ガルマン民族に与えられた惑星
-
BD、宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち、第5話。
星の海は、暗くて冷たい、怖い所。勇敢で賢い王様は立派な船で旅に出ました。船は滑る、星の海を越える。醜い氷の星、柔らかくて熱い星。
長い長い旅の中で、家来と女と子どもたちが、大勢死にました。王様は泣きました。「ああ、どうしてこんな旅に出たのか、帰り道も忘れてしまった」。
すると船は大きく回って滑り出しました。向かう先には双子の星。そのひとつを差し出しながら、女神は王様に言いました。「そなたたちに名を与えよう。ガミラスと。私のそばにいなさい。永遠に契り、栄えなさい」。
祝福は星の海に響き、みんな幸せに暮らしました。
サーシャと呼ばれるカプセルをスターシャは見つめていて……そこへユリーシャが、ヤマトが来てくれたと。
それでもスターシャの表情は冴えず……イスカンダルと罪を分け合う地球の船だと。そして「あなたが呼んだの? サーシャ……」と、カプセルで光る粒に問いかけ……
……この『サーシャ』って本当にどんな存在なんだか。ってか、ガミラスもまたどこからかの移民先だったのか。だとしたらガルマン民族って事なのかな。
|