグ。火星をアクアに開拓した人も、ネオヴェネツィアを作った人ももういないけど、それをみんなが受け継ぎ続けていると語り……今回の物語は終了。

 ……ホットプリンって、和訳したら茶碗蒸し?(違うと思う)

◆今日の忘れ物:それ忘れるの? ピーピーと警報が鳴ってるはずなんだが。

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