大きな嘘
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AT-X、『メタリックルージュ』、第7話。
金星計画とは、来訪者によるオーバーテクノロジーを利用した、惑星開発公団の指導の下で進められる金星テラフォーミング計画。金星の開発状況ですが、現在は大気圏内にクラウドプラントが配置され、大気組成を変換して炭素系生命が生存可能な環境に作り変えている段階。
地表はまだ灼熱状態で、宇宙服が燃えてしまう事もあるほど。
12基の人工ブラックホールを利用した重力制御により、金星そのものを地球と同じ公転軌道上に移動させつつあるそうです。多くのネアンがここで生まれ、テラフォーミング事業に従事。そこまでして、誰にとってのハビタブルスペースが必要なのか、その真の目的は開示されないまま。
……ブラックホールに降着円板が生じていますが、降着円板が生じるほどに高温だとあまりに光度が強くて紫外線もバンバン出ているはず。科学系YouTubeの動画でも膠着円板のフリー動画が多数ありますが、あんな風に視認できる代物ではなく、そりゃもう眩しくて眩しくて形状を視認できるはずがないw かと言って、SF分野に於いて降着円板はブラックホールを表す『記号』。なので、降着円板を視認できるという大ウソをつかないといけないのです。
オーバーテクノロジーを使っているらしいですが、ブラックホールの形成&制御というのがそのオーバーテクノロジーなのかな?
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