絶望の32.36ポイント
-
AT-X、『星屑テレパス』、第9話。
モデルロケット選手権中部予選が始まり、チーム代表があいさつと機体紹介をする事になっています。竜岡科学技術高校の秋月 彗は去年とは違う工夫を取り入れたいと思ったそうで、学科共有の3D CADで設計したそうです。建築デザイン化から借りた3Dプリンターで流線型のフィンを造型したそうです。しかもこれ、先生から宣伝するよう仕方なく言ってるのだとか。
このスピーチに雷門 瞬は、相変わらずヘラヘラしていると。宝木 遥乃は、聞き手の心を掴むのが上手だと言い、瞬は「どこが」とちょっと悔しそう。
ロケット研究同好会の代表として、小ノ星 海果がスピーチをする事になっているのですが、ただでさえ人見知りが激しい海果が大勢の前で話すなんて壁が高すぎるわけで……怯え震えてます。目には光がなく、平気かと心配する明内 ユウですが……
彗のスピーチが終わり、1回目の打ち上げ。無事に打ち上がり、パラシュートが開いて降下し、着地。部員はロケットからペイロードを回収し、生卵が割れていない事を審査員も確認。
目標高度は809フィート、滞空時間は48.84秒。得点は32.36……今の所、予選1位だそうです。
100以下に抑えれば予選は通過できると踏んでいただけに、この得点はキツい!
彗はマイクを取り、先ほどのスピーチで話すのを忘れていた事があると。今日の風向きと気圧への対策として、重量と重心の調整を行ったのですが、実験を兼ねて機体に小型カメラを搭載したそうです。上空からの映像を後ほどネットにアップするそうで、良ければ見て欲しいそうです。
……そんなの搭載する重量的余裕があったのか! 会場には委員長の鏡 紗也も来てますねー。
|