次は手首だ(手首とは?)
-
旧キット、1/144 量産型ズゴック、主に塗装に関して手首を後ハメ加工したいけど、どんな構造にしようか思案中・試作中・困惑中。
手探りで適当に作ります。「これは必要だろうな」っていう最低限のものを作って、それをどう固定するかという、無駄に空間を使い潰しかねないやり方です。
何かのキットの余ったポリキャップ(2mm)を使用。これを固定するため、肉厚プラパイプ(外径6.5mm、内径4.7mm)を長さ5mmにカット。ポリキャップの軸をはめ込むための溝を掘るため、丸やすりで2ヶ所を一度に地道に削っていきます。ポリキャップがちょうどハマるまで掘り進め、ここにポリキャップを突っ込んで……これを爪側(円錐状の空間)に固定しようかなと。
手首(?)の奥側に接触する部分は、フチを斜めに削って、少しでも内壁への接触面積を増やします。
ポリキャップをハメる筒のフチを削る
これを固定するために、余剰パーツを漁ります。『MG シン・マツナガ専用高機動型ザクII』の、B15のパーツ(底の浅いバケツのような形状)を使って、一部を加工。
内側の凸部をリューターで削る
この2つを合体して、これを手首(?)の内側に接着しようかなと。
合体!(左側=内側の切削前、右側=内側の切削後)
下腕にも加工を施します。ポリキャップが2mmなら、2mmのプラ棒を突っ込むわけで、2mmのプラ棒を下腕に固定せねばなりません。
中央に2mm棒を固定したい
2mmプラ棒を固定するため、2mmの穴を開けます。貫通させると強度が落ちかねないので、貫通させないように。
2mmの穴を開ける
下腕の四角い穴のフチも少し削らないと2mmプラ棒が入らないので、少しだけ削ります。
四角い穴のフチの一部を丸ヤスリで削る
これを合わせれば、こんな感じ。
合体!
では手首の奥に接着しましょう。
手首の奥に接着
これでしばらく待ちます。これで成功するかどうか不安だけれど……これでOKなら、その時点で初めて、手首パーツのフチを切り落とそうかなと。
この構造でどうなるか……?
すねの隙間埋めや段差消しも進めねばなりません。肩をハメ込むポリキャップを胴体の裏側にどう固定するかも考えねばなりません。
|