「あなたは恐怖を愛している」
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夜宵は先日のH城址から得た呪物を出し、いい隠し場所に心当たりはないかと尋ねてます。左腕のミイラに螢多朗も詠子も戦慄www ってか、持って帰って来てたwww 死体損壊遺棄罪じゃないかと螢多朗は困惑。詠子も、さすがにうちに置いておくのはマズいと。夜宵は、じゃあ螢多朗の部屋に置こうと言い、螢多朗は「僕が捕まっちゃうよ!」www
って事で、Fトンネルに行く時にそれとなく隠し場所を探す事にします。
夜宵は準備のために部屋に戻り……詠子は、H城址って怖かったかと尋ねてます。螢多朗は「そりゃもう……」w 正直もうこりごりで、すぐさま同じくらいヤバい場所に行くと考えると……と、もう憂鬱。しかし詠子は、それだけ楽しめたという事だと言います。と言うのも、螢多朗は危険な目に遭うとオカルトから離れたいと考えていたのに、今回は自らそこへ向かうわけで、この変化は守りたいだけではなく、惹かれているのだと言います。不可解な事が起きる期待感、恐怖が齎す恋すら凌駕する鮮烈な鼓動、危機から脱した安堵、直後に波のように押し寄せる快感を感じたはずだと。「自覚、し始めているんでしょ?」と言われ、螢多朗は変な汗。
詠子は、これは私たちの呪いを解くためだと言い、だから自分を否定しないでと……そのままでいいと言います。
螢多朗は以前に「あなたは恐怖を愛している」と言われた事があり、その言葉を振り払うべく二の句が継げたのですが……今回はどうかと言われれば否定できず。詠子は「ずーっとそばで支えてるからね」と不気味な笑顔で螢多朗の顔を撫で……螢多朗はそのからみつく言葉と指先を振り払う事ができないまま。
……好奇心は種が生き延びるのに必要な本能だからね仕方がないね(白目)。
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