2024年07月31日(水)19:55

がおーんと発進

 AT-X、ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日、第2話(前半)。

 シズマドライブが入ったアタッシュケースを奪うため、BF団国際警察機構北京支部を襲撃。襲って来たのはたった二人で、衝撃のアルベルト呼 炎灼
 アタッシュケースとシズマ・ド・モンタルバンIII世博士を守るため、銀鈴はオープンカーを駆って基地を脱出。神行太保・戴宗は基地に残ってアルベルトと対峙。

 基地を脱出した博士たちですが、その行く手にはオロシャのイワンと、イワンが駆るウラエヌスが出現。

 ピンチに陥る博士たちですが、オープンカーに同乗している草間 大作の危機を感知したのか、ジャイアントロボが勝手に起動して基地から発進。
 指揮系統もバラバラになった基地に関して、基地の支部長の中条長官は……全員に撤退を指示し、その後にこの基地を爆破すると言います。長官自らも討って出ると言い出しているのですが……そこへ2人の援軍の声が届きます。

 一方は青面獣の楊志で、アルベルトに倒されそうになる戴宗のピンチを救いつつ参上。公孫勝・一清道人による分身でアルベルトを翻弄し、アルベルトはイワンに、ジャイアントロボが向かっている事を伝えて撤退。

 ……アルベルトの右目っ通信機能があるのかー。右目は戴宗によって失われたそうですが、便利になったじゃん(こらw

ジャイアントロボが守ろうとしているものは

 大作が気付くと、他のみんなは気を失って倒れてます。そして目の前には、イワンとウラエヌス。そこへジャイアントロボが接近し、海上を低空飛行しつつロケット弾を多数発射。ウラエヌスの周囲に着弾させつつ体当たりをするのですが、ウラエヌスのバリアで阻止されてます。ジャイアントロボはそのバリアを破ろうとして、両腕からエネルギーを発していますが、なかなか破れず。

 その間にイワンは、大作からアタッシュケースを奪おうとします。するとジャイアントロボが阻止しようとして手を伸ばすのですが、やはりバリアは破れず。また、イワン曰く、ジャイアントロボは大作を守ろうとしているのではなく、アタッシュケースを守ろうとしているそうです。
 ジャイアントロボはパワーの制御ができないようで、徐々にオーバーヒートに近づいてます。見ていられない大作は、やめるよう指示。ジャイアントロボは従順で、動きを止めてます。

 イワンはこれでアタッシュケースを手に入れられると勝機に満ちますが……気付けば気を失って倒れていたはずの銀鈴、黒旋風の鉄牛智多星の呉用の姿がありません。すると真上から降下しつつイワンを攻撃。が、イワンは大作を人質にして地面に潜っており、銀鈴たちは已む無く武器を放棄。
 鉄牛は、だからお前は足手まといだと憤慨。

 イワンはアタッシュケースの中身を確認し、これでバシュタールの惨劇を起こせると狂喜。本気かと鉄牛は驚きますが……イワンは、BF団の目的は世界征服だから当然だと言います。大作はバシュタールの惨劇を知らず……イワンは、君はシズマドライブをただの素晴らしい平和のシステムとしか思っていなかったのかと嘲笑。
 銀鈴と呉は大作に、知らなければそれで済む事だと言うのですが……イワンは構わず、いくら歴史の記述から削除しようと我々の記憶からは葬り去る事はできないと言い、大作にその惨劇について説明に入ります。

 ……こんな見た目のロボットなのに、ATフィールドを備えてるなんてすごいな(違います

バシュタールの惨劇

 このサンプルが作られたのはシズマドライブが完成する少し前になるそうで、5人の科学者が集まってこのサンプルが完成したそうです。ドクター・ダンカンシムレ教授ドクトル・トランボ、シズマ博士、そして……フランケン・フォン・フォーグラー博士
 5人による理論はノーベル賞を受けるほどの功績を称えられるのですが、実験は失敗続きでなかなか実用化できず、あれだけ称賛されていた5人は世界中から非難を浴びるハメに。5人の博士たちは追い詰められ、フォーグラー博士が血気に逸ってしまい……サンプルを装置に3つセットし、その瞬間に実験施設は崩壊し、大爆発。
 その爆発は一国をも蒸発させるほど。その国がバシュタール公国で、イワンの故郷でもあるそうです。

 ……イワンがBF団に与する理由と言うか、シズマドライブを憎む理由は、もうこれだけで充分だよな。

バシュタールの惨劇、再び?

 「何が完全無欠の絶対エネルギーだ」と笑うイワン。我々BF団でもここまではしないと言います。

 しかしイワンは、事はこれだけで済まなかったと……この後が本当の惨劇だったと言います。するとシズマ博士が「黙れ!」と連呼しつつ、イワンからサンプルを強奪。オープンカーにも搭載されているシズマドライブも取り出し、これが私の命を賭けた償いだと言い……イワンから奪ったサンプルと交換してセット。すると、壊れたオープンカーが動き出し、そばにあったウラエヌスも呼応して……いや、受けたエネルギーに耐えられなくなって停止。ジャイアントロボも無事では済まず、倒れて海に沈んでます。
 オープンカーにセットされたシズマドライブによって、他の5本のシズマドライブは破砕。さらに道路を割り、街灯は次々と消え、北京支部も停電。中条長官が持っていたライターも炎を吹き上げて破裂してます。
 要は、他のシズマドライブがすべて停止。北京も停電範囲が広がっていき、シズマドライブで動いていた車も止まってます。

 シズマドライブが使用不能となってしまっては、北京支部も何もできず……

 すると、楊志と一清道人に支えられて戴宗が戻って来ます。要はシズマドライブでなければいいと言い……コンソールを打ち破って配線を引き出し、自身の電気エネルギーを流してます。あぁっ、そんな重傷でそんな事をしたら余計に!
 コンソールには電気が戻って来るものの、ジャイアントロボが格納されていた格納庫から何かエネルギーが発生して広がって行き……

 ……動力源、カメラ、音楽保存媒体、記録保存媒体などなど……1つの機器に一存するのってやっぱり危険なんだなって。

◆今日の戦闘自動化ショルダーアーマーが180度動いた作例が許せない人種がいるらしい。

2024年07月30日(火)21:00

あっさり片付けられるポチ

 AT-X、『終末トレインどこへいく?』、第12話(最終回)。

 中富 葉香を乗せた電車は、戦闘車と連結して移動中。電車の中に葉香を見た久賀 玲実はみんなに呼びかけ、星 撫子は気を失っている千倉 静留に呼びかけます。
 静留はフラフラと起き上がり、渡りゾンビたちを倒していたポチは静留を止めにかかりますが……そこはポチさんが飛びかかって池に突き落としてます。ポチさんはすぐに池から脱出して静留とともに電車を追跡。
 もちろんポチも池からすぐに出て静留を倒そうとするのですが、池の怪物に丸飲みにされてます。

 この状況に黒木 美都は、ポイズン・ポンタローは何としても葉香を手元に置いておきたいらしいと言います。撫子は、葉香は7Gのカギなのかと。
 葉香を取り戻すと言う静留。葉香の意思で行ったのならともかく、無理やりだったら絶対ダメだと。

 美都はゾンビたちを呼び寄せ、アポジーに乗って椎名町駅を出発。自警団員が妨害しようとしますが、ゾンビたちが全員電車に乗れたわけではなく、ゾンビの壁に阻まれてます。自警団員たちは必死になっていて、逃がせば罰として茶碗蒸しにされるとw

 ……一度に大量の茶碗蒸しが作られてしまうwww こんなにたくさんの茶碗蒸しができたら誰が食うんだよ。社員旅行を温泉旅館に呼び寄せて料理として振る舞うか?w


優先順位

 甲把(ガッパ)・マコト・オングストロームから電話です。車内のゴーヤがリズム良く揺れ、玲実は「あ、マコト先生だ」w さっそくマコト先生には、ポンタローが逃げた事を伝え、そばで聞いていた平 善治郎は瞬時に元に戻って「ボタンはどうした!」w
 玲実は、何か怪しげに隠してあったけど、押しても何も起きなかったと報告。善治郎は、ポンタローを追うなら持って行けと言うのですが……撫子は、それよりも葉香が大事だと言います。玲実も、戻るのが面倒だとw 善治郎は、お前たちの目的は何だと問います。葉香を取り戻す事だと玲実は答え、東雲 晶は「それ!」。撫子は、世界を元に戻すと答えてます。晶は「それもまぁ、あるかも?」。優先順位www
 善治郎は、ポンタローは本人が思うほど頭は良くなく、行動は単純だと言います。大事だったからボタンを隠したのだと善治郎は言い……マコト先生は、その大事なボタンを置き去りにして逃げざるを得なかったと。

 ……本人が思うほど頭は良くないwww だからこそポンタローは、7Gの危険性を分かった上で、世間を見返すべく7Gを強引に推し進めて世界を変え、この世界を維持しようと必死なのかもな。


いつもって何だっけ

 逃亡中の電車の中で、葉香は「いやだ。何で……」と言い知れぬ不安に。また、葉香の伸びた髪の先端が、生き物のようにちょっと揺れてます。
 ポンタローはくるくる回っておどけつつ、心配せずとも大船に乗ったつもりでと言うのですが……葉香は「心配? 何の」。そう問われて焦るポンタローは、姫の安全を脅かす者どもがいると言い、誠意努力すると。状況を確認すると言ってポンタローはその場を離れ、姫にはいつも通り過ごしてほしいと。
 そう言われて葉香は「いつも通り……いつもって何だっけ」。寝て起きてご飯を食べて勉強をして、「それから……誰か」。脳裏にぼんやりと浮かぶその光景に葉香は驚き、「今の、何!? ポチ、来て! いないの!?」。  ……車両内の雰囲気、どことなく『銀河鉄道999』っぽいな。


葉香と7Gボタンはセット

 晶は、あのボタンにも意味はあるのかと言います。玲実も、何か特別なボタンなのかなと。晶は単に7Gを起動する以外に何かあるのかなと言い……電車を運転中の静留は、葉香もボタンも両方揃っていないとダメって事なのかと。晶は、葉香とボタンはセットなのかと言います。
 美都は、そのあたりに『池袋の魔女』と呼ばれる理由がありそうだと。撫子は、つまり葉香がボタンを押して、ボタンが葉香に力を与えて世界を変えたと推測。
 まだゴーヤ電話はつながっていて、善治郎は「そうだ。ボタンを押す人間は同じ人間でなけれボボボボボボ」www 続けてマコト先生は、葉香にボタンを押させるのが世界を元に戻す唯一の方法だと言います。
 美都は椎名町駅に残っているゾンビたちに、ボタンを電車に持って来るよう指笛で指示。駅のホームまで戻らずとも、ゾンビたちが跨線橋からゾンビ橋を伸ばし(人間橋かw)、電車に7Gスイッチを転がし込みます。

 駅から離れると、線路はオーロラや泡が広がる宇宙空間に伸びていて、しかも行く先で分岐してます。どっちに行けばいいのか分からないのですが、葉香の居場所がポチさんには分かるようです。
 ポイントの切り替えは、撫子の吾野弓術で切り替えレバーを操作。

 ……ロボットアニメでありがちな設定ですが、特定の人間じゃないとロボットが動いてくれないってのがありますよね。葉香と7Gスイッチも、そんな感じでユーザー登録されているのかもしれないw


何かと便利なゾンビたち

 同じ空間を、葉香とポンタローを乗せた電車も走ってます。ポンタローは、最近は妙に扱いづらいと焦燥。このまま人形のままでいてくれないとこっちは困ると。ふと外を見ると、別の線路に2000系が走っているのを目撃。ポンタローはフクロウ型のラジコンを飛ばし、カメラを通して電車を確認。
 ポンタローは電話で、とっとと急げと指示。

 一方、電車を追うアポジーですが……先を見ている撫子は、線路が寸断されているのを見て驚愕。すると美都はゾンビたちを指笛で操り……また人間橋(いやゾンビ橋か)かよwww

 謎の食虫植物に丸飲みされたポチですが、無事のようです。ポチはアポジーの後ろ側の車両(クモハ2464)の連結器にしがみついていて、ポチを喰らっていた植物が取り除かれ、ポチはやっと自由に動けるように。

 ……7Gスイッチを受け取る際に、ポチはどうにかここまで来て、連結器にしがみつけていたのか?


せっかく出番が戻ったのに秒殺

 アポジーは葉香の乗る電車に接近。平行して走りつつ呼びかけるのですが、葉香はこちらの電車を見るも無反応。

 ポンタローはフクロウ型のラジコンを操作しつつ、葉香を渡してなるものかと焦り……戦闘車から砲撃。静留はアポジーを減速させますが、砲撃のせいで右側に転覆しそうになり……ゾンビが寄って集って重心を左に寄せる事で元に戻ってます。あぁっ、元に戻った勢いで何人かのゾンビが宇宙に放り出されてる!w

 アポジーは葉香のいる電車の線路と合流し、後を追います。静留たちは葉香の乗る電車に乗り移ると決め、美都が代わりにアポジーを運転。静留たちは急いで屋根に登ってます。

 焦るポンタローは、世界が元に戻ったら7Gの責任を追及されると……そんな事は絶対に御免だと。するとポンタローの背後に何かが飛んで来て……ボス稲荷山公園駅のそばの基地)を吊り下げたチヌークwww 大泉学園駅の、渾沌を乗せたUFOも近づいてます。双方とも静留たちを恨んでおり、アポジーに接近しますが……撫子は「邪魔!」と叫んでUFOを弓で叩き落してますwww
 ボスは2丁の機銃で攻撃。しかし玲実の「邪魔!」の一声と共に棒で腹を殴られ、墜落w

 ……ボズも渾沌も、静留たちの戦闘能力を見誤ったままかw こいつらもあまり頭が良くないのかもな。


最後に殺すと言ったな。あれはウソだ。

 「使えない奴らめ!」とポンタローは憤慨し、戦闘車による砲撃を激化。が、砲塔はもう一方の砲塔をぶっ放してしまって爆発してます。アホかな?w

 そこへアポジーが減速しつつ優しく連結し、静留たちは急いで乗り移りますが……必死のポンタローは銃で撃ってきます。ポンタローは4人を殺す気満々。お前たちなど姫にとって一理ナシだと……池袋は姫とともに、姫なくして池袋ナシ、池袋なくして姫もナシだと主張。
 そんなポンタローに玲実は容赦なく棒を顔に投げつけ、怯んだ隙に撫子が弓で殴り、静留はブレーンバスターw その先にいる晶にポンタローは銃を突きつけ人質に。が、その銃を持つ手をポチが握ってます。
 ポンタローはポチに、こいつらをコテンパンにやってしまえと命令。しかしポチはポンタローに、一つ聞きたいと……池袋なくして姫もナシとはどういう意味だと問います。ポンタローは、池袋を中心とした7Gエネルギーは、彼女を中心に発生していると。池袋と持ちつもたれつ、彼女が池袋を生かし、池袋が彼女を生かしていると説明。

 宇宙空間だった世界は、花畑のような明るい暖色系の世界に変わり……

 ポチは、葉香様の命を削ってかと問います。ポンタローは、人はいずれ死ぬと……池袋を支えるという偉業の何が不満だと。ポチは、そこに葉香様の意思はあるのかと問い……ポンタローは、何か勘違いしてないかと言います。お前はただの用心棒だと言うのですが……ポチは、俺は葉香様の用心棒であって貴様の用心棒ではないと反論。葉香様が苦しんでいるのは7Gのせいではないのかと。ポンタローは「だったらどうした」と開き直ってます。
 ポチは、7Gを止めればその苦しみはなくなるのかと問い……人質にされている晶は、7Gが魔女葉香を作り、葉香が7G世界を作ったと理解。

 ポチは静留たちに向き合い……と思いきや、ポンタローから晶を解放してポンタローを捕縛。ポチはポンタローの首を片手で握り、電車から落としてます。ポンタローは悲鳴を上げて落下w その光景がちょっと『コマンドー』のワンシーンに似てたりw

 ポチがポンタローをやっつけた事に、静留たちは驚愕。ポチは「葉香様を頼む」と言います。ポチさんは一声鳴き……静留は、ポチは敵じゃないって事かと察してます。

 ……ポンタローがこの世界を望んだ動機は聞けず仕舞いか。とりあえず今は排除するのが正解なんだろうけど。


蘇りつつある記憶

 その頃、車内にいる葉香は、脳裏に勝手に浮かび上がる記憶に苦しんでます。そこへポチが紅茶を淹れて来ます。紅茶は二人分。もう1つは……静留の分。ポチは紅茶をテーブルに置きますが、そのポチんい背後には静留がいます。

 ……やっと話し合いの場ができたか。


「人類は衰退しました」のわたしちゃんの髪より自在に動く

 Bパート。話し合いの場には玲実たちはあえて同席せず、晶は「大丈夫かな」とこっそり見てますw 撫子も、葉香ならきっと分かってくれると。
 もしも分かってくれなかったら……に備えて、玲実は練馬の国のアリスのムックを準備w 晶も澁澤達彦の文庫本を用意し、「シブタツをちょっと読めば、もしかしたら」。撫子もギンバイカの鉢を準備して待機。しかしこれは葉香との関係がなく……撫子も「なんでだろう?」w が、撫子は、葉香が「星みたいだね」と言ったのを思い出し……ずっと前に学校菜園で言っていたと。
 静留は葉香に呼びかけ、私の事を思い出せないかと尋ねてます。許して欲しいわけじゃないと。許してくれなくてもいいから、葉香を傷つけた事だけは謝りたいと。

 こっそり見ていた玲実は「あーあーあー……」と辟易w 撫子も、静留は基本的に口ベタだと。晶は共感性羞恥だと頭を抱えてますw

 続けて静留は、本当の気持ちではなかったと……いや、ちょっとは本当だったとw 私はバカだから葉香がすごく偉く見えて、だからわざと嫌な言い方をしたと……それがダメダメだったと言います。

 電車は明るい世界から水中のような世界に突入。葉香の髪が少しだけふわっと持ち上がり……髪で静留を殴り飛ばしてます。

 ……え? 当時の静留は葉香に酷い事を言ったとはいえ、これは直接的すぎないか?


何だかんだで楽しかった旅路

 さすがに玲実たちは静観できずに入って来て静留を心配しますが……平気だと静留は言い、葉香が怒るのは当たり前だと。しかし葉香はまた静留を髪で殴り、葉香の仕打ちに玲実たちは理解できず。
 葉香は脳裏に浮かぶ記憶に苦しみ、「やだ……何……」。静留は思い出せたのかと尋ねるのですが……葉香は「ってゆーか、無理だよね、葉香には」と冷徹な表情に。ん? これは以前に静留が葉香に言い放ったセリフ?
 当時、静留が葉香に放ったセリフを葉香が次々と再現。やめるよう玲実は葉香に呼びかけ、静留は葉香に(あの時は)離れて行って欲しくなかったと弁明。どれだけひどい事を言ったのか今なら分かると……傷つけてでもバカにしてでも葉香には行ってほしくなかったと言います。葉香は、そのせいで吾野を飛び出した私を連れ戻しに来たのかと。「違う!」と静留は否定し、私が言った事を謝りたかったと……葉香のやりたい事を信じるし、支えたいし、応援したいと。

 しかし葉香は、自分の主張ばかりですごい傲慢だと言います。

 必死に謝る静留に対する葉香の態度に、晶たちは反発。撫子は、傲慢だったら2年間も探し続けないと。玲実も、池袋まで来ないと言います。葉香は、頼んでないし関係ないと。それでも撫子は、このまま拒否ったら葉香もこのままだと説得。
 静留も、私もこのままがいいと思っていたと……このまま吾野でみんなとずっと一緒がいいと思っていたと言います。だから最初は葉香を取り戻したかったと。でもそれじゃつまんないとやっと分かったと……先や結果が分かってるなんてつまらないと言います。知らない事や分からない事はあればあるほど楽しいと。吾野から池袋まですごい大変な事がいっぱいあって、すごい楽しかったと……全部、吾野にいたら知らなかった事だと。
 玲実は「でもさ、今は変わらない世界ってゆーか」と言い……撫子は「膠着状態だよね」。晶も、縮まっていくらしいからもっと悲惨だと。静留は、私は変わりたいし変えて行きたいと……葉香も本当はそうだろうと。

 ……目的はともかく、旅は楽しいよ。知らない事を肌で感じるのは楽しい……けれど食事はチェーン店で済ませて不快な店舗を避ける好プレイ(矛盾)。


和解

 これらの言葉に葉香は苦しみ……髪で静留の言葉を遮るように口を塞ぎ、吊り上げてます。葉香は「勝手に本当とか決め付けないで!」と激昂。が、ポチさんの呼びかけでハッとして、静留を解放。気を失いかけた静留は力なく倒れてます。
 まだ苦しむ葉香に撫子は、今は楽しいかと問いかけ……葉香は「楽しく……ない」。するとギンバイカが一気に花を咲かせ、花から放たれる光が過去の思い出を投射。静留は、吾野は色々あったけど、悲しい事も苦しい事も大変な事も……でもその色々が楽しかったと言います。撫子も葉香に、夢があるんでしょと……今のままじゃ何も変わらないけど、世界を元に戻せば叶うかもしれないと説得。叶える努力ができる……その可能性があると。
 静留は葉香に、もう一回世界を動かそうと言います。ゾンビが7Gのスイッチを持ってきますが、葉香は「できなかったらつらい」と戸惑ってます。それでも静留は、葉香を応援すると……やらないで後悔するよりもやって後悔するほうが全然いいと説得。

 ギンバイカが放つ光は星空を映し、車内はプラネタリウムのようになり……冬の大三角形の1つを見た静留はシリウスだと言います。葉香も「約束の星」だとつぶやき、応援される資格なんてないと。静留をバカにしていたと……勇ましい事をいうくせに何もできない、できるはずがないと。ずっと留まって腐っていけばいいとバカにしていたと……笑って呪っていたと泣き出してます。しかし静留は平然と、それは呪いじゃなくて願いだと言います。吾野にずっといる事になっても、どこかに行く事になっても、そんな事を関係ナシに考えてくれるのはうれしいと。
 葉香は、静留はバカだとボロボロ涙をこぼし……玲実は葉香に、ここで一人でいるよりみんなと一緒の方がいいと。晶も、そっちの方が絶対に楽しいと言います。撫子も、その先の事はその時その場で考えようと。
 静留は葉香に手を差し伸べ、葉香は髪を跳ね上げて握手

 ……ふぅ、やっとここまで来たか。やはり何でも打ち明けて話し合うのが一番早いな。だからこそ問題を先延ばしにして現状を変えさせまいとする者もいるわけですが。例えば高齢者の交通事故を「難しい問題」というワードにしがみついて連呼する連中とか(おっとそれ以上はいけない


何このピタゴラスイッチ的な展開w

 みんなは電車の屋根に登り、7Gのスイッチも用意。周囲は水が滝のように流れている、まるでモーセの十戒のような光景。葉香は不安になっていますが、静留は「大丈夫」。玲実たち3人も頷き、静留はスイッチ手を伸ばしますが……

 「そうはさせるかー!」とポンタローが復活! 葉香を担ぎ上げてスイッチかた引き離しにかかりますが、滝の流れに乗ってスワンボートが落ちてきてポンタローに激突(噴飯)。
 葉香は滝に落ちかけますが、静留が腕を掴んで助けてます。が、屋根はカマボコ状なので静留は徐々に滑っていき……そこはみんなで静留に覆いかぶさってブレーキをかけてます。

 結果的にナイスなスワン仙人が電車の屋根に這い上がり、魔女姫じゃないかと驚愕。スワン仙人は周囲を見渡し、「なるほど」と納得。

 ……なおポンタローはスワンボートの下敷きになったままw


7G OFF

 では改めて、7Gのスイッチを押す儀式。葉香は「世界が元に戻ったら」。静留は「世界が元に戻らなくても」。玲実は「そん時考える」。晶は「オプチミズム(楽観主義)」。撫子は「いいんじゃない? それで」。
 みんなが見守る中、葉香は7Gのスイッチを押し……世界は激変。

 池袋は元に戻り(スワンボートは電車の屋根に乗ったままw)、でも街には車は走っておらず、人々は倒れたまま。また、1羽のカラスがみんなから飛び去ってます。
 ゾンビたちも元に戻ってます。もう以前のように使役はできないかもな。

 何もかも完全に戻ったわけではないようで、何か少し違う模様。その通りだと仙人は言い、川も同じように流れていてもその水は違うと……街も人も世界もそうだと言います。同じように見えて違う……変わって行くのだと。玲実は「そんなカッコいいまとめゼリフ言われても」w

 池袋にはアニマート(アニメイト)があり、ポスターが練アリになってます。街路樹はロマネスコになっていて、街中にはニワトリがたくさん。サンシャインビルはいくつもありますw
 ん? 茶碗蒸しがあるぞ? ……この容器のネクタイ模様は、まさか!

 仙人はスワンボートに乗って去って行きます。ゾンビたちは美都に寄って来て、叫んだかと思ったら土下座してひれ伏してます。美都は困惑w 玲実は、感謝とか称賛とかどっちっかどっちもじゃないかとw みんな人間に戻ったのにと美都は戸惑うのですが……撫子は、戻ったのじゃなくて元人間のゾンビが新しく人間になったんじゃないかと推測。美都は、私はまだお前たちの女王なのかと恐る恐る尋ね……元ゾンビの人間たちは雄叫びで答えてますw
 って事で、ゾンビのメイクをやめた美都はお神輿にw 静留は「うん、そこが似合ってるよ」w お前たちはどうするんだと美都が尋ねると……5人は「吾野!」。

 ……誰があの茶碗蒸しを食べるんだか。あと、あのカラスはポチだったのかな?


すべてが元通りになったわけじゃないけれど

 では交通網が元に戻らない今のうちに、吾野に帰りましょう。行き先表示を吾野にして、2463号車にハンドルをセット。アポジー号だと聞いて葉香はちょっと驚き……晶が、静留が名付けたのだと言います。
 吾野がどうなっているのかは帰ってみなければ分かりません。葉香が窓の外を眺めると、1羽のカラスが平行して飛んでいて……葉香にはそれが何なのか分かったかも?

 池袋にはバベルの塔もあるwww

 ガラケーに着信。電話をしたのはマコト先生で、喜ばしい事とそれほどでもない事があるそうです。えぇー!? 吾野の住民が元の姿に戻りきってない!? 身体は人間でも頭部は動物のままか。
 マコト先生は元通りの身長になったかと思いきや、反動なのか逆に2mを越える身長になってます。善治郎は元通りで、PCで記録中。マコト大先生は人使いが荒いと善治郎は苦笑し……「ボボボボボ」と元に戻る(?)w それでも反ボボモードの時間は徐々に短くなっているそうです。

 善治郎は巨大化したマコト先生の股をくぐって勝手に外へw

 ……カラスのモノローグが小野大輔だったら面白いのに(AIR混ぜるな)。ってか、マコト大先生(物理)www ぱんつどーすんだよ。


近づきたい

 夜になってもアポジーは走り続けます。遠くに並走する電車を見つける晶。その車両は5編成になってます。玲実は、西武新宿線だろうかと。静留は、私たちも戻って来た……のかなと。新しい未知の新宿線かなとも想像。晶は、私たちが別の世界線に飛んだ可能性もあると想像を膨らませてます。
 葉香は、なんでアポジー号なのかと。撫子は、専門用語だし静留にしては珍しいと言います。晶と玲実も「なんで?」「なんでなんで?」w
 静留はちょっと照れ気味に、地球と月が一番離れたところがアポジーで、あとは近づくだけだからと言います。

 ……ただ単に離れた場所に向かうという意味だけではなく、そういう意味も込めてたのね。

◆今日の次世代通信技術:高性能であっても、1つの機器にあまり頼るのもなぁ。

2024年07月29日(月)20:43

そこへ駆けつけられるのは、ヤマト。

 BD、宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち、第4話。

 銀河の艦長、藤堂 早紀は、イスカンダル星がワープした事を藤堂 平九郎統括司令長官に報告。観測によるダブルチェックもして確認したとも伝えてます。
 とても自然現象とは思えず、軌道を逸脱したイスカンダルは天の川銀河に向かって加速を続けていたと言います。長官は、惑星を人為的にワープさせられるような星がまだあったのかと驚愕。
 早紀は、この延長線上にワープアウトしたとして、最速で到達できる艦隊は……第65護衛隊との事。

 ……何十万光年も遠方の天体現象を観測できるほどに科学が進歩してるのすごいな。それだけタキオン粒子の性質や利用方法が解明できてるって事か。

1000年の夢

 デザリアム軍の艦が次々とワープアウト。そこはイスカンダル星のすぐそば。

 戦艦グレート・プレアデスの艦内では、相変わらず艦長のデーダーがクラシックスを聴いてます。おっ、今回は全裸じゃないんだなw
 メルダ・ディッツは、貴艦らの所属を明らかにせよと通信しますが……デーダーは無視。一方、兵士たちはイスカンダル星の質量の欠損がない事や、大気成分に異常がない事を確認。
 そこへメルダーズが、ノイズが絶えないと言ってきます。デーダーは、イスカンダルもろとも運んでしまったようだと尋ねてます。メルザーズは、我ら故郷デザリアムは遠いと……惑星一つを丸ごと移送するには、今しばらく現時空間で跳躍を繰り返さねばならないと。
 デーダーは「1000年の夢のために」と言い……メルダーズは、必要なのはイスカンダルのみであり、ノイズは要らないと言います。

 ……デザリアムはイスカンダルを惑星丸ごとキャプチャーして、どう利用する気なんだ? これだけの科学技術を持ってるんだから、イスカンダルの何を狙っているのかまだよく分からん。『現時空間』『1000年の夢』という言い方も気になるし、未来のデザリアムにでも運ぶとか?

デスラー砲が撃てないよ

 メルダは戦闘機ツヴァルケを駆ってイスカンダルの大気圏を飛行中。はるか上空には赤色巨星が見え、どこに運ばれたのだろうと。すると多数の戦闘機(カタピラス)が降下してきたのを確認。
 海を見下ろすと、ガミラスからの移民船が攻撃を受けているのが見えます。

 その移民船では、ヴァンス・バーレンがショックを受けて呆然としており……そこへヒルデ・シュルツが飛び付いて爆発から守ってくれてます。

 メルダはデザリアムの戦闘機を2機撃墜するも、デザリアムの戦闘機の機動は空力そっちのけの機動でメルダ機を攻撃。翼に被弾したツヴァルケですが、直後にガミラス軍が大気圏内にゲシュタムアウト。ようやく追いついたとフォムト・バーガーは言い、敵を蹴散らすよう指示。
 潜宙艦は三式弾のような砲弾で戦闘機を撃墜。ヴォルフ・フラーケンは、移民船団の盾となるのだと指示。

 戦闘母艦デウスーラIII世では、ガデル・タランは、敵艦隊が動き出したと……このままだとバーガー艦隊は挟み撃ちにされ、デスラー砲で敵の中核をひと息に叩くべきだと進言。しかしアベルト・デスラーは、ここで使えば海上の移民船団に被害が出ると拒否。
 そこへメルダから通信が入り、デスラー閣下からスターシャに通信して欲しいと言います。スターシャが脱出を拒んでいるそうです。

 ……ヴァンス、衰えたなぁ。バラン星での戦闘は勇ましかったのに。

旧作のサーシャとは大違い

 ユリーシャはスターシャに、彼らを救う方法はあると言います。メルダの言う通り、彼らに儀式を受けさせてサンクテル(王都の地下大空洞)に受け入れればと進言するのですが……スターシャは、その儀式が命にとってどういう意味を持つか、まだ幼いユリーシャにはまだ分かっていないと言います。しかしユリーシャは、このままでは何もかも失われると……それはお姉様が決めていい事じゃないと反論。
 そこには光る粒が収められているカプセルがあるのですが、ユリーシャはそのカプセルを見つつ、「サーシャを、あのままにしているのだって」。

 ……これがサーシャ!? これをどうにかしたら、ちゃんとした人間体になるのか?

喧々諤々

 第65護衛隊にもこの異変は伝わっており、個々の意見がぶつかりあってます。

 補給母艦アスカでは、キャロライン 雷電は、空間ゲートを使えば漂流中のイスカンダルに速効で行けると……ならさっさと行けばいいじゃないかと言います。そこへ行けるのは第65護衛隊しかいないし、イスカンダルは地球の恩人だと。その会話は永倉 志織もたまたま耳にしてます。しかし、だからお前は単細胞だと……問題はガミラス星を吹っ飛ばした敵がどこの何者なのかという事であり、もしボラー連邦だったらと不安視してます。

 格納庫でも、ガミラスとの技術交流もご破算だと嘆いてます。何かの機体を見上げつつ、ここまで組み上げたのに……と。

 戦闘空母ヒュウガでも、地球とガミラスは安保条約を結んだじゃないかと意見が。対する意見として、それが破棄されるかもしれないのだと……下手にイスカンダルを助けに行ったら、地球はガミラスとボラーの戦争に巻き込まれるかもしれないと反論。つまり、見限り時だと。
 地球だって災難続きであり、他人のケンカを買っている余裕なんてないと。

 これらの意見のぶつかり合いは、アスカ艦長森 雪、ヒュウガ艦長真田 志郎も耳にしてます。

 ……ガミラス星はないわ、イスカンダル星はワープさせられてるわ、第65護衛隊は今どこに向かってるんだ?

新入りたちも困惑

 意見のぶつかり合いは戦艦ヤマトの艦内も同様。

 京塚 みやこは、イスカンダルにはガミラスの避難民が不時着しており、せめてその救助くらいはと。板東 平次は、人が住んでいる星を容赦なく消滅させた敵であり、絶対に戦闘になると……司令部が許可するわけがないと言います。
 坂本 茂は思わず舌打ちし、「見て見ぬ振りってか」。

 佐渡 酒造は日本酒『美伊』をラッパ飲み。

 徳川 太助は家族の写真を見つつ、親父なら薮 助治兄さんに何と声をかけただろうと……昔よく家に遊びに来ていて、不器用だけど優しい人だと言います。「こんなのってないよな。酷すぎるよ」。

 その頃、ヤーブ・スケルジは家族のホログラムを見てます。

 ……あの閃光の中だったので、スケルジ一家はまだ無事かもしれないぞ!? 避難民の中にいるかもしれないんだし……とは言ってもなぁ。

家族を失った身だからこその、それぞれ。(1)

 艦長室では、島 大介古代 進に、艦長としての想いを確認したいと言います。亜空間ゲートはもう目の前にあり、事態は一刻を争うと。みんな浮き足立っていて、この航海も中止になるかもしれない……。俺たちはどうすればいいのだと。

 その頃、ヤーブは……持って来た技術提供のケースを手に、格納庫の大型内火艇に向かってます。そこへ徳川が飛びつき、勝手に内火艇を持ち出すなんてダメだと。しかしヤーブは「何なんだよお前ら! 俺は行くんだよ!」と抵抗。
 徳川たち新入り4人はよくつるんでおり、板東は落ち着くように言います。坂本もシャレにならないと宥めてます。京塚は、内火艇で亜空間ゲートにくぐるなんて自殺行為だと。

 そこへ「違う」と言いつつ土門 竜介が来て、倒れたケースを見て……ヤーブに「これ、アスカで組み立てている試作機のコアですよね?」と言います。つまり、試作機を盗み出すつもりだと推測。試作機ならゲートを越えられる……でもその先の保障がなく、運よくイスカンダルに辿り着けてもと、その横暴さを指摘。

 しかしヤーブは、そんなの関係ないと憤慨。どうせここには俺の居場所はなく、そんなものは最初から俺にはなかったと……だからガミラスでやっと『家族』という居場所を見つけたのだと言います。こんなグズで役立たずな男がなんで生まれてきたのか、何のために生きて行くのか、その全部を教えてくれる『家族』という居場所を見つけたのだと。

 5人は何も言えなくなり……

 ……古代も家族を失った天涯孤独の身だし、この騒動を知ったらどうするんだろうな。

家族を失った身だからこその、それぞれ。(2)

 ヤーブは、無くすわけにはいかないと……無くなるわけがなく、きっと生きていて、助けに行くのだと呟きつつ内火艇に向かってます。徳川は、きっと生きていると……家族が生きている時に薮兄さんがいなくなったらどうするんですかと説得。

 しかし土門は「やめろよ」と言い、現実は意地が悪いと……いつだって最悪に最悪を重ねて来ると言います。真面目に不器用に生きている者ほど狙われるのだと……全部一人で受け止めて潰れて死んでしまうような馬鹿ほど。だからしたいようにさせてやれと言い……
 憤慨した徳川は土門を殴り、分かったような事を言うなと……だったらお前はどうなんだと。なんでヤマトに潜り込んでるんだと……古代艦長を試しているんだろうと指摘。板東と坂本が徳川を止めに入るのですが、続けて徳川は、父親の命に見合う人間か地球の運命を背負える人間かを試しているのだろうと言います。「そんな奴はいない」「人間なんてそんなもんだ」と諦めてたら、試そうなんて思わないよなと問い質し……それはお前が期待しているから、まだ諦めていないから、それは俺たちも同じだと。
 「もういい、ここまでだ」と土門は言い、俺はヤマトを降りると言います。来たのが間違いだった……独房にでもつないでくれと。その方が星名さんの仕事も少なくなっていいでしょと言います。

 はい、これらの騒動を星名 透が始終見てました。

 ……星名は家族を失った事があるかどうかは分からないけど、これらの想いをどう受け止めているのかな。

イスカンダルに向かうべきかどうか

 Bパート。トップの6人は会議中。芹沢 虎鉄は古代に、イスカンダルに行くなんて無理を言うなと……イスカンダルに行けば交戦せざるを得なくなると言います。それは地球の未来を戦火にさらす事だと。
 司令の山南 修も、ローレン・バレル大使もそれは理解してくれていると言います。バレル大使にも家族がいて、その安否が分からない身であると。

 それでも古代は、意思を固めている感じのようです。

 ……平和のための航海なのに、戦いに巻き込むのはたしかになぁ。かと言って急な展開だし、ガミラスを見捨てればやがて来るであろう未知の敵と交戦するハメになるのは目に見えているし、孤独になった地球が果たしてイスカンダルを丸ごとワープさせられる科学力を有する敵と戦えるのかどうか。

我々3人が乗り込んでいるこのヤマトでは

 一方、エレベーター内では……土門は星名に、薮について礼を言います。星名は、僕は何も見ていないと言い……今は会議中だけど、解任願いは艦長に伝えてもらわないといけないと言います。土門は「分かってます」と言うものの、星名は「本当かなぁ」。星名は、分かったつもりでいるだけで、君はまだ何も見ていないし、聞いてもいないんじゃないかと。

 土門と星名は会議室に向かうのですが……部屋の前には会議中の古代の声が聞こえてきます。かつてガミラスの攻撃で失われた地球人の数が総人口の7割。今母性を破壊され、失われたガミラス人の数はやはり7割だと言います。この符合は何を意味するのか? 因果応報という言葉は使いたくないと古代は言い、これは何かの示しのように思えるのだと。地球もガミラスも等しく傷を負い、過去を捨てて、これからは本当の意味で互いに助け合わなくてはならないと主張。誰もが不安を感じている今という時こそ、自分たちだけの都合で物事を決めるのではなく。
 この宇宙に人型生命が存在するのは対立するためではなく、響き合い、高め合うためにこそあるはずだと古代は主張。少なくとも、そう信じて行動できるのが人間の……
 と、ここで芹沢が古代の発言を遮り、それは君が高次元宇宙で手に入れた知見かと尋ねてます。ハッとする古代は否定し、高次元宇宙では何も覚えていないと言い……芹沢は、すべての時間が並列に存在するという高次元宇宙……その記憶が残っていれば、あるいは未来を見通した決断も下せただろうと。しかしこの世界ではすべてが不確定であり、それこそが正しいと思えても、危険を呼び込む決断は下せないと言います。

 続けて芹沢は、「地球の全権大使を仰せつかった私と、ガミラスの大使、地球総軍の運用を預かる艦隊司令……我々3人が乗り込んでいるこのヤマトでは、絶対に」。

 その発言の真意が古代は理解したのかどうか分かりませんが、いよいよ決断を迫られてます。

 会議室の前で内容を聞いていた土門は憤慨し、馬鹿だと……みんな大馬鹿だと。そう言いつつ会議室の前から去る土門に、星名は……なぜか笑ってます。

 ……芹沢、古代にわざとヒントを与えて、どう行動して欲しいのかを伝えてるじゃん。やるなwww 少なくとも星名は、芹沢が何を言いたいのか分かっている模様。と言うのも、ヤーブが持ち込んだ波動コアを使えば、亜空間ゲートを使ってヤマトから離脱できるんだよね?

ダンベル何キロ持てる?

 徳川たち4人がメディカルルームで暇を弄んでいるのはともかく、なぜか雷電もいてダンベルで鍛錬中w 坂本はゲームをしつつ、アスカに帰らなくていいのかと(あぁ、雪の護衛か何かで一緒に来てるのかw)。いいんじゃないかと雷電は言い、どうせ訓練も中止だろうと……あと、今度キャロラインって呼んだら殺すと警告w

 そこへ土門が駆け込んできて、手伝ってもらいたい事があると頼んできます。艦隊はもうすぐ亜空間ゲートに到着。ここからマゼラン銀河にひとっ飛びというのが本来の予定だと。

 ……ん? 土門は何を企んでるんだ? ってか、坂本はこの先、キャロラインを何って呼べばいいんだ?w

反乱

 床に大きなスクリーンを有する、旧作で言う大会議室。そこで古代たちは、亜空間ゲートに駐留しているガミラスと交信。真田は、第65護衛隊には帰還命令が下されたと伝えます。雪も、我々はゲートを越えられないと。バレル大使もガミラス駐留軍に、諸君らの気持ちは分かると言います。そして「だが地球には地球の……」

 と言いかけたところで艦内に警報

 波動エンジンに異常が出たそうで、内圧の上昇が止められないのだとか。徳川は、エネルギーコンデンサが融け始めていると報告、原因不明だと。その報告に山崎 奨は驚愕。徳川はそう報告しつつ栗 哲夫に頷きかけ、栗も行動開始。

 これらは土門による策略。徳川は波動エンジンの細工を、板東はダメージコントロールの情報を書き換えてエンジンが暴走しているように見せかけ、京塚は機関室から出火しているよう煙を上げさせて隔壁の閉鎖を担当。
 10分でいいので機関室へのアクセスを遮断し、ヤマトの動力を乗っ取るのだと。

 雪は急いでアスカへ、真田もヒュウガに戻ります。

 土門曰く、ゲートに突入すれば艦隊は前に進むしかなくなる……イスカンダルに接触できたらこっちのものだと。自衛と人道支援の範疇でヤマトは必要な行動を起こせる……クルーもそれを望んでいるはずだと言うわけです。

 保安科を装った雷電と坂本と土門は、芹沢と山南のところへ向かい、機関科から退避要請が出たと……ヒュウガに移動するように言います。これはバレル大使に対しても同様。
 土門は、お偉いさんの3人にはお引取り願うと。これは地球政府の意思ではなく、俺たち新兵の反乱でヤマトはイスカンダルに向かったんだという事を内外に証明する必要があると。もちろん、軍籍剥奪じゃ済まないだろうとは予想してます。「でも、一人でも俺は……」。

 ……イスカンダルに向かおうとすると艦内で反乱が起きる法則でもあるんだろうかw

まずは3人にはヤマトを出てもらって……

 機関室に本物の保安科が突入し、徳川は戦慄。お偉いさん3人を連行しようとする3人も、北野 哲也を含めた保安科が銃を向けて威嚇し……北野は「ここまでだ」。

 って事で、首謀者たちは第一艦橋へ連行されます。こうなる事を星名は予想していたようで、迅速に対応できた模様。

 古代は土門に、反乱行為による艦の指揮権の収奪は許されざる重罪だと告げます。そして「なぜやる前に相談しない?」と発現。その言葉に新人たちは驚き、島は苦笑。……続けて古代は「こっちは経験者だぞ」。

 古代の思惑が分かった土門は感動し、「はい!」。

 そんなわけで、お偉いさん3人はヤマトから追い出されるハメに。芹沢はこの展開に「おい君、これはいったいどういう……(内火艇のドアが閉じる)」w しかし山南司令とバレル大使は静観の構え。
 3人を見送るのは北野で、深々と頭を下げてます。

 ……こうなるであろう事は、古代は想定済みだったんだな。土門の気持ちは古代もよく分かっているので。

平和のためだからこそ戦場に向かう

 そんなわけで、古代は、第65護衛隊はマゼラン銀河に向かうと決断。地球軍司令部の命令ではなく、これは我々の意思だと。従えぬという者はあとで申し出て欲しいと言い、マゼラン側のガミラス警備隊に身柄を保護してもらうと。
 しかしこの決断に、クルーたちは大喜びw

 向かう先は戦場であり、厳しい状況にさらされると警告。だがヤマトはただの戦艦ではない……人類の希望、どんな時も希望は失わないと願う、人の意思の象徴だと。何があろうと屈するな。抗え。平和を求め、争いを憎み、地球人の理想に基づき、我々は一人でも多くの人を救出すると。
 「各員の健闘を期待する!」と全クルーに伝え、第65護衛隊は亜空間ゲートへ突入。

 内火艇はゲートを前に取り残されており……山南は「やれやれ、置き去りか。偉くなるとつまりませんなぁ」。バレル大使は、その分、若い連中にはできない仕事ができると言います。政府にかけあって彼らの立場を保護する算段を整えようと言います。
 芹沢は「沖田の子どもたち……そのまた子どもたちが行くか」。

 ……これ、古代もタダじゃ済まないよな。ってか、実は芹沢としては、本音の思い通りになって内心で喜んでる気がするw イスカンダルからの帰りにガトランティスと交戦し、それが地球の二度目の危機を呼んでしまったわけですが、未知の敵がガミラスを襲った以上は地球も自動的に巻き込まれるだろうし。

再びイスカンダルへ

 その頃、イスカンダル星では戦闘空母も海に着水して戦闘開始。移民船を守るため、デスラーも必死です。これ以上ガミラス臣民を失うわけには行かないと。

 クリスタルパレスから入電。デスラーはスターシャに、早くそこから離れろと……たとえイスカンダルを捨ててでもと説得。しかしスターシャは、イスカンダルを離れられないのだと……私たちはイスカンダルの守人であり、星を離れるわけにはいかないのだと言います。ガミラス人がガミラス星を離れて長く生きられないのと同じように。

 デザリアムの艦隊から一斉砲撃。ガミラスの艦隊も移民船も攻撃され……

 デーダーは「何という浪費、何という徒労。我らが欲するのはイスカンダルのみ。ガミラスはその妨げとなるゆえ排除したに過ぎない」と。なぜ抵抗を続けるのだと言い、そのシルエットだけを写してます。

 デスラーは「貴様、誰か」と問い……自動惑星ゴルバを背後に置くデーダーは、我らはデザリアムだと名乗ります。歴史に残らぬ弱者どもは消え去れと言い、さらなる砲撃。

 が、そこへ何か砲弾が飛んで来て、螺旋状のシールドがガミラス艦や移民船を防御。これは補給母艦アスカに搭載されている四式波動防壁展開弾
 デスラーはもちろん、メルダもバーガーも何が起きたのか訳が分からず……やがて聞いた事のある機関音が接近。デスラーは「来てくれたのか、ヤマト」。ヤマトは大気圏突入の断熱圧縮をものともせずに急降下し、未知の敵に号砲一発。

 ……何この熱すぎる展開は!w

◆今日の惑星第6惑星大好き。

2024年07月28日(日)20:49

スジ彫りの彫り直しに追われてます

 ハセガワ、1/72、VF-1S/A ストライク/スーパー ガウォークバルキリーを作ってます。スジ彫りの彫り直しが面倒くさぁー!w

 胴体を組み上げます。左右の主翼を連動させるための歯車の、歯の噛み合いが飛ばないように注意。胴体のRLM04イエローブラックができああると、いかにもロイ・フォッカー機って感じになります。

 
胴体ができるとそれっぽくなる

 翼端灯はクリアレッドクリアブルー で指定されているのですが、蛍光レッド&蛍光ブルーにしようかとも思った。

 
翼端灯は赤と青

 削ったらスジ掘りが見えなくなるし、いったん掘り直してから段差を消して、消えかかったスジ彫りをまた掘り直して、段差消しがまだ完璧じゃないのでまたヤスって……めんどいなぁw ホワイトFS17875はホワイトよりは隠蔽力があるので、白サフを吹かずにグレーのサフが隠せる……かな?

 
下腕と下腿の隙間埋め中

 スーパーパックの塗料はネイビーブルー60%+ミディアムブルー40%で調色しないといけないし、大ビンで作らなきゃ。

 
スーパーパックもスジ掘る

 下腕と下腿を急がないと、スーパーパックも取り付けられないしなぁ。機種については、コクピットをマスキングしないと機首を塗装できないのが面倒。パイロットは……塗装して乗せてもいいんだけどなぁ。まだ迷ってます。たぶん乗せないw

◆今日の主翼:脂がついた手で箸を持つ事になるという意味でおかずにできない……

2024年07月27日(土)20:47

腕の加工の続き

 旧キット、1/144 量産型ズゴック、腕の後ハメ加工を進めます。

 下腕の内部に四角い穴というか四角い箱があり、これの壁を一ヵ所切り取れば、容易に後ハメ加工できます。写真のように、デザインナイフでサクッと切ります。ただし、きれいに壁を取り除くのではなく、ちょっとだけフチを残すような感じで。

 
壁の1つをナイフで切り取ればOK

 下腕を閉じて接着すれば、これでもう上腕を差し込めばOKな構造になります。上腕の先には2mmのプラ棒があるので、ここに手首(?)を刺す事になります。

 
なんかTV版エヴァ『男の戦い』の左腕をもがれた初号機みたいw

 こんなの砂浜の中に隠れてるよね。

 
卑猥なナニかを連想しそうなのを必死に止める

 胴体に仕込む腕の基部も接着します。3mmポリキャップのブロックで、頭の後ハメを考えなくて済むので楽ちんw

 
わりとやっつけな工作

 次回は腕(上腕、下腕、手首)と下腿の塗装になります。上腕はミディアムブルー、下腿と下腕と手首は暗緑色(中島系)で塗装予定。これらの塗装を今日中にやろうとも思ったのですが、もう夜になってしまい、下階の住人にエアブラシのコンプレッサーの振動や音を響かせるわけには行かないので、塗装はまた次回w

◆今日の上腕:連動して骨格もしっかりしてるだろうし、これはいいなw

2024年07月26日(金)20:23

ガッテンボタンやへぇボタンを連打したい気分

 AT-X、デート・ア・ライブX、第5話。

 「私がもう一度産んであげる……今度は絶対死なないように、今度は絶対壊れないように。私の力を分けてあげる」。そう願いつつ、崇宮 澪五河 士道を作り直そうとしてます。ただ、一度に力を与えてしまうと耐え切れないかもしれないわけで、少しずつ力を手に入れられるように世界に種を撒こうと思案。やがてその力は人の身体で受け入れられるようになり、それを1つずつ取り込んでいけばいい……。
 力をすべて手に入れた時、君はすべてを思い出し、私たちは今度こそいつまでも一緒に居られるようになる……

 ……だから士道には精霊封印する力があるのかー! そのために撒いた種が、精霊の結晶、セフィラってわけか。


再会

 って事で、第3話ラストからの続きです。時崎 狂三の体内にあったセフィラから、澪が復活。狂三には最後まですばらしい友人だったと礼を言います。狂三にとって澪は、親友の命を奪った宿敵。狂三は澪に発砲するも命中せず……澪は狂三に改めて礼を言い、おかげで士道に逢えたと。
 狂三は意識を失い、落下。分身体も次々と消滅し、澪は狂三の目を閉じさせ……士道に「久しぶり。ようやく逢えたね、シン」。士道をシンと呼ぶ人物と言えば、今の士道にとっては解析官の村雨 令音だけ。
 澪は士道に額を当て、記憶を復活させ……

 ……ここまでの第1期からの伏線回収、長かったなー。


澪、令音、ファントム、始原の精霊……みな同一人物

 これらの顛末はフラクシナス・エクスケルシオルでも観測されており、みな驚愕。狂三の生体反応は完全に消失したと、副司令官の神無月 恭平は報告。
 司令官の五河 琴里は、モニターに映る謎の少女が令音と同一人物だと勘付き、このバカな考えを否定して欲しいと令音に願うのですが……令音は琴里に、君は本当に頭のいい子だと言います。
 即座に琴里は「MARIA!」とだけ告げ、MARIAは令音を拘束しようとコンソールに電撃を流すのですが……令音にはまるで効いておらず、令音は琴里に、今まで士道を守ってくれた事に礼を言います。
 あなたは何者だと琴里は訊ね……令音は、きっと君の想像したものからそう離れてはいないと思うと答えてます。モニターに映っている澪を見る令音は、あれは私であり、私はあれだと……1つの意思に2つの身体、こちらの私にも仕事があり、分けておいたほうが都合が良かったと言います。みなにセフィラを与える時には特に。

 その言葉に琴里は、あなたがファントムかと。肯定する令音は、狂三の言う始原の精霊でもあると。

 君と過ごした日々は楽しかったと言う令音。「けれど、もうお仕舞いだ」と告げ、消失。

 琴里は涙を流すものの、総員に作戦の続行を指示。味方が一人消えて敵は一人増えたと……それだけの事だと言います。するとMARIAは、存外立ち直りが早いと……艦体制御は私がやるのでもう少し落ち込んでいても大丈夫だったと言います。琴里は、発破をかけてるつもりならもうちょっと上手くやれと。「これは失敬」とMARIAは答え、人の心の機微についてはまだ学習の余地がありそうだと。
 ……MARIA、人の心もどんどん学んでるなー。


死ねないし忘れられないので

 モニターには士道と澪が映っているわけですが、士道の後ろに令音が出現。士道はすぐに令音に気付きますが、令音は士道と澪の間に瞬間移動し、澪と手をつなぎ、一体化(いや、元に戻ったと言うべきか)。澪となったその姿は精霊としての姿(ファントム)で、士道に、ずっと逢いたかったと……それだけを想って今まで生きてきたと言います。伝えたい事は山ほどあり、言えていなかった事がたくさんあり……今度こそずっと一緒だと言います。
 士道も、逢えて嬉しいと……ずっと放っておいて寂しい思いをさせたと詫びてます。また、先にいなくなった事も詫びてます。ただ、これは何なのだと……この俺崇宮 真士を生き返らせるために、いったい何をして来たのだと。澪は「何でもしたよ」と無垢に言い、シンともう一度逢うために必要な事はすべてしたと。

 士道は苦しい胸を押さえつつ、どんな目的であっても、誰かを犠牲にするなんて駄目だと。澪は納得するものの、どうすれば良かったのだと問います。私にはシンしかいなくて、シンを失ったら生きていく意味がなかったと言います。ただ、私は人間みたいに弱くなく、死にたいと思っても死ねるわけじゃなく、私は人間みたいに強くなく、シンを忘れるなんてできなかったと……「私は一体どうすれば良かったの?」。

 士道は即答できず……意地悪な聞き方をしたと澪は謝ってます。

 私に任せて欲しいと澪は言い、最後の仕上げだと……シンとしての記憶だけを残して他の記憶は消去すると。私が澪に戻ったように、君もシンに戻るのだと言います。
 澪は士道に手を伸ばし……

 ……いっそ澪にすべてを任せてこれからの事をシンプルにしてもいいかなと思ったけど、精霊たち以外で片付けなきゃいけない事もたくさんあるしなー。


今のうちに行くんだー

 そこへ夜刀神 十香サンダルフォンが割り込んで阻止。インカムで話を聞いていたと八舞 耶倶矢は言い、あれは本当に令音なのかと。八舞 夕弦は、そして始原の精霊でファントムであるとは、欲張りが過ぎると。

 澪は士道の背後に回っていて、少しの間だけ待っているように言い……士道をどこかの空間に退避させてます。

 士道をどこに移動させたのかと言うと……空間震シェルター。無造作に転送させられた士道は山吹 亜衣に馬乗りみたいな状況にw どこから現れたのかと驚く葉桜 麻衣は、天井に張り付いて亜衣を狙っていたのかと驚愕。殿町 宏人は、十香だけじゃ足りないのかとw 藤袴 美衣は「(以下略
 士道もすぐにここがどこなのか分からず、空間震シェルターかと。

 地上に向かおうとする士道ですが、宏人が止め、まだ警報は解除されていないと……どこに行くつもりなのだと。十香たちのところに戻るのだと士道が言うと、宏人や亜衣たちはニヤリとして……どういうわけか、担任の岡峰 珠恵を拘束w 士道の好きなようにさせようとしてます。先読み行動笑ったw
  たまちゃん 珠恵先生は、警戒が解かれるまで扉は開かないと言います。しかし士道は扉の前に立ち、クラスメイトの前でミカエルを出し(もちろんクラスメイトたちは驚愕)、開(ラータイブ)でゲートを開いて中に入って行き……美衣は「マジひくわー」。

 ……赤くなってた亜衣が可愛かったなw


デウス

 十香と澪が駐車場でタイマン勝負? 十香は澪に「お前は令音なのだな」と再確認。澪は肯定してます。十香は、考え直す事はできないのかと……たくさん世話になったし、できる事なら戦いたくないと説得。しかし澪は無言で首を横に振り……
 十香は「そうか、残念だ」と言い、サンダルフォンを構えてます。耶倶矢と夕弦も身構えますが……

 すると上空には多数のニベルコルバンダースナッチが来ていて、私たちを忘れるなんてあり得ないと。突進して来る多数のニベルコルやバンダースナッチに、澪は……「アイン・ソフ・オウル」と唱えて花のような天使を展開。花から放出される粒子で、ニベルコルは次々と紙片に変わり、バンダースナッチも次々と停止。

 この展開に、DEMの旗艦レメゲトンの艦長アーネスト・ブレナンは驚愕。しかしアイザック・レイ・ペラム・ウェストコットは、ついにデウスが現れたと大喜び。

 DEMの艦隊は壊滅しつつあり、この展開に十香は驚嘆。

 澪は、君たちには本当にすまないと思っていると……だから「抵抗するな」とは言わないと言います。それは君たちにとって当然の権利であり、「さぁ、かかって来たまえ、私の可愛い娘たち」。

 ……デウスっつったら、そのまま『神』っていう意味でいいのかな? って事は「ああっ令音さまっ」とか言えばいいのかな?(他作品混ぜるな) あと、あんだけ脅威だったニベルコルやバンダースナッチだったのに、今となっては噛ませ犬になってるなぁ(こらw)。


普通の女の子

 Bパート。鳶一 折紙アルテミシア・ベル・アシュクロフトの勝負はカタがついていて、折紙はアルテミシアを抱えて中空に浮いてます。
 そこへ、ザドキエルに乗った四糸乃星宮 六喰がやって来て、六喰は、作戦は成功したようだと。六喰のミカエルを頭に大ダメージを喰らったもんな。
 周囲にはASTも取り囲んでおり、隊長の日下部 燎子は六喰に、アルテミシアをやっつけたのはあなたかと。急に何もないところから鍵が突き出したからびっくりしたと言います
 四糸乃は燎子に見つめられ、赤面して口ごもっていて……燎子は、この距離で見ると本当に(精霊は)普通の女の子だと。対話も不可能な敵性生命体っていう話は何だったのかと。

 天宮市による砲撃は続いており、DEMの戦艦たちは次々と撃沈されていて……さらに見知らぬ粒子(澪が放ったアイン・ソフ・オウルの粒子)が迫って来てます。
 燎子はASTのみんなを集めてバリアを展開。折紙たちも警戒しますが……粒子はバリアを通過し。接触されたASTたちは次々と気力を失ってゆっくり落下。同じく降下する岡崎 美紀恵を見た燎子は、死んでいると驚愕。

 粒子の発生源を見た六喰は、あそこには士道たちがいたはずだと。折紙は燎子に、フラクシナスに行くように言います。フラクシナスの医療設備なら蘇生が可能かもしれないと。

 もちろん燎子たちはフラクシナスって何なのか分からず……折紙は、戦艦だと言います。

 ……アルテミシアが死んだのかどうかは分からないけど、アルテミシアも連れてって治療するのかな? だとしたら、思い通りになるように改造しましょう(サイコか)。まずは年齢を半減させましょう(待


すべての人間へ報復と復讐と反逆を

 CRユニットのおかげで若返ったエリオット・ボールドウィン・ウッドマンは、エレン・ミラ・メイザースと対戦中。相変わらずの若作りだとウッドマンは言います(もちろん自虐も込めて)。
 エレンは、なぜ私たちを裏切ったのだと憤慨。すべての人間への報復と復讐と反逆を誓い合ったはずだと。お前は私たちの誓いに背を向けた……妹(カレン・ノーラ・メイザース)をたぶらかして研究成果を奪い取り、私たちの敵となったと言います。その罪は死をもっても購えないと知れと告げ……

 ウッドマンは、エレンとアイザックには悪いと思っていると言います。ただ、カレンをたぶらかしたつもりはないと……と言うよりも、気付いたら身支度を整えて隣にいたそうです。
 敵対したかったわけじゃないとウッドマンは言い、お前らの道と俺の道が変な具合にぶつかっただけだと。村を焼き払われた恨みも、同胞を殺された憎しみも忘れたわけじゃないと。

 ここで2人とも、デウスの強大な霊力を感知。ウッドマンは、あの精霊を見た時に、きれいだと思ったと……そして、いくら復讐のためとはいえ、何の関係もないあんな子を犠牲にしていいのかと思ったそうです。そんなの、俺たちの故郷を焼いた人間たちと変わらないと。
 さらにウッドマンは、お前は昔から純粋で真っ直ぐだったと言います。変わったのはきっと俺たちの方で、でも今でもアイザックやエレンを友だちだと思っていると……それだけは変わらないと言います。そして、カレンだってそう思っているはずだと。
 ウッドマンは、俺を許せないならそれでもいいと言います。「でも、せめてカレンともう一度……」と言うも、エレンは遮るように攻撃開始。ウッドマンも対抗し、エレンのロンゴミアントとウッドマンのゴングラーが衝突。

 ……霊力を使い果たして、互いに一気に老化するとか、そんな展開になったりしませんかね?


さすみお

 まだ戦闘の口火が切られていない十香vs澪。十香は耶倶矢と夕弦に「行けるか?」と尋ね……戦慄する耶倶矢は強がって「だ、誰に向かってものを言ってるんだし! 全然問題ないし!」。夕弦も「同意。如何に強大な敵であれ、八舞が退く事などあり得ません」。
 十香は澪にサンダルフォンをぶつけるも、澪の防御力は突破できず、澪の表情も変わらないまま。

 耶倶矢と夕弦は、澪の左側からラファエルで攻撃。しかし澪は片手でその矢を防御し、右から迫るサンダルフォンも防御。

 大爆発が起き、爆煙が落ち着き始め……耶倶矢と夕弦の背後に澪が! 耶倶矢は背中から心臓を刃で貫かれ、澪はセフィラを回収。

 ……さすが始原の精霊、強すぎる。このままだと、夕弦と十香が死ぬのも時間の問題か。やはり澪の本体である、胸のポケットに入ってるぬいぐるみを倒さないとなぁ(それ本体じゃない)。


It all started here.

 士道は十香たちのところに急ぎますが、爆発の衝撃波に迫られたり、DEMの艦体が次々と沈んでいたりと、思った以上の騒動に驚愕。そうした爆煙の中からアイザックが来て、士道の前に立ち止まり……精霊の力を手にするにふさわしいのはどちらか、ここで決めようじゃないかと。

 次回は、三人の魔術師に関するエピソードのようです。「すべてはここから始まった」って事ですが、この定番セリフはもうあちこちで聞き飽きたw ってか、村を焼かれたっていう話も出てくるのかな?

◆今日のザドキエル:宇宙的にはそう珍しい事じゃないらしい。

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