2023年08月15日(火)19:36

お笑いのセンスがない仕様なのにお笑いに憧れるとかいるよね

 AT-X、『AIの遺電子』、第2話。

 男子高校生たちが町を行く人々を見ながら喫茶店で過ごしてます。あの女子高生たちは人、帽子をかぶった男性はヒューマノイド……などなど、目の形で判別できます。また、ヒューマノイドは人間と同様に歳を取るようにできており、これは人間社会に溶け込むためとも言われてます。
 同窓会でヒューマノイドだけ歳を取らなかったら不自然。また、脳が人間よりも3倍高性能で、試験勉強なんて不要とかだったら……たしかにズルいよなw

 そんな会話を、他の席で耳にしている男子高生(ジュン)がいます。何だか浮かない表情ですが……

 陸上部に所属するヒューマノイドのようで、順位は振るわなかったものの自己ベストを更新したようです。しかしジュンは、あれは誤差の範囲内であり、もうタイムは伸びないだろうと感じてます。諦めるなと言うマサは、もうすぐ地区大会が始まるし自信を持てと。
 しかしジュンは、俺の身体はそういう風にできていないと……仕様でそう決まっていると言います。

 ……僕だけ好きでいてくれる絶対に妊娠しない11歳の黒髪おかっぱ膨らみかけという仕様の美少女ヒューマノイドっていませんかね?(ショットガン


相談も受けつけてます

 そんなわけで、ジュンは須堂新医院に向かい、須堂 光に相談。光は、ヒューマノイドは一定以上は筋肉がつきにくいと言われていると言います。ジュンのようなバイオ系のボディーであってもそれは変わらないそうです。
 ジュンは、車のレースと同じだと……マシンの性能が変わらないとドライバーがいくら頑張っても限界があると言います。
 光は、競技を変えてみたらどうかと……例えばマラソンとか。しかしジュンは、人とヒューマノイドは大会が別なのでつまらないと言います。同じ土俵で勝負がしたいのだと……でもマサには負けたくなかったと言います。
 健康診断の結果ですが、目立った所見はなしとの事。

 光はジュンの去り際に、きっとまだ伸びる……応援していると言います。診察室を出たジュンは、応援で伸びるならこんなに悩んでないと考えてます。

 ……土俵? 競技を相撲に変えたらどうでしょう?(コンピューターが相撲って……)


自動視線誘導システム

 樋口 リサが最近発見した事……それは、光は甘い物が好きみたいだという事。プリンをパクパクw

 そんなわけで、ケーキ屋からいくつかのスイーツを買って帰るリサ。光の事をもっと知りたいと思いつつ、診察室に入ると……光が女性ヒューマノイドのおっぱいをもみもみ(窒息)。触診ですよ触診。あははははは。ってか、この女性って前回のラストで出てたカオルでは?
 驚愕するリサはケーキを落としてしまってますw

 カオルは胸の硬さが気になって診てもらっていたそうです。午後の診察は3時からだと、リサは不機嫌そうに言いますw するとカオルはリサの胸を揉み始め……リサは「先生! 誰なんですかこの人!」www カオルは、同じ釜の飯を食べた仲だと言います。
 少し待つように言う光は、別の部屋に行き……リサは、先生とはどういう関係だと訊ねてます。しかしカオルは無視して、いいおっぱいがついていると……ヒューマノイドなのになんでそんなもんぶら下げているのだと言いますw リサは、そっちこそ数段ご立派に見えるとw カオルは、私は面白いからつけているのだと……昔はこんなんじゃなかったと言います。でも身体を改造すればするほど、男たちは私に釘付けになるのだと。まるで街灯から離れられない虫みたいな感じだそうで、自分ではどうしようもない生理システムに翻弄されてしまうのだと言います。
 自身はヒューマノイドなので彼らの遺伝子を未来につなぐ事はなく、それは男たちも分かっているはず。なのに脳にされるがまま私の見た目に魅かれるのだと……そういうのって面白くないかと言います。

 リサは内心で「何なんだこの人」w

 光が来て、カオルに、外で話そうと言います。勝手に病院を空けないように言うリサですが、光は、誰か来たらすぐ戻ると言います。そしてカオルとどこかへ向かい……残されたリサは「ムカつくー!」www

 ……おっぱいは大きいほど視線を引っ張るからな(万有引力の法則じゃあるまいし)。


機械文明は発達しているのに

 公園でカオルは、あんな小娘をそばに置いているなんて変態だと言います。用件を話せと言う光w カオルは、超高度AIであるMICHIが大規模な自己改修計画を出してきたと言います。AI自らが改修?
 カオルは、光の審査に加わらないかと誘ってます。メンバーになればMICHIとのディスカッションだってできると……光のお母さん(須堂 彩佳)の事も何か分かるかもしれないと言います。
 無駄だと言う光は、以前もそうだったと言います。カオルは、新しいMICHIは違うかもしれないと言うのですが、光は、もう俺の出る幕ではないと、参加を拒否。

 そこへボールが転がってきて、カオルはボールを女の子に渡し、女の子は礼を言って家族の所に戻って行きます。その光景にカオルは「なんてつまらない景色」。人間の技術は格段に進歩した……それに伴って世界のあり方も仕様も変わって行くのが自然だと言います。なのに世界はすっかり停滞していて、いまだにああいうのが幸せって事になってるいると。
 光は、安定と循環、これまで通りの社会……それは人間が望んで得たものだと思うと言います。MICHIがいくら高度化してもそれは変わらないだろうと。
 カオルは、こんな旧世紀の惰性みたいな世界は、続けても退屈だと言います。光の問題も、世界が変わってしまえば解決すると……そう思わないかと言います。
 いい事を教えてあげると言うカオル。光を欲しがっているのは私ではなく、MICHIなのだそうです。

 ……変態? 日本人としてそれが普通の遺伝子ですが何か?(君の普通を勝手に拡大させんなw)


アーバン・レジェンド

 ジュンは地区大会に向けてトレーニング中。そこへマサが自転車でやってきて声をかけるのですが、ジュンは無視。マサは「おいおいおい」w

 マサがネットで調べたところ、ある心理実験を調べたそうです。「ここがMICHIの定めたあなたの限界です」と科学者に嘘を吹き込まれたヒューマノイドは、それ以上テストの点数を取れなくなったケースが多かったそうです。逆に「まだできる」と言われたヒューマノイドは、期待以上の成績を残したそうです。
 ジュンは、それは都市伝説であり、再現性に問題があると言います。大昔の実験が元ネタで、ヒューマノイドに対してそういう実験をしたという論文は現実には存在しないのだと。
 マサは、お前も調べたのかとw

 呆れるマサは、予選まで何日もないのだと……悩んでる時間がもったいないと思わないかと言います。それに、ここでやめたら今まで頑張って来た意味がないと……スランプを乗り越えてこそガーッと伸びるのだと。ピンチはチャンス……No Pain No Gain とも。諦めるなとマサは言うのですが、ジュンは「重いんだよ、応援とか」。

 ジュンは急に反対向きに走り出し、マサはすぐには自転車の方向を変える事ができず……去っていくジュンに、朝練に遅れるなよと言います。

 ……リサは牛乳を飲みつつ「おっぱい大きくなーれ、大きくなーれ……まだまだ大きくなーる」(都市伝説にもならねぇw)。


けんかはやめて

 Bパート。朝練でジュンは走り、マサはストップウォッチを手に、ジュンを応援。しかしジュンはゴール手前でスピードを落とし、気が散ると言います。煮ようが焼こうが頭打ちだと。
 マサも投げやりなジュンにいいかげんに頭に来て、俺に抜かれたのがそんなにショックなのかと。あ、言っちゃった。ジュンは、俺の気持ちが分かるかと憤慨。マサも、お前こそ分かった気になるなと言い……周囲が必死に止めてます。

 ジュンは勝手に部室に戻り……「やってられっか!」と怒鳴ってます。誰よりも練習しているのだと……「もし俺がヒューマノイドじゃなかったら……もし俺が人だったら……絶対に……」

 ……競技を変えてみたらどうだろう? 競輪とか(マサが乗ってたママチャリを勝手に借りつつ)。ヒューマノイドだから何でも人よりも優れているってわけじゃないんだね。


知らない天井

 体育の授業はバレーボール。男子と女子に分かれての授業となり、チャイムが鳴るまで試合です。ジュンは、バレーボールならマサに負けないと。あの医者の言う通り、いっそ競技を変えようかと考えてます。
 セットで上げられたボールは前過ぎるのですが、ジュンは思い切ってダッシュ。が、そこへマサが負けまいとして割り込んできて……二人とも転倒。ジュンは大丈夫なのですが、マサは左すねを抱えて呻いてます。心配するジュンですが、マサは大丈夫だと言って強がり……

 少し前、マサも頑張った分だけ伸びてジュンに追いつきつつある時期。ジュンがコンマ1秒縮めるとマサも同じだけ縮めるという、ジュンからすればストーカーかとも思えるような頃です。マサは陸上の面白さに夢中になっていて、そんなマサにジュンは、俺たちはどこまで行けるのかなと。マサは、そりゃ決まってると……「あの夕日の果てまで」。そういう事聞いてんじゃねーよw

 病室でそんな過去を思い出しているマサ。マサの左脚はギプスで固定されてます。大怪我じゃん。

 ……なんで女子はブルマじゃないんだよ(今はそこが問題じゃない)。


ナイス後輩

 他の部員たちは、ジュンがわざとマサを転倒させたんじゃないかと言うウワサをする者も。マサに越されて腐っていたと言うのですが……ジュンが来ると手のひらくるっくる。ジュンは予選を通過できたものの表情は冴えず。陰口を叩いていた後輩たちは、さっきの映像をマサ先輩に送っておいたと言ってます。

 帰りの電車の中でジュンは、俺の方が怪我をしていればと考えてます。ヒューマノイドなのですぐに治るそうです。

 ジュンはマサのお見舞いへ。受付はヒューマノイドじゃなくて、頭がディスプレイになってるもろロボットなんだなw 受付はこの方が愛嬌があっていいのかも。

 実はマサは以前に、記録が伸びないし陸上部をやめようと考えていた時期があったようです。その事をジュンに打ち明けており、ジュンは、それはマサが決める事でありやめればいいじゃないかと。ただ、マサがやめると俺が頑張れないと言います。
 マサは、それはお前が頑張れないとかではなく、俺に頑張れと言うべきじゃないかと苦笑。

 そんな事を思い出しつつ病室に向かうジュンですが、その病室から「頑張れ!」と怒号が。マサは後輩が送った映像を見ており、ジュンが予選を突破した事に大喜び(なお隣の患者は「何だ何だうっせーぞぃ!」と憤慨w)。

 ジュンはお見舞いに入れず、録画に叫んだって結果は変わらないのにと涙ぐんでます。

 ……マサ、いい奴すぎる。でも病院では静かになw まぁ、医者にも関わらず病室で推しのアイドルを応援する産婦人科医もいるんだけどな!w


最初からクライマックス

 いよいよ選抜大会当日。光も会場に来てます。マサも杖をついて応援に来て、後輩たちは寝てなくていいのかと驚愕。マサはトラックにいるジュンに声をかけ、ジュンは苦笑。マサはピースサインを突き出して笑ってます。

 ジュンはいいダッシュを決めるのですが、ペースが早すぎる模様。後輩たちもそのペース配分に驚き、あれじゃ持たないと。マサは、ジュンならできると信じ……記録10秒50を決めて1着。自己ベストじゃん!

 見に来ていた光もこの成果に喜んでおり、人間もヒューマノイドも怠け者だと。ベストを尽くすのは至難の業であり、今の世界も捨てたもんじゃないと(そこにはいない)カオルに言います。

 ……カオルが言う事も一理あるというか、これからの人類は物質文明ではなく情報化文明だって言われてますからねー。マイホーム、ミニバン、子どもというのは幸せの記号であり、今の時代は集めれば集めるほどランクが上がるシステム。しかしこれからは、人格とその行動と結果がポイント換算され、それが貨幣に変わるシステムの中核になるとか。なので、幸せの記号集めはそろそろその価値が下がるやもです。


ここがヒューマノイドの自由なところ

 ジェイは「リサ、今日もご機嫌ななめですね」www 先生に来客があって以来、ずっとだと。リラックスできる音楽をかけようとするジェイですが、リサは「いらないし!」www
 そこへ光が帰って来ます。不機嫌なリサですが、光は紙袋を下げており、「ケーキ、食べる?」。上機嫌になるリサw 小学生かw

 テーブルには苺のショートケーキ。光は、よく母親が買って来てくれたと言います。カオルも好きだったと言う光に、リサは、カオルとはどういう関係なのかと問います。光は、カオルとは昔、同じ研究所にいたのだと……ああ見えて優秀だと言います。リサは「身体の方もすっごく優秀そうでしたね」とひきつった笑顔で言いますw
 光は、研究所にいた頃の写真を見せます。光はもちろんカオルも写っているそうで、どこにカオルがいるのかと言うと……どこ? 光は、俺のとなりだと言います。男じゃん。……男!?
 驚くリサは、おっぱいを揉まれた事を踏まえ、「この人は精神的にですか!? ですか!?」(窒息)。それって昨今話題のwwwwwww 光は、たぶんどっちでもないのが理想なのだろうと言います。男、女、あらゆる概念を超えたその先の世界を見たい……そうカオルが言っていたそうで、世の中にはいろんな奴がいるのだと。

 ……『攻殻機動隊』の世界のように、脳核を他の義体に交換できるようになったら楽しいんだろうけどなー。もちろんそんな技術は今はなく、身体を変えようと思ったらダンプに轢かれるか、中央線の武蔵小金井駅から成田エクスプレスに飛び込むしかありません(まず異世界があるのかどうかが問題)。


おいでやす

 そのカオルは、ある場所を訪れてます。そこには歴代のロボットと言うか、人型のロボットが展示保管されてます。

 カオルは、機械が単なる道具だったなら……道具と割り切れる程度のモノだったなら、こんな面倒な世界になる事はなかったと。今の道具は人間よりも賢く、早く、疲れを知らない……その気になれば驚くべき速度で未来を消費できると考えてます。

 カオルは手を翳し、手の血管と網膜内血管のパターンで認証され、解錠。こんだけ厳重な場所に来ているって事は、ここがMICHIか。

 堅牢な扉の前に立つと、AIが声をかけてきます。そのAIこそがMICHIで、審議会のメンバーの事で来たと察してます。相談に来たと言うカオル。MICHIもその来訪を歓迎し、扉を開いてます。
 部屋の中には植物園らしきものや盆栽があり、部屋の奥には桜があります。桜の木の前には、光に似た少年がいて……でも光彩が異なってます。きっと名前は坂田銀時(ねーよ

 なおMICHIとは、Multimodal Interface for Communication with Human Intelligence の略。人の知能とコミュニケーションを取るための多彩な様式とか、そんな感じの意味のようで、おそらく『未知』とかけてます。

 次回は、まさかのモフルンの登場(動くクマのぬいぐるみはみんなそうなのか?)。  ……自分で改修って事は、AIが次なる規格を作ってAIを作ろうってか? とんでもねぇ進化をしそうで面白そうというか怖いというか……

◆今日の性別問題:そのうち性染色体がXXかXYかを自動で判別するセンサーができるだろうな。

2023年08月14日(月)19:42

17歳の箱、18歳の箱……

 AT-X、かくしごと、第4話。

 中目黒にある家と同じ間取りの、鎌倉の家を訪れる後藤 姫。押入れには、お母さんが残した箱の続きがあります。箱には歳が書いてあって。その歳になったら必要になるであろう、他愛のない品々が入っています。服、文房具、小物など。さすがに流行からかけ離れているものもあり、それがまた余計に愛おしく思えるようで。

 ……大人のオモチャも入ってるんだろうかw

どっちがペンネーム?

 異世界食堂全店で使えるカード? 署名は後藤和士になってます。これは後藤 可久士のもの。芥子 駆は、可久士ってペンネームだったんですねと言ってます。ところが実際は可久士の方が本名で、和士の方が世間で通っている名前なのだそうです。
 と言うのも、うっかり本名でデビューしてしまったため。珍しい名前なので、本名を使ってしまうと姫にバレる恐れがあり、どうでもいいカードには『後藤和士』と書くようにしているそうです。

 ……それでサブタイトルが『ノルマエ・ナマエ』なのかwww 古代の銭湯かな?www

今のうちに考えておく

 そんな経験を踏まえ、可久士はアシスタントたちに、デビューする時のためにペンネームを考えておくようにと言います。筧 亜美は一応考えてあるそうです。可久士は「デビューもしてないのに生意気だー!」「考えとけって今言ったの先生じゃないですかー!」w
 「何って言うの?」「言いません」(噴飯)。言えと可久士は声を荒げるのですが、それ以上の力で亜美は威圧www 可久士が震えてるwww

 ……漫画家デビューした時のペンネームは、きっと夜帷(とばり)(声優ネタよせ)。

姓名判断

 可久士が家に帰ると、姫は自分の名前で姓名判断してます。クラスで流行ってるそうです。可久士の姓名判断もしたそうで、全体運は星5つ、金運は星5つ、愛情運は星5つ、仕事運は星5つ。おぉー! ただし芸術的は仕事は向いていないそうです(窒息)。芸術家とかユーチューバーとか画家とか小説家とか漫画家とか。

 そこで可久士は『後藤和士』という友だちも姓名判断して欲しいと言います。姫が本を参照しつつ見てみると……ひとりぼっちだそうです。姫曰く、可哀想な人だから仲良くしてあげて欲しいと。

 ……本名が最高じゃんw 偽名でデビューしてなくて正解だったのかもしれないw

宝石の国

 担任の六條 一子も、姫の名前は大好きだそうです。特に読みやすさがいいそうです。最近の子の名前は読みづらく、いわゆる  DQNネーム  キラキラネーム。分かりやすい日本語に訳せば、難読氏名ってところか。
 例として挙げられているのが里離楠(りらっくす)、笑々寿(えーす)、師類羽(しるば)、緑輝(さふぁいあ)、聖闘(せいんと)、巴愛灯(はあと)。間違って呼ぼうものなら、保護者から叱られると。最近はアニメや漫画のキャラクターの名前も多いそうです。

 その点、可久士の漫画のキャラクター名は子どもにつけられる心配がなく安心だそうです。

 夕方、可久士が公園を散歩していると、男の子をアトムと呼ぶお母さんがいます。可久士は夕暮れを見上げつつ、子どもに自分のキャラの名前をつけられるなんて、どんな気持ちなのだろうと……そんな事は一生ないんだろうなと考えてます。

 タイツと呼ぶ声が! 『風のタイツ』の作者としては嬉しい名付けなのですが……飼い犬の名前だったw しかもその飼い犬は迷惑そう(噴飯)。変わった名前だと声をかける可久士。飼い主曰く、下半身の模様がタイツを穿いているように見えるとの事。

 ……だから川島 緑輝は周囲に『みどり』って呼ばせたがってるんだよなぁ。星野 愛久愛海(アクアマリン/アクア)と星野 瑠美衣(ルビー)はイケメン&美少女だからまだいいけど、ルックスで明らかに負け組みなのに難読氏名だったら、どんな目で見られるか……

精霊

 家で星占いもやってみている姫。家政婦のナディラも来ており、姫は、ナディラさんの国でも占いとかあるのかと。もちろんインドネシアでも占いはあり、精霊に祈って占ってもらうのだそうです。
 ……具体的にどんな占いなのか分からないけど、こっくりさんより安全だったらOK!w

生きにくい名前

 仕事中、ずっと何かに迷って唸っている可久士。どうしたのかと十丸院 五月が尋ねると……本名でデビューしてしまったので行きにくいと。五月は、だったら今からでもペンネームにすればいいじゃないかと言います。それもそうだと可久士も考え、いっしょに考えてみるのですが……

 名刺が『闇騎士07@3rd』wwwww 週刊少年マンガジン編集長の大和 力郎は反対(そりゃそうだw)。副編集長の内木 理佐は、作家名はブランドなのだと……商標と同じで急に変えたらお客が分からなくなると言います。ただ、決意は堅そうだったかと尋ねてます。五月は、先生は今の名前では生きにくいと言っていたと。すると編集者たちがざわめき始め……理佐は、怪しい占い師とかいなかったかと尋ねてます。五月には何の事なのか分かるはずもなく。
 理佐は、作家が急に名前を変えようとする時は、背後にそういう人がいて洗脳されているケースが多いと説明。しかし五月は、仕事場で怪しい占い師なんて見た事がなく、いるとしたら自宅ではないかと考えます。

 ……アメリカの爆撃機B-52には『ストラトフォートレス』という名前があるけど、軍人からはひどい愛称をつけられているそうでw

はま寿司のタッチパネルの声をやってます

 そこで可久士の自宅に行ってみると……玄関の中から怪しい白煙が! 五月が慌てて中に入ると……ナディラが占いをしていました(窒息)。何をしているのかとの問いに、姫は「占いだよ」と言って振り返り……部屋の明かりを消していたので五月の姿はシルエットになり、精霊に見えた模様w ナディラは「来たか、精霊」と言って振り返るのですが……どうやら五月にとってナディラはタイプのようですwww
 姫は、以前に来たCEOに似ていると(似てるも何も本人ですw)。ナディラは五月に、CEOも占うかと言い……すっかりナディラに惚れてしまってのぼせている五月は、『誌偉王(しーいーおー)』が僕の本当の名前なのかとほざいてますw

 ……のぼせているのは、お香のせいかもしれないw あと、改名するなら9Sとかいいんじゃないかな(声優ネタよせ)。

水素水の音ー

 編集部では、可久士が改名を希望している事を心配してます。理佐は、変な占い師や霊能力者に傾倒しておかしくなった漫画家はいっぱいいると……突然の改名に始まり、ふきだしの文字が異様に増えたり(注釈笑った。コナンってw)、墨汁を水素水で溶きだしたり、自らを神だと思い込んで教祖に登り詰める者までいたそうで。

   五月が編集部に帰って来ました。占い師はいたと報告する五月。でも全然怪しい人じゃないと……それで僕も改名したいと言い出してます。全然怪しくないと主張する五月ですが、力郎にはそう見えませんw 理佐も、洗脳された人間はみんなそう言うのだとw

 ……むしろ教祖が漫画を描かせた例ならあるけどな!w

ガーディアン

 姫は可久士に、ナディラと一緒に精霊を見たと言います。すごくオーラのない精霊が来たと、ナディラは残念がっていたそうです。でもナディラは、精霊に占ってもらわなくても分かると……姫と可久士には凄く強い守護霊が憑いていて、守ってくれるから大丈夫だと。

 心当たりのある可久士は、あまり霊とか信じないけど、それは信じてみようかなと。姫はその精霊に、これからも宜しくとお願いしたそうです。

 ……『らき☆すた』のようにお炊き上げとかされなきゃいいがw

姫の座り方が可愛いw

 Bパート。姫は可久士に、絵を描くのは上手かと尋ねてます。ドキッとする可久士www 絵を描くところを見た事がないと姫は言います。あまり上手じゃないから描かないのかなと姫は予想。色々考えた可久士は「下手ではないかな」と、ついプライドがおかしな事を言わせてしまってますw
 じゃあ上手なのかと言う姫。困った可久士は「普通……かな?」www

 と言うのも、宿題として風景のスケッチをするように言われたそうです。可久士は、本当は普通より少し上だとw

 ……スケッチなんて、基本的に見たそのままを描けばいいんです。思い通りに描けば……ね、簡単でしょ?

今ならAIがやってくれます

 スタジオで、ジレンマだと言う可久士。日曜日に姫とスケッチに行く約束があるそうです。上手く描いて尊敬されたい気持ちもあるし、あまり上手いと画業だとバレてしまうわけで。
 何を描くのかと尋ねる志治 仰。可久士は、そりゃあ街の風景だろうと。仰は、先生はもう何年も背景を描いていないと指摘w 可久士は、背景くらいいつでも描けると言い、ささっと描いて見せます。その絵を見た墨田 羅砂は「大丈夫。(姫に仕事が画業であることは)バレません」(窒息)。亜美も、いい感じで上手い素人レベルだと称賛w

 ちょっと間が空いた可久士は、今のは練習だと(まーたプライドがw)。次は本番だと言う可久士は、何枚か背景を描いてみせるのですが……仰は、背景はいいからキャラを描いてほしいとw 羅砂も、仕事が終わらないと言いますw
 困った羅砂は「わー、これは上手すぎるー」w 仰も「これはプロだとバレてしまう」w 意地になってた可久士はやや持ち直したようでw

 駆は、そのスケッチの宿題って色を塗るのかと尋ねてます。そりゃそうだろうと言う可久士。と言うのも、駆がここに来てからカラーページが1回もないと(噴飯)。羅砂と仰は駆を捕まえて「余計な事言うなー!」とどこかへ連行w ショックを受けた可久士は、もう何年もカラーを受けてないとつぶやき……筆を手に取り、それを羅砂が止めてます(キリがないもんなw)。白黒原稿に色を塗らないように言う仰w 亜美も「今週もカラーじゃありません!」w

 ……キャラを背景にすればいいんですよ。よくあるじゃん……キャラを拡大して色を薄くしたのをそのまま背景にする手法w あの手法って名前があるんですかね?

黒髪ぱっつん可愛いよね

 絵画教室が開かれているようです。生徒募集中との事で、本日のインストラクターは……千田 奈留。あの女子高生か。鼻で笑って去る可久士。天秤にかければ、姫から尊敬されたい気持ちよりもプロのプライドが勝っており……と思ったらあっさり姫から尊敬されたい気持ちが勝ったw 後ろ歩きで戻ってきた可久士は、つい絵画教室へ。
 中に入れば子どもばかりで、「やっぱりやめときゃ良かったかな」w

 本日のインストラクター、奈留が来ましたー。奈留は可久士を見て「え?」w 可久士も奈留を見て「え?」w 奈留はボランティアで、週に一度子どもたちに絵を教えているそうです。

 恥かしくて赤面する可久士。なぜ赤くなっているのだろうかと思った奈留は、絵画教室にかこつけて私に逢いに来てくれたのではないかと勘違いw 可久士は、この事は姫に内緒にして欲しいとw

 奈留は何度か入選するほどには絵の才能があり、その上手さに可久士は驚愕。ここは姫に尊敬されるためにもプライドを捨てるべきだと考え……「(ご教授を)よろしくお願いします」。奈留も「こちらこそ(お付き合いを)よろしくお願いします」w

 ……では奈留、脱いでください(子どもがいるのにそれはない)。

消せない個性

 石膏のデッサンが始まります。可久士としてはカラーを教えて欲しいところ。どうだろうかと尋ねる可久士に、奈留は「タイプです」(そうじゃないだろw)。絵の事だとごまかす奈留w 可久士は、せっかくだから辛口のアドバイスも欲しいと言います。真剣に絵を見る奈留は、上手いんだけど、あえて言うなら漫画っぽいとwww やっぱ出ちゃうのかもな……ってか、たしかにこれは方向性が違うw 奈留は「北斗の拳みたいになってますよ?」w

 ……似顔絵を描かせてもキャプつばになる漫画かもいるもんなwwwww

総合芸術なん?

 絵画教室を出ると、六條先生とばったり。先生は、絵を教えているなんて尊敬すると勘違いしてます。看板をよく見れ。教えてるのは女子高生だぞw
 可久士は内心で、漫画家だからって普通の絵も得意だと思ったら大間違いだと。

 六條先生は、漫画は総合芸術だと評価。絵も描けて話も作れて凄いと。しかし可久士は内心で、それは違うと……絵だけでも文章だけでも食って行けないから漫画を描いているのだと考えてます。

 さて、さすがは担任の先生で、いくら漫画家であって姫が可愛いからと言っても、不正はダメだと念押し。そんなつもりはないと可久士は言うのですが、六條先生はそういうの分かるのだと……厳しくチェックすると言います。

 可久士は、漫画家であるが故に、姫が不当な評価を受ける状況を作り出してしまうのかと戦慄。こうなったら姫が独力で絵を描いているのを見てもらう事で証明するしかないと考え……日曜日に一緒に動物園に行ってほしいと頼んでます。

 勘違いして真っ赤になる六條先生www もちろんこのお誘いをOKしてます。

 ……普通の絵はともかく、可久士はポリキュアなら得意中の得意だぞw

33-4

 姫と動物園って事で、テンションが上がっている可久士。どの動物を描こうかと、あちこち見て回ります。何を描けばいいのか戸惑う姫。好きなものを描けばいいと可久士は言うのですが、それでも姫は迷い……トラを描く事に決めてます。

 離れた位置で、そっと見ている六條先生。こうして距離を置いてみてくれるようにと、可久士は頼んでいるようです。六條先生は変わったデートだなーと思いつつも弁当を食べようとしていて……そこへ東御 ひな古武 シルビアが来た! 何してるのかと尋ねる六條先生ですが、ひなは、先生が出した宿題をやるのだと説明。シルビアは、先生こそ一人寂しく動物園かと言いますw
 六條先生は、デートだと主張。しかし相手はどこなのかと尋ねられ……六條先生は、遠いところにいるのだと遠い目をして言います。その意味を深く捉えすぎたひなとシルビアは、「ごめんなさい!」と謝って走り去り……恋人が死んじゃったんだと言ってますw

 ……話に聞くと、動物園の動物たちも色々と慣れてしまい、飼育員に懐くのはもちろん、新型コロナの影響で見に来る人間たちが激減した際にはすごく寂しがっていたとか(水族館の魚も同様らしい)w

トラが見ている風景

 可久士もスケッチブックを用意してます。風景画に自信がない可久士としては、動物園に誘ったようなのですが……動物を描く方がよっぽど苦手だったと後悔w
 トラは穴の中に入ってしまったようで、姫は困ってます。
 想像で描くしかないと言う可久士は、さらさらっと絵を描くのですが……漫画っぽいトラにw よく見ると穴の中でトラの目が反射して光っており、姫は、トラからはこっちが見えているのかなと。

 夕方になり、もう帰るしかなくなり……結局トラは穴から出てこなかったようです。可久士は六條先生にこっそり、不正しなかったのを見てましたよねとジェスチャー。勘違いしっぱなしの六條先生は手を振りつつ「ステキなデートでしたね」w
 六條先生はニコニコと帰路につき……そんな六條先生を見ているひなとシルビアは、明日からいい子にするから元気を出して欲しいとつぶやいてますw もうこの時点で充分にいい子なんだがw

 なお姫は、絵は描いた模様。想像で描いたのかと可久士は言うのですが……姫が描いたのは、可久士と姫がベンチで絵を描いている絵。そう来たかw やっぱり想像かと可久士は言うのですが、姫曰くこれはトラが見たのを描いたのだと言います。可愛い想像してるなーw

 ……こんな時、タイガーだけに担任が藤村 大河だったら良かったんだけどな(だったら何だよ)。

直接描かなくても表現方法は他にある

 スタジオにて……また仰が右腕を折っただとー!? これには亜美や駆も驚愕w 可久士は「何度目だよ!」w 亜美は、動物園でゴルフをするシーンはどうするのだと困惑(まずそのシーンの状況が分からんw)。動物を描ける人は他にいないと亜美は言い……ちょっと考えた可久士は、方法ならあると言います。

 背景やセリフを工夫する事で、面倒くさい動物を描かなくても動物園を表現できると……動物視点で描けばいいのだと言います。姫と動物園に行って大正解だったなw
 こうしたやり方は他にも応用ができ、火事や怪獣についても表現が可能。羅砂は「なんか低予算映画みたい」w

 ……ぱんつを描かないパンチラ絵なら何度か描いたもんなw 何ならノーパン絵も描いたw

実は以前にも来ていた場所

 姫が描いた絵はリビングに飾られてます。恥かしいと言う姫。可久士は一番高い額縁を買って飾ったようです。部屋に合ってないと姫は困惑してます。

 姫が描いた絵ですが、可久士としてはどこかで見たような記憶があるようで……それは、以前に夫人といっしょに動物園に来た記憶から。当時の姫はまだ乳母車に乗る赤ちゃんで、トラを見に来てます。1枚1000円の記念写真を撮ってもらい、その写真はもちろんちゃんと保管されていて……可久士は、あの絵はあいつ視点だったのかなとつぶやいてます。

 ……あいつって、先述の守護霊かな? その守護霊(姫のお母さん)役は能登麻美子。同じお母さん役なのにこの差はwww

◆今日の名前の付け方:愛久愛海とか瑠美衣は、現実にはやめておいた方がいいだろうな。

2023年08月13日(日)19:20

脚しかないボール、ほぼ完成。

 旧キット 144分の1 ボール、本体に脚を組み付けましょう!

 
キモっw

 大腿部の長さに合わせた結果だから仕方がない。マジックハンドをそのまま足にしても小さすぎるので、自作したわけですが……この大きさで正解かなって。

 
ひざ立ちっぽい事もできます

 頭頂部の大砲ですが、仰角の軸がゆるゆるだったんですねー。接着剤を流し込んじゃったら二度と緩まないし、かと言ってわざわざ木工用ボンドを買ってきて水で溶いてつまようじで流し込むのも、金銭的にも時間的にももったいない。
 そこで……試しにマークセッターを使用。これは一種の糊(のり)なので、これでくっついてくれないかなーって思い、流し込んでみたら……成功したw 水で濡らせば容易に溶けてまた動かせるし、そもそも真鍮線はハメ込んだだけなので、細い棒ヤスリの先で押し込めば分解可能。どうにでもなるのです。

 
この大砲の仰角は固定で

 丸い窓が大小で3つあるので、そこは市販パーツで対応。側面についてはクリアグリーンの市販パーツを使用。そのまま貼り付けると背後の赤い色が透けてしまい、せっかくのクリアグリーンが活かされないので……0.5mmプラ板に貼り付けてから接着しようかなって。
 前面の窓は市販パーツでは小さく、クリアグリーンで塗装したプラ板を貼り付けようかなと思ったんですが……

 
何ヵ月も水を換えていない鯉の池みたいな色

 うひゃー、色が悪いw 別の色でやり直そうかな。もうクリア系でなくてもいいから発色優先で。

◆今日のガンプラ:ガノタ=ガンプラ大好きとは限らないもんな。

2023年08月12日(土)22:54

感覚的には6割までできたかな

 ウェーブ社、1/100バッシュ・ザ・ブラックナイト、下半身がほぼできました。

 まずはアンクルアーマー。隙間埋めは完璧とは言えない……わずかに隙間と言うか、亀裂が消えないです。それでも火の玉模様を塗装するため、まずは白サフを筆塗りして、エナメルのオレンジを筆塗り。

 
アンクルアーマー

 これを脚にあるパーツ K24 という丸いパーツにのみ接着。ズレた状態で固まらないよう、きっちり位置を決めて放置します。

 
こんな感じで固定する

 すでに組んでいる腰部装甲(3種類、計5セット)を組み付けて行きます。が……フィニッシャーズのライトガンメタルで塗装すべきパーツがまだあるため、すべての装甲を装着できません。今できるのは、ここまで。たった2パーツの塗装が終わってないばかりに、3セット分の装甲が装着できませんw

 
ここまではできた

 さて、実剣の柄ですが……段差が激しくてなかなか修正できませんw 確認不足が原因です。ピンをすべて切っちまえば良かった……

 
棒ヤスリでガリッガリに削ってやっと段差がなくなる

 次回で下半身ができたらいいな。次は腕作りにかかります。

◆今日のこまかい塗り分け:ガチ勢とパチ組派の言い争いになりそう。

2023年08月11日(金)20:39

吸血鬼の主食はやっぱり……

 AT-X、アンデッドガール・マーダーファルス、第3話。

 夜食の時間です。真打 津軽、御者のマルク、執事のアルフレッドには人間として普通の食事が与えられ、馳井 静句もいっしょに食べればいいのに別の時間に食べる模様。
 メイドのジゼルが鍋一杯に運んでいるのは、血液。シャルロッテは上手に飲めないようでナプキンにこぼしてます。

 生き血を出されたらどうしようかと思っていた津軽。婆さんの遺言で飲めないって事にしておこうかと思ったそうですw やはり主食は血かと尋ねる津軽。城主のジャン・ドゥーシュ・ゴダールは、こうして定期的に摂取しないとどうしても体力が続かないそうです。とはいえ、もう人の血は飲まないそうです。
 では、この血は何の血?

 ジャンは輪堂 鴉夜に、あなたは食べないのかと。鴉夜は、私は食べたくても食べられないと……しかも最近は太り気味だそうです(噴飯)。ついパンを噴き出してしまう津軽www

 なおマルクは、テーブルの上に鴉夜の顔だけが出ているのが不思議で、何度もテーブルの下を覗きこんでいたりw

 ……時代が時代なら、ゆっくり鴉夜だもんな(こらw

知ってた

 クロードは、この人たちに任せてもいいのかと言うのですが……ジャンは、変わった人たちだが捜査事態は理論整然としていたと言います。ラウールもあまり信用していないようで、この人たちは御者を詐欺にかけようとしていた点を指摘。マルクは、あの場にいたのかと驚嘆。ラウールは、馬車の音がしたので探偵がどんな奴なのか隠れていたと言います。津軽は「崩れかけた塔の上に」と、津軽はラウールが隠れてみていた事に気が付いていた模様。見えてたのかと驚くラウールは、クロードにそっと「吸血鬼みたいな奴だ」。

 ジャンは、とにかく有能な探偵だと思うと言うのですが、クロードからすれば安いペテン師に見えるようで。

 ……詐欺ってやろうかと思ってたのは津軽だけですw みんな津軽が悪いんだw

禁酒を告げられたと推理した詳細

 マルクは鴉夜に、なんでナタリー(マルクの妻で、酒場通いに憤慨して禁酒を告げている)の事が分かったのだと。鴉夜は、服を見れば分かると言っていたわけですが……ベストの腹の部分が色褪せて縫い目が粗くなってると言います。そこを頻繁に汚すので奥さんが毎回こすり洗いをしているからだと。服にしょっちゅう服をこぼす……大の大人がそんなマネをするのは酷く酔った時だけだと言います。
 ヒゲの手入れは杜撰だけど、着ているシャツの襟はきれいで、ボタンを付け直した跡もあると……奥さんが毎回きちんとシワを伸ばして繕ってくれているからだと推測。ベストを見るに最後に洗濯をしたのは一週間前と思われ、腹に新しいシミがついた様子はなく、ちゃんと言いつけ通りに酒を飲まないでいると鴉夜は言います。誰かに酒を飲まないよう強く言われたのだと思われ、奥さんも洗濯にうんざりしたのだろう……よく気が付くいい女性じゃないかと鴉夜は言います。なので大事にするようにと。
 マルク、泣いちゃったw

 その推理力に驚くクロードは、ロンドンの探偵を思い出したと言います。それはシャーロック・ホームズ。鴉夜は、ホームズと比べられるなんて恐縮だと……私は彼ほど天才ではないと。鴉夜はホームズと会った事はなく、できれば一生会いたくないと……うわさでは変人だと言います。

 ……変人とは?(困惑)

事情聴取

 鴉夜はハンナが殺された夜について、ジャンに尋ねたい事があるようです。死体が発見されたのは夜中の1時半過ぎ。その日もこうして午前0時に『昼食』を摂るのかと。あぁ、昼夜逆転してるから夜食じゃなくて昼食なのね。
 ジャンは、城の者全員で昼食を摂ると言います。鴉夜は、食事はいつごろ終わったのかと。ジャンは、0時半くらいだったと答えます。これは死体発見の1時間前になるわけで、鴉夜は、ハンナは食事を終えた後はどこで何をしていたのかと訊ねます。

 ジャンは思い出すかのように、いつも通り部屋で休むと言っていたと。ジャンは2階の書斎に行ってクロードと話していたそうです。鴉夜は、昼食後にハンナと誰か会っていないかと訊ね……誰も答えず。鴉夜は再度、昼食後のジャンはクロードと一緒にいた事を確認。街の運営について少し話をしていたそうです。シャルロッテもついてきて、人形で遊んでいたとの事。

 1時になったのでみんな書斎を出て、玄関ホールで分かれたそうです。クロードはシャルロッテを連れて行き、ジャンは狩りへ。月曜日のその時間は狩りに出る習慣になっているそうで、倉庫に銃を取りに行った時には何も異常はなかったそうです。

 という事は、単純に考えれば、凶器が持ち出されてハンナが襲われたのはそれ以降となります。

 ……僕も人形で遊びたいな(←それオリエント工業だろ)。

犯人はこの中にいる!

 狩りに出る際、植物を見るという事でラウールも狩りに同行。ジャンは3発撃ったものの当たらなかったそうです。クロードは、あの3発の銃声はそうだったのかと……森の奥から聞こえたと言います。鴉夜は「森の奥の方から……それは興味深い」。
 クロードは食事後は自分の部屋にいたそうです。シャルロットから歌を歌うようせがまれ、クロードはシャルロットをジゼルに押し付けたそうです。
 次に鴉夜はラウールの行動を訊ねるのですが……ラウールは、それって僕らを疑っているという事だろうと憤慨。鴉夜は、この中にハンナを殺した者がいると考えていると正直に言い……改めてラウールの行動の詳細を訊ねてます。答えられないのであれば相応の理由があると判断すると言い……ラウールは、兄さんと逆で1時まで自分の部屋にいたと言います。しかし事件があった時間はずっと父さんと一緒にいたと弁明。しかし鴉夜は、ジャンが狩りに出るまでの間にわずかなタイムラグがあると指摘。ラウールは、吸血鬼がいくら素早くても1分で殺人はできないと言います。
 さらに鴉夜は、部屋にいる間に何か物音に気付いたりはしなかったかと訊ねますが……何も物音はしなかったそうです。

 ……実は1分もあれば充分に殺人可能だったりして。

執事とメイド

 次にジゼルに訊ねる鴉夜。よっしゃメイドのターンだー!(←黙れ)

 0時半に昼食が終わった後、どこで何をしていたのかと訊ね……ジゼルは、厨房の後片づけをして、1時には洗濯部屋に行ったと言います。それがルーチンだそうです。
 洗濯部屋に行く途中、シャルロッテが退屈そうにしていたそうで(クロードに歌を歌うようせがんでいたw)、それで洗濯をしながら歌を歌ってあげていたそうです。鴉夜は、ジゼルは1時から事件が発覚するまでずっとシャルロットと一緒にいたのかと。ジゼルは1回だけトイレに行ったそうですが、それは1〜2分だけであり、それ以外はずっとシャルロットと一緒にいたそうです。

 いすの陰からそっとみんなの様子を見ているシャルロッテ。そんなシャルロッテに鴉夜は、ジゼルの言っている事は本当かと訊ね……シャルロッテは小さく「うん」。

 そして最後に、執事のアルフレッド。食事の後はどこで何をしていたのかと訊ねられ……アルフレッドは、地下の執務室に行ってジャンの予定の調整をしていたと言います。鴉夜は、つまりずっと一人でいたわけだと言い、部屋にいる間に何か物音は聞いたかと訊ねます。アルフレッドは何も聞いていないそうです。

 鴉夜は、1時以降にアリバイのなかった者は二人だけだと……それはクロードとアルフレッド。ジャンは、クロードが母親を殺すはずがないと言い、アルフレッドにしてもハンターのような他の人間とは違うと、二人の潔白を主張。
 鴉夜は、先ほど説明したはずだと……外部からの襲撃と結論付けるには納得できない点が多すぎると言います。

 シャルロッテは険悪な雰囲気に耐えられなくなったのか、泣きそうになって部屋から出て行き、ジゼルがシャルロッテの後を追い……津軽は手を合わせて「ごちそうさま」。

 ……ジゼルがトイレに行っていた話をもっと詳しく(斬首

かくしごと(=隠し事、描く仕事)みたいな?

 Bパート。津軽たちは用意された部屋に向かいます。津軽は、獣の血でもああやって皿に盛り付ければ何だか高い料理に思えてくるから不思議だと言います。「血は水よりも(『血は水よりも濃い』の間違いで、落語的な言葉遊び)」って言うし、実は味がいいのではないかと。鴉夜は、それを言うなら鯉(濃い)だろうと。津軽は、鯉は生臭いからいただけないと言います。鴉夜は、お前と根問いもの(言葉遊びの一種)を始めるとキリがないと辟易w 鴉夜は静句にも何か言ってやれと言い、静句は「鯉のえさになって死んでください」www 津軽は「冷たい……そして、つれない……」w

 さて、事件についてですが……鴉夜は、事実に基づき論理的推理を進めた結果、2つの矛盾した条件がぶつかっていると言います。よく分からないと言う津軽。鴉夜は「そう、よく分からないという事だ。よく分かってるじゃないか」w 津軽は、さっきあんなに得意気にしゃべってたじゃないかと言います。鴉夜は、ほとんどは時間稼ぎだと言います。

 鴉夜は静句に、使用人の二人を見張るよう指示。万が一の時は足止めをするように言います。静句はその場を去り……津軽は、使用人が犯人なのかと尋ね……鴉夜は、第一・第二候補といったところだと言います。他の者だと犯行が難しいとの事。

 ……鯛、美味しいよね。回転寿司に行ったら必ず食べますw

僕はやってない

 するとクロードがいつのまにかそばに居り、僕は母さんを殺していないと主張。無駄骨を折っているとも言ってきます。鴉夜は「あいにく身体は痛くありませんが」w
 するとクロードは津軽の首を掴んで壁に押し付け、これから骨を折るのだろうと恫喝。親父は宣誓書にサインをしたが、俺は吸血鬼をやめていないと……首を折るなんて簡単にできるのだと脅してます。津軽は「肝に命じておきましょう」と言い、ようやく解放されます。

 クロードは去り……鴉夜は「脅されたな」「脅されましたねぇ」。振る舞いから察してクロードが犯人だろうかと言う津軽。しかし鴉夜は、そう決め付けられれば世話はないと言い……クロードの手はきれいだったと言います。凶器である銀製の杭は、布で巻けば吸血鬼でも触れるとはいえ、多少の火傷はするかもしれないもんな。なので鴉夜は他の家族の手にも着目していたそうですが、みな手がきれいだったとの事。なので、ひとまずはアレを探そうと鴉夜は言います。

 ……生首ジョーク、いいなw

生まれた時からメイド

 先ほど食事をした部屋には、アルフレッド、ジゼル、静句の三人。みな使用人だなw 三人ともいすに座らずに立っており、座らないかと言うアルフレッドですが……静句は「いえ、お構いなく」。使用人歴は長いのかと尋ねるジゼル。静句は、生まれた時からだと答えてます。それは大変だと言うジゼルですが、静句は、あなたたちの方が大変そうに見えると言います。
 アルフレッドは、たしかに夜ばかりの生活は少しつらいと言い、20年も続けていると慣れてしまうと。ジゼルはまだ慣れていないそうでが、獣から血を抜くのは得意になったそうです。アルフレッドも、この家だけで磨かれる特技だと笑います。

 時計が1時の鐘を鳴らし、アルフレッドは書斎に行こうとするのですが……静句は「だめです」と呼び止めます。しかしアルフレッドは、旦那様と仕事の予定があると。するとジゼルは、旦那様なら先ほど津軽と森に行ったと言います。何をしに行ったのかは分からないけど、津軽は探し物をしているとの事。アルフレッドはつい「何なんだあの男は」とつぶやき……静句に「ついご主人の悪口を」と頭を下げます。しかし静句は「いえお構いなく」と答え、私はあのような最低クズの似非噺家野郎には仕えていないとw 私が仕えているのは鴉夜だけだと言います。

 ……夜勤はつらいぞー。どんなに生活パターンが定着していても、寿命ってかなり縮むんでしたっけ?

常識的に考えて

 夜の森は寒く、ジャンによれば氷点下になる事もあるのだとか。津軽は寒くてくしゃみをするものの、冬の函館に比べれば暖かいと言います。ジャンは、日本から来た割にはフランス語が堪能だと。師匠(鴉夜)に叩き込まれたと答える津軽。鴉夜は「叩き込んでなどいない」と否定し、お前を叩いたりできないとw

 ジャンは鴉夜に、城の者に犯人はいないと言います。あの殺し方はヴァンパイアハンターの手口だと言い、もっと常識的な目を持って捜査をしてほしいと。
 鴉夜は、常識的に捜査していると言い、当たり前の事だけを気にかけていると答えてます。ハンターに襲われたのはまだ先かと言い、急ごうと言います。津軽は、ずいぶんと家族思いだと。ジャンは、これ以上家族を失いたくない……それだけだと。この町に来る前にも三度も家族を殺されているそうです。

 ……冬の函館はイカが美味しかったぞーw またアニメイトに行かねば(そこかよ)。

不死を殺す方法

 話題を変えるジャンは、日本生まれなら、絶対に死なない怪物の話を知っているだろうと言います。小耳に挟んだ事があると言う津軽は、不死の事かと。そのまま日本語で不死身という意味だと……世界にただ一匹、見た目は人間と同じでも絶対死なない上に老いもしないしやつれもしない……ないない尽くしの怪物。齢は千歳近いそうです。
 ジャンは、父から聞いた話ではどんな傷を負ってもたちどころに再生するとの事。
 鴉夜は、実は不死を殺す方法がひとつだけあると……ひとつと言うよりも一種だと言います。それは、……こちらの言葉だとディアブルとかオーガに相当するそうで、日本では地獄の使者を意味すると。鬼の細胞はすべての怪物に対して絶対上位の攻撃力を持っている事が分かっていると。どんなに強い再生能力を持つ生物でも、鬼に傷つけられない種はない……鬼なら不死を殺せると言います。

 ただ、じゃあ鬼が最強の生物なのかというと、そういうわけでもないそうです。鬼は攻撃力にかけては最強であっても守りが弱く、銃弾や火薬の前にはあっけなく倒れると言います。それに何よりも知能が低いと。人間に狩りだされて怪異一掃ですっかり滅びてしまったと言います。
 津軽も、今はまともな形で残っているのは一匹もいないと……諸行無常だと言います。

 ジャンは鴉夜に、それはひょっとしてあなたたちの事ではないかと問い、不死(鴉夜)と鬼(津軽)ではないのかと。津軽は「師匠、バレました」。鴉夜は「あっさり認めるんじゃない」w

 ジャンは、「死んでないから生きている」……あの一言で思い当たったそうです。

 ……は日本人にとって慣れ親しんだ存在だからね(それはおかしい

腐っても鯛

 そこへ何かが一閃。飛んで来た刃物は血で塗れており、鴉夜は「おや、闇討ちですね」。矢はジャンの首に刺さっており、ランタンの灯りが強過ぎたようだと。ジャンは矢を抜き、傷はすぐに塞がります。こちらから人間を襲う事はしないと言うジャンですが、刃向かって来る者には恐怖を思い知らせると……腐っても怪物の王だと言います。

 ジャンはハンターを追い、あっさりと捕まえて踏みつけ、ハンナを殺したのはお前かと。ハンターは何も答えず、ジャンはそのままハンターを殺そうとしますが……そこへ津軽が止めに来ます。ジャンは、これからこいつを殺すので正当防衛である事を証明してほしいと言うのですが……鴉夜は「お断りします」と拒否。このハンターは殺させないと言います。何故かと問うジャンは、私の命を狙ったのだと……ハンナを殺したのもこいつに決まっていると。
 鴉夜は、このハンターはハンナを殺していないように見えると……この男は今日この町に来たばかりに見えると言います。ひじに煤の跡があり、機関車の窓に長時間腕を置いていたのだろうと推測。何日もかけてドイツの片田舎から出てきたように思えないかと言います。
 津軽もハンターを調べ、フリードリヒ・フランツ鉄道の切符を見つけます。日付は3日前で、出発はメクレンブルク。鴉夜は、ベルリン以北にいた男が同日にハンナを殺すのは物理的に不可能であり、よってこのハンターは犯人ではないと言います。

 ……窓の機密性が悪いのか、煙って微量ながらも客車内に入ってたんですかね。

凄い協力者(身内?)

 ハンターは逃げようとしますが、津軽が阻止。鴉夜は、質問に答えてくれれば助けてやると言います。まず名前を問う鴉夜。ハンターはヨーゼフを名乗り、鴉夜は、やはりドイツ人かと。また、ここにいる吸血鬼はみな親和派だと言い、なぜ手を出すのだと。ヨーゼフは、フーゴの敵討ちだと……こいつに殺されたのだと言います。ジャンは、先に襲って来たのはフーゴだと言うのですが……ヨーゼフは「黙れ、怪物!」。鴉夜は、やはり知り合いだったかと言います。そして、フーゴがジャンを狙っているのを知っていたのかと尋ねます。

 ヨーゼフは、半月くらい前に話したそうで、親和派に手を出すのはマズいんじゃないかと止めたのだそうです。しかしフーゴは、絶対に討伐できるから大丈夫だと自信満々に言っていたそうです。しかし三日前に、失敗したと聞いたそうで、それで急いでここに来たそうです。
 鴉夜は、最後にフーゴと話した時、彼は自身満々だったのかと。ヨーゼフは、凄い協力者を得たと言っていたと。

 さらに鴉夜は、フーゴが銀の杭を持っていた事を知っていたかと問います。しかしヨーゼフはそれが銀製である事は知らず、いつも皮のケースに入れていたと言い……どうりで何度頼んでも見せてくれなかったわけだと納得。

 もう充分だと思ったのか、鴉夜はヨーゼフを放すように言います。今回で格の違いを思い知ったはずだし、親和派嫌いではないようだと。また、ヨーゼフを許してやろうと言い、おかげで森の中を駆けずり回る必要はなくなったとも言います。城に帰ろうと言う鴉夜は、みんなを集めてほしいと。また、「この滑稽で悲惨なファルス(笑劇)めいた事件を終わらせましょう」と言い、それに合わせて津軽もポーズを取ってます。

 ……僕ならジゼルに踏みつけられたいかな(やかましい)。

◆今日のカロリー摂取:とにかく食う。それでもダメなら、もはや体質?

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