2024年08月31日（土）19:45

とりあえずシールドとランドセル 　旧キット、1/100 グフ、今回は改造前に色の確認です。 　説明書の通りにメインカラーをスカイブルーにすると、明らかに明るすぎると思うんですよねー。なので、メインカラーをスカイブルー50％＋インディブルー50％に調合したものを使おうかなって。 　胴体の濃い青はインディブルーで塗装するのは決定。なので、その色の組み合わせで本当にいいのかを確認します。 　それを確認するため、シールドを塗装。マスキングの簡単さを考えて、塗装の順も考えます。まずは裏面で、指定通りの濃緑色……を持ってないので、暗緑色（中島系）で塗装。 　続いて表側をインディブルーで塗装し、乾燥後にマスキングをして、ふちを上記の調合した色で塗装。マスキングを剥がして……よし、これで行こう。 　 いいんじゃない？ 　バックパックも塗装します。まずは平面出しのためにやすりをかけまくり。何度も金型から成形したものを外すので、金型が摩耗して、平行だったものもラッパ型になっていくんじゃないかな。なので、そりゃもう切削しまくり。 　念のためにサーフェイサーを吹いて確認し、ニュートラルグレーで塗装。ノズルは焼鉄色で、ノズルの奥はつや消しブラックで塗装して……とりあえず、こんなところ。 　 あとはつや消しクリアを吹けばOK。 　ヒートサーベルは、あとで刃の部分を柄にハメるよう、ピンを切り落とし。刃の部分は白サフを吹いて……どう塗装しようかな？　オレンジで吹けばそれで充分だけど、せっかくなので蛍光レッドで塗装するのも面白いかなって。 　 とりあえず白色化 　次回から本腰を入れて改造というか制作にかかります。

◆今日の色の確認：赤いものが緑色って、もうダメじゃん。

2024年08月30日（金）19:54

ファントム封印 　AT-X、デート・ア・ライブ�X、第10話。 　夕暮れの海岸で、つい居眠りしてしまう村雨 令音。五河 士道にもたれかかって約5分後に目を覚まし……士道の顔を見た令音は何を思ったか、笑い出してます。 　その笑い声や笑顔はフラクシナス・エクスケルシオルのブリッジにも伝わるわけで……笑っている令音を見た椎崎 雛子（ネイルノッカー）は驚嘆。箕輪 梢（ディープラブ）も、令音の笑い声を初めて聞いて驚いてます。 　久しぶりに心地の良い眠りにつけたって事で、令音は士道に礼を言います。よほど君の肩の寝心地が良かったのだろうと。 　ここで五河 琴里から士道に伝達。令音の士道に対する好感度がMAX寸前。「今よ！」の指導に士道は、令音の好きな人の話について触れ、俺じゃ駄目ですかと問います。その人の代わりになれるとは思っていないけれど、俺は俺としてその人とは違う形で令音を思うのは駄目かと。 　令音は「シン、私は……」とちょっと戸惑いますが、士道とキス。 　これで封印できたと琴里は歓喜し、八舞 夕弦と星宮 六喰は「おぉー」ｗ　八舞 耶倶矢と七罪は恥ずかしくて直視できずに目をつむってます。四糸乃も赤面して手で目を覆うもこっそり見てるｗ　でもよしのんは「うっひょー」ｗ　四糸乃の本音はどっちだｗ 　鳶一 折紙は目を潤ませており、誘宵 美九と本条 二亜は大喜びしてスマホで写真を撮ってますｗ 　……琴里の「今よ！」が個人的に、プリキュア感というか、セーラーマーキュリー感というかｗ

え？　歴史があまり変わっていない？ 　ところが！ 　中津川 宗近（ディメンション・ブレイカー）は「数値に異変が！」。なんと、好感度がどんどん下がってます。士道も、霊力が流れ込んで来ない事に驚き、令音は「なるほど、君は未来を見て来たのか」。悟られた士道は戦慄しますが、令音は「何を驚いているんだい？　パスが通れば記憶の共有も可能だ」。（パスを通すのは）初めてと言うわけでもないだろうし、今日一日の謎が解けたと令音は言い……（私自身は）薄々感づいていたのかも知れないけど、きっと理解したくなかったのだろうと。それは、士道がデートに誘ってくれたから。 　本当に楽しかったと令音は言い、それはほんのひと時つらい過去を忘れてしまうほど。しかし夢はいつか覚めるものであり、「そうだろう？　士道」。 　ここで琴里から、DEMの艦隊が来た事を通知。夕暮れの空に多数の戦艦が襲来し、令音は、どうやら歴史が書き変わったようだと言います。 　士道は令音に、一緒にフラクシナスに帰ろうと言います。DEMを倒して、あとは俺と精霊たちとみんなで一緒に暮らすのだと……きっと毎日楽しいと言います。 　令音は、それはとても魅力的だと……私と崇宮 真士が出会っていなければ、きっと一も二もなく乗っただろうと。しかし私は真士と出会ってしまったと……精霊たちを好きなのも偽らざる真実だけれど、真士と再び出会うためなら、私はそのすべてを捨てる事ができると予告してます。 　……士道と真士はやはり別人と言うか、目的を果たせそうになったゆえに明確に認識を分離できたのかな？

やっぱり澪に戻ってしまう 　銃声が響きますが、令音は片腕をかざして防御。すると時崎 狂三がけたたましく笑いながら現れ、銃を構えてます。士道の窮地を救いに来たと狂三は言うのですが……令音は、君がいるなら話が早いと言います。その態度が尊大で鼻持ちならないと狂三は言い、 　この時の狂三の横乳が気になって気になって！ 　令音を始原の精霊と呼び、私とした事がまんまと謀られらと……まさか仇敵がこんなにも近くにいたのかと。 　令音は、何にせよ、これでこの場にアイザック・レイ・ペラム・ウェストコットが持つものと、君のもの、残るセフィラが2つ揃うと、間接的に勝利宣言。真士を覚醒するには充分だと。 　そう上手く行くかと狂三は言い、分身体を多数出現させ、一斉射撃。令音は銃弾が届く前に、崇宮 澪ではなく令音のままファントムに姿を変え、「返してもらうよ、狂三」と宣告。返してもらうのはセフィラだけではなく、狂三の中にあるファントムの半身。狂三の銃撃は令音に通じず、令音が手を差し伸べると狂三の胸から手が出てきて（第3話ラストと同じ状況）……狂三はこの機会を待っていたようで、ザフキエルで自分の頭を撃ち抜き、それから絶命。 　分身体は消え、狂三の中にいた令音の半身（澪）は令音と融合。澪は「こちらの姿では久しぶり」とあいさつ。いや、士道は私の知らない未来でこの姿にも会っているのかと……「少しややこしいね」と。 　気付けば狂三のセフィラがありません。澪は、狂三が何か細工をしたのだろうと。さすが親愛なる友人だと澪は言います。 　すると士道が急に苦しみ始めて頭を抱え、跪き……澪も心配に。士道は自身がまだ胎児だった時の何かを見たようです。 　……狂三はどんな策に出たんだろうな。使った銃弾がまだ明らかになってないし。

金属感のある青いバラから放たれる悪魔の光 　DEM艦隊は接近中で、幹本 雅臣（シャチョサン）は間もなく射程距離に入ると報告。琴里は士道に、体勢を立て直すと告げ、士道をフラクシナスに回収。 　その方が安全かもしれないと澪は納得し、DEM艦隊を眺め……無粋なウィザードや機械人形（バンダースナッチ）にここの風景を壊されるのも面白くないと言い……アイン・ソフ・オウルを発動させてます。 　フラクシナスに回収された士道。頭痛の原因ですが、パスが通じたために澪の記憶が一気に流れ込んだためだそうです。 　アイン・ソフ・オウルから放たれる光の粒は、戦艦を次々と攻撃。その光景に副指令の神無月 恭平は、始原の精霊の天使は話には聞いていたけれど思わなかったそうです。 　琴里は、DEMが澪をを引き付けているうちに退却しようと言います。しかし士道は、まだ俺は逃げられないと主張。それでも琴里は、作戦（ファントムである令音をデートでデレさせる）は失敗であり、次の手を考えるべきだと言います。 　……澪、士道（真士）以外はみんな邪魔とばかりの思考だな。

反転待ち 　ここでMARIAから、何者かがこちらに通信を求めていると報告。誰がモニターに表示されるのかと思ったら、何故か来禅高校が表示されてます。それだけじゃなく、ASTの待機室にいる日下部 燎子隊長、隊員のミルドレッド・F・藤村と岡崎 美紀恵が映し出されてます。 　すると……バンダースナッチが高校に襲来！　モニターにはアイザックが映り……デウス（ファントム）が現れた以上、こちらも事を手っ取り早く事を進めたいのだと言います。 　しかし琴里は脅迫に乗るつもりはなく、アイザックにセフィラを奪われればこの世界が丸ごと上書きされてしまうと……それでは意味がないと。アイザックは、ならば私は彼女等をできるだけむごたらしく殺すだけだと……精霊が一人でも反転してくれればこちらとしては充分だと言います。 　……狂三がいないし、多勢に無勢か。

身バレも已む無し 　Ｂパート。突然現れた機械人形に山吹 亜衣は、デザイン的に正義の味方じゃないとメタ発言ｗ　葉桜 麻衣も、どっちかと言うと悪の軍団だと言います。藤袴 美衣は（以下略 　助けを求める殿町 宏人は、一度でいいから女の子の太ももの間に顔をうずめたかったとｗ　うん、それは分かるｗ 　先生の岡峰 珠恵は早く逃げるように言うのですが……こう囲まれちゃあ逃げようがない。 　バンダースナッチの1機が腕を振り上げるのですが……何者かによって切断されてます。これは……サンダルフォン！　バンダースナッチを斬ったのは、駆けつけた夜刀神 十香。十香のドレス甲冑にみんな驚きますが、十香は一ヶ所に固まっているように言います。 　ASTに現れたバンダースナッチは、四糸乃と七罪が対応。六喰が作ったゲートで控え室に直接移動。折紙も駆けつけてメタトロンで一気に片付けてます。 　耶倶矢と夕弦と美九も高校に来て戦闘。 　移動が間に合ったようだと六喰は安堵。長距離移動だったので不安があったそうですが、問題ないようです。こうして対応できたのはいいのですが……琴里は、いくらラタトスクでもごまかしきれないと、今後の弁明をどうしようか困ってますｗ 　……いつか正体がバレるのはプリキュアの宿命だから仕方がないね（精霊です）。

混戦してきました 　それでもアイザックは、奥の手は常に残しておくものだと言い……フラクシナスに振動が。DEMの戦艦が強引に激突しており、テリトリー（随意領域）を同化させてこのまま横付けするつもりのようです。 　接触してきた戦艦はゲーティアで、これはエレン・ミラ・メイザースの私物のようなもの。つまり、フラクシナス内部に強引に侵入してくるのはエレン。 　エレンはブリッジにつながる大穴を開け、光剣で士道に突撃するのですが……崇宮 真那が剣で防御。真那は「奥の手は常に残しておく……人でなしの社長にしてはいい言葉でいやがります」ｗ　そうエレンに告げ、剣圧で艦外に押し出してます。 　士道も加勢せんとばかりにラファエルで艦外へ。しかし士道の行く手を多数のニベルコルが邪魔に入り……しかもそばには、アイザックがベルゼバブを広げて直接指揮してます。アイザックの横ではアルテミシア・ベル・アシュクロフトが護衛。 　DEM艦隊について川越 恭次（バッドマリッジ）は、アイン・ソフ・オウルの攻撃を受けていると報告。何隻かが大破して陣形も混乱状態だそうです。 　神無月は、澪を艦隊に引きつけて、その間に自分が士道を狙う……艦隊を丸ごと囮にするアイザックの作戦に神無月は、大胆な手並みだと言います。感心している場合じゃないと琴里は言い、ここは任せたと言います。 　……士道を殺すのも、精霊を反転させるのに有効だもんな。

妹が2人もいるなんていいな 　アイザックに誘い出されてしまった形になった士道。そばには真那がいるわけですが、向こうにはエレンとアルテミシアがおり、2対1。 　懐かしい顔が揃ったとアイザックは言い、まるで昔に戻ったようだと。士道も同感で、お前もエレンも何一つ進歩していないと……これだけ時間が経てば普通は何等かの成長するものだと言います。 　アイザックは、本当なら昔話に花を咲かせたいところだが、生憎こちらにも時間がないと……精霊たちが戻って来る前にカタをつけさせてもらうと宣告。 　ニベルコルたちが一斉に動き、士道と真那は取り囲まれ……そこへ琴里が、兄妹お揃いでって言うのなら一人忘れていないかと。琴里がイフリートとして駆けつけ……仕方がないと言います。六喰はみんなが戻って来るためのゲートを維持しないといけないし、二亜には戦う力が残っていない……あとは私しかいないと。少しの間なら破壊衝動に飲まれずに力を振るえるそうです。 　って事で、士道はサンダルフォンで、真那はヴォルフテイルで、琴里はカマエルで戦闘開始。 　アイザックは「面白い。抗ってみたまえ……人間」。 　……あーこりゃ思い上がりも甚だしいな。自分たち魔術師をメイガスと称して自負はしているんだろうけど、これはまた違うな。

30年前 　この戦況を、エリオット・ボールドウィン・ウッドマンとカレン・ノーラ・メイザースもモニターを通して見てます。 　デウスの出現も確認していて、エリオットは「澪か」。カレンは、30年前に私たちが呼び出した精霊だと……人間たちへの復讐のために呼び出したと言います。エリオットは、とんだ悪女に惚れてしまったものだと。だが、デウスと他の精霊たちが戦うとなれば、放っては置けないと言います。カレンは「守るべきは……」と言いかけ、エリオットは両方だと答えてます。そんな事が可能だろうかとカレンは言うのですが……エリオットは、私だけでは無理だが、士道なら私と同じ事を考えているはずだと。 　……つまりエリオットは、士道が歴史をやり直す前と同様に戦うって事か。 　エリオットはカレンにヴォーダンの準備を指示。精霊を守るために仲間に背を向けた男が、その使命に命を賭けないなんてウソだと思わないかと。カレンは、そういうあなただからこそ私はここまでついて来たのだと言います。 　モニター越しに指示を請う部下ですが、部下は何かに気付いたようで驚愕。一体何があった？ 　……あれから30年って事は、カレンとエレンは何歳なんだ？　アイザックも実際はけっこう歳をとってるはず。そして澪は何歳なんd（ハートキャッチ物理

ならばこちらも多勢だ 　士道はアルテミシアと戦闘中。士道は左肩に切り傷を負いますが、炎で治癒を進めつつ戦闘を続行。しかし剣術的には士道が不利。が……ここでまたあの笑い声が聞こえ、中空に多数のゲートが出現したかと思ったら多数の狂三が登場。今度こそ士道に借りを返すと言ってます。 　……殿町は、一度でいいから女の子の太ももの間に顔をうずめたかったと言っていましたが、これだけの数の狂三やニベルコルにおしくらまんじゅうされる夢もアリだと思うんだ。何なら全員に霊力（物理）を注ぎ込むとか（天使がサンダルフォンで切断されました 　ってか、狂三は死んだはずじゃなかったんかーぃ。でもセフィラは奪われてなかったみたいだし、澪の半身を体内から追い出させるのがあの時の目的だったのかな。

◆今日の飛行アクション：エースコンバットしか知らなくてすまぬ。

2024年08月29日（木）19:45

遠吠神社にいるのは誰？ 　山陰放送、『わんだふるぷりきゅあ！』、第29話。 　そろそろ麻と言うまだ薄暗い中、ニコ様の卵が明るく光り、寝ていた犬飼 こむぎはそれで目が覚めたようです。ニコの卵が動き出し、こむぎは驚嘆。 　アニマルタウンの動物たちのこの変化に気付いたようです。大福も猫屋敷 ユキも例外ではなく、外を眺めていたり。 　卵にヒビが入り……慌てたこむぎは、まだ寝ている犬飼 いろはに犬パンチを連打ｗｗｗ　いろはも目を覚まし、蠢く卵にビクッ！ｗ 　そろそろ日の出という早朝、フレンドリィのペットフリーエリアにユキ、兎山 悟、猫屋敷 まゆはもちろん、知らせを聞いてメエメエも慌てて登場ｗ 　卵のヒビは広がり、宙に浮き、動物たちがざわめき始め……この変化は遠吠神社にいる何者かも感じ取ってます。 　宙に浮いた卵の殻は完全に割れ、中からニコ様が登場。そりゃもうメエメエは感涙よｗｗｗ　いろはとこむぎは挨拶し、ユキは「これがニコガーデンの主……」。まゆは「可愛い！」ｗ 　角がある事から、悟はユニコーンかと驚愕。「ご名答！」と答えるメエメエは、唯一のダイヤモンドユニコーンだと言います。 　ニコは右腕を挙げ……メエメエは、ニコ様からお言葉があると言い姿勢を正してます。みんなも正座でその言葉を待ち構え……「はじめまして。ニっコでーす！　ニコー！」。ノリが軽いなｗ 　……提供絵が可愛くなってるー！　んで、ダイヤモンドユニコーンって何？　チャンネル登録者数が1000万人いるって事なんだろうか（ちげーよ）。

さすが創造主の威厳（？） 　「はじめまして。ニっコでーす！　ニコー！　ニコーニコー！」に答えるように、「こむぎでーす」「いろはでーす」ｗ　「え、あぁ、えぇと……」と戸惑うまゆｗ　普通に自己紹介すればいいとユキは言い、まゆは「はじめましてねこやしきまゆですこのこはゆきです」（少し声が震える）ｗ 　悟は普通に自己紹介。 　みんなが自分の事を知っている事にニコはちょっと驚き……いろはは、ニコガーデンを作った偉い人だとメエメエから聞いていると答えてます。こむぎは、メエメエはいろはのお父さんお母さんともなかよしだと言います。 　するとニコはメエメエに、無闇にニコやニコガーデンの事をしゃべっちゃダメだと言ったよねと笑顔で威圧ｗｗｗ　秘密を守れない子は執事に向いていないと言い……メエメエは、執事をクビかとうなだれてますｗ　悟は、メエメエはちゃんと秘密を守ろうとしていたとフォロー。こむぎも、言っちゃダメェ〜ってよく言っていたと。いろはも「うん、言ってないよ。バレちゃっただけですよ」。 　メエメエは、この人たちにならバレても大丈夫だと……伝説のプリキュアだと紹介。 　一方、家の中では犬飼 剛がテーブルを拭きつつ庭を眺め、「楽しそうだなー。混ざっちゃおうかなー」ｗｗｗ　犬飼 陽子は「お邪魔よ」ｗ 　……さすがニコと呼ばれるからなのか、威圧する時もニコニコｗ

お叱り 　メエメエは、ガルガルになった私やニコガーデンの住民たちを助けてくれたと主張。ニコはいろはたちに礼を言い、どうしてうちの子たちを助けてくれたのかと。いろはは、困っている子たちを放っておけないし、世界中の動物たちと友だちになるのが目標だと。なのでニコ様とも友だちになりたいと言います。メエメエは「ダメェ〜！」と遮り、恐れ多いのに軽々しく友だちと呼んではいけないと注意。ニコガーデンを作った偉大な方だと……とっても偉いのだと。 　こむぎもニコと友だちになりたい感じ。一方、ユキはニコを怪訝そうに見てますｗ　ニコに対する反応が対照的だなｗ　んで、こむぎとニコはハイタッチｗｗｗ　また、こむぎはニコの角をなでてきれいだと。 　ニコはメエメエに、とりあえずニコガーデンに帰りたいと言います。いろはも、みんなで行こうと言い……悟はさっそくキラニコトランクを準備。コニは「そのトランクは？」。こむぎは「メエメエがくれたワン」。 　ニコはメエメエに、緊急用のトランクをあげちゃったのかと憤慨。戦慄するメエメエは「き、緊急事態でしたから！」ｗｗｗ　助けてもらったアニマルたちをニコガーデンに戻さないといけなかったと弁明し……ニコハ「じゃあ、しょうがないね」と納得。 　ニコはトランクを使わずとも自力でニコガーデンへ行けるようで、姿を消してます。 　……遠く離れた場所へ行くのにピンク色のアイテムを使わずに済むなんて、さすがだ。

ニコガーデンを闇で覆ったのは 　みんなはキラニコトランクを使ってニコガーデンへ移動。ゲートの前にはニコアニマルやキラリンアニマルが集まっていて、そこへニコが登場。ニコはマイクをだし、「みんなー、ニコニコしてるー？」ｗ　そりゃもう大盛況ですよｗ 　みんなはガゼボに場所を移し……ニコは、まだ戻っていない子がいるみたいだと言います。メエメエは、おそらく黒い卵にされているだろうと言います。 　いろははニコに、アニマルたちが黒い卵にされた事も含めて、ニコガーデンに何があったのか知っているのかと尋ね……ニコは「聞きたーい？」。 　ニコは、こんな風に天気のいい日、突然ニコガーデンは闇に覆われて、アニマルたちは黒い獣にされたと言います。こむぎは「ガルガルだよ！」と名称を挙げ……ニコは、みんなをガルガルに変えたのはガオウだと言います。 　遠吠神社にいたのが、そのガオウ。「光の力を感じる。人間たちの笑い声が聞こえる」と恨むように言い……解き放った黒き獣たちはどうしたのだと。 　……ガオウなら知ってる！　イラストレーターだよね（ちげーます）。

ガオウ 　ニコは、ガオウはかつて狼の群れを率いていたリーダーだと言います。ガオウは暗く深い闇の力を持っていて、ニコガーデンの動物たちを次々とガルガルに変えたそうです。ニコはガルガルの力を封じたものの、力が及ばず黒い卵になったと。 　その頃、ガオウは遠吠神社の中で……幾世その時が過ぎようと、この怒りは消えぬと。宝玉を手に「目覚めよ、我が仲間たちよ」と唱え、神社のオオカミ像にその力が放たれ……ザクロとトラメに変化。 　ガオウはザクロとトラメに、力が戻るまでまだ時間がかかるため、時が来るまでお前たちが手足となると言います。解き放った黒き獣たちと、この世にのさばる人間たちの動きを探るように指示。ザクロとトラメは互いをライバル視していて、競うようにして街へ向かってます。 　……よく見たら、遠吠神社の千木がちゃんと外削ぎ（＝男神）になってる。卵のような石もいくつかあるので、これにも秘密がありそう。

ガオガオーン 　Ｂパート。ザクロとトラメは山を駆け下りて行くのですが、途中でガルガルの卵を発見。そこでトラメは…… 　ニコガーデンにいても、邪悪な気配を感じ取るこむぎとユキ。ガルガルよりももっと強いもので、メエメエも、ニコガーデンが襲われた時のような強い力を感じるようで。 　いろはたちは、すぐにアニマルタウンへ帰還。アニマルタウンの山の上を黒い雲が覆い、動物たちは半ばパニックになって逃げ惑ってます。 　いろはたちは山の中へ。遠吠えが聞こえたかと思ったら、強い力が電撃のように迫り……ザクロとトラメが出現。狼の姿から人間の姿に変わり、こむぎは驚愕。ザクロは、ガオウ様から力をもらったからだと言います。 　ニコの姿を確認したザクロは、あんたたちはニコちゃんの仲間かと。トラメも「そんじゃ手加減、いらねーな」と言いつつガルガルの卵を出し、ガルガルを孵化させてます。 　いつものガルガルと違って、肩に飾りのようなものがあり、その鳴き声からこむぎはガオガオーンと言います。「そりゃいい！」とトラメは言い、トラメもガオガオーンと呼称。その身軽さから悟は、猿のガオガオーンと推測。また、ガオガオーンは身軽さを自慢するかのように動き、みんなを煽るようなジェスチャー。 　こむぎたちはさっそくプリキュアに変身。ニコはプリキュアを目の当たりにして驚いてる？ 　……こうも何度も何度もヤバいものが出現されちゃあ、アニマルタウンの動物たちもいいかげんストレスで参っちゃいそう。

絶滅種 　トラメは、犬なのになんで人間とつるんでるのだと憤慨。そう言われてキュアワンダフルは、一緒にいるとわんだふるだからだと答え……みんな元気でみんな仲良し、そういうのをわんだふるって言うのだと。 　キュアフレンディは、私たちはニコガーデンの子たちを助けたいだけだと……あなたたちと争う気はないと言います。友だちになろうと言うのですが…… 　ザクロは、何をバカな事を言っているのだと……昔このあたりで暮らしていた狼がどうしていなくなったのか知っているのかと怒りを露にしてます。 　トラメは、人間はオイラたち狼を危険な獣だと決め付けて攻撃してきたと言います。ザクロも、私たちは住処を追われて数を減らし、絶滅したと……絶滅したのは人間のせいだと言います。 　以前にもワンダフルは『絶滅』という言葉を教えられており、みんないなくなっちゃって事かと。 　ザクロは、そんな相手と仲良く友だちになんてなれるはずがないと言い……トラメも、なれるわけがないし、なりたくもないと。 　……そういや人間はまだ絶滅した事がないな。ホモ・サピエンス以外の人間は絶滅したけど。

お前たちが弱いのではなく、俺たちが強い。 　ガオガオーンは攻撃開始。素早さを発揮するガオガオーンは4体に分身。キュアニャミーの素早い攻撃も軽々とかわし、ワンダフルがプニプニバリヤーで防御するも別のガオガオーンがワンダフルの上から迫り……フレンディがワンダフルに飛び付いて攻撃を回避。 　ワンダフルとフレンデイはガオガオーンの一体をプリキュア・フレンドリベラーレで浄化しようとしますが、自力で破られてます。さらにフレンディがトラメに捕まり、そんなもので俺たちは止められないと警告。ワンダフルがトラメを捕まえようとしますが、トラメは素早く飛び去って回避。 　ニャミーはガオガオーンを捕まえようとするのですが、何度やっても捕縛できず。同様にキュアリリアンもガオガオーンを捕らえようとするのですが、動きの先にザクロがいて……顔色が悪いのを指摘し、怖いのだろうと。 　リリアンを守ろうとニャミーが飛びつこうとするも、ザクロはあっさり回避して木の上に飛び去り、「怖いなら逃げればいいのに」。 　ニャミーとリリアンは2体のガオガオーンをプリキュア・アミティールミエールで浄化しようとしますが、やはり自力で破られてます。 　さらに4人ともガオガオーンのドロップキックを喰らって崖に叩きつけられ、あまりのダメージに変身が解けてしまい……その弱さにトラメは「つまんねぇ」。ザクロは、私たちが強いのだと言い……プリキュアだか何だか知らないけどガオウから力をもらった私たちに敵うわけがないと。トラメは、この辺りは元々オイラたちの縄張りだから返してもらうと言います。ガオガオーンが4人に迫り、居ても立ってもいられない悟はみんなをかばおうとするのですが……ここで遠吠え。ガオウが帰って来るように呼んでいるようです。 　トラメはガオガオーンに、好きなだけ暴れるように言い、ガオガオーンはあちこちに勝手に散開。ザクロとトラメも遠吠神社に帰って行きます。 　……ガオガオーンが分身したまま浄化したら、ニコアニマルも分身したままになるんだろうか？

思いテーマが待っていた 　残されたいろはたちですが……いろはは、昔の話とはいえ、人間が狼を滅ぼした事実にかなりショックを受けていて、悪いのは私たちなのかと。ユキは、狼を絶滅させたのは昔の人間たちだと。悟もそう考えますが、狼から見れば僕たちは同じ人間だと言います。 　いろはは、狼たちはすごく怒っていると……仲良くしたいけど、怒るのは当然だと。 　落胆するいろはに、まゆは泣きそうになり、こむぎも困惑。そんなみんなを見ているニコは、どう思うのか。 　……先述の通り『絶滅』というワードが出たあたりから、重いテーマが来るという予感はしていたけどね。しかも地球史上にあった何度かの大量絶滅とは違って、人間の暴力による直接的な絶滅。

◆今日の卵：味付けじゃない普通のゆで卵はなかったのか？

2024年08月28日（水）20:58

ジャイアントロボを守れ！ 　AT-X、ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日、第４話（前半）。 　草間 大作は、無謀にもジャイアントロボの鉄拳で大怪球を止めようとするのですが、ジャイアントロボの右腕はあっさりと砕け、ジャイアントロボは夜の上海に墜落。 　大怪球の内部にいる幻夜は大笑いし、「ジャイアントロボ、敗れたり！」。ジャイアントロボは左手に乗っている大作を傷つけまいとして、瓦礫に突っ込まないよう左腕を高く上げた状態で落下しており、大作は無事。しかし大怪球は地上スレスレまで降下し、ジャイアントロボを潰そうとして接近。 　すると、大怪球に向かって放電が。青面獣の楊志が電磁ネットワイヤー発生装置の電極を抱えて大怪球に向かって放電させていて、神行太保・戴宗も他の電磁ネットワイヤー装置に電力を供給させて起動。大怪球はジャイアントロボから遠ざかるように押し返され…… 　公孫勝・一清道人は電磁ネットワイヤーを操作するエキスパートたちに、今のうちにコントロールをここに任せて硬式飛行船グレタ・ガルボに避難するよう指示。 　銀鈴もケースを手に避難しようとするのですが、大怪球との間に巨大なフランケン・フォン・フォーグラー博士の像が浮かんで見え……すぐに消失。 　楊志は戴宗に、コントロールの方はどうかと尋ね、私たちも退却しようと言うのですが……戴宗は楊志に、１つ頼みを聞いてくれないかと。 　……これだけ派手に電磁気力を放ってたら、周辺の電子機器は無事じゃ済まないだろうなぁ。

ジャイアントロボ、大地に立……たない！ 　大作はようやく自分で立てるほどに回復。大作はジャイアントロボに逃げるよう指示し、ジャイアントロボはどうにか立ち上がろうとするのですが……ダメージが大きいのかすぐに倒れてしまい、徐々に力尽きていく感じに。 　ジャイアントロボが死にそうになり、大作が泣き叫ぶと……そこへ衝撃のアルベルトが来た！ 　一清道人と銀鈴がジャイアントロボに駆けつけるも、そこにはアルベルトがいて、大作を人質に。特に一清道人には、袖から手を出しておくよう要求。一清道人は悔しそうに袖から手を出し……手に持っていた大量の札を投棄。また銀鈴にはケースを出すように言います。 　が、一清道人が投棄した札はアルベルトの足元から包み込み、この隙に銀鈴が大作を救出。一清道人がお札ごとアルベルトの首を切り……と思ったら、アルベルトは首を引っ込めてたｗ 　アルベルトは一清道人に衝撃波の攻撃。一清道人は剣で受け止めるも、その圧力に敵わず、ジャイアントロボの手から瓦礫の中へ落下。 　幻夜はアルベルトに、ケースを奪うよう指示。アルベルトは「若造が、いちいちうるさい！」と言いつつ銀鈴を追跡。幻夜は呼 炎灼を連れて大怪球の外へ。 　……一清道人のお札が『差し押さえ』だったら面白いな（依神紫苑かよ）。

今の大作を戦わせるわけには行かない 　智多星の呉用は、ケースのサンプルから作った擬似体を3つ作ってます。普通のシズマドライブだと、あのアンチフィールドのため送信不可能となるそうですが、銀鈴が持っているあれ自体が同じマイナスドライブ（アンチ・シズマドライブ）なので、かえって不都合はないと説明。 　この上海の地でそれらを近づけて呼応させ、未だ未知であるマイナスシズマ3本が揃った場合のデータを、この普通のシズマドライブに反応させれば、システム停止現象への対抗策を練ることができると言います。 　しかし中条長官は、それと引き換えに上海は落ちようとしていると……私はいくら上官とはいえ、あまりに大きすぎる代償を払ってしまったようだと言います。 　呉は、長官の部下への思いは我々は痛いほど存じていると。例えば大作の場合、目の前でシズマ・ド・モンタルバンIII世博士が殺された事で、例えロボを自由にできたとしても、その実、自分は何もできないただの子どもだという事をいやというほど思い知らされた……その反動で暴走する幼い心を抑えるには、彼の出撃を止めるしかない…… 　しかし中条長官は、結果はこの通りだと言います。しかし呉は、まだ答えは出ていないと……それに長官はいつも「戦いは己の力を出し尽くした時こそが本当の始まり」だと言っていたじゃないかと。なので今は、彼らを信じる事が私たちの役目だろうと言います。 　……サンプルを作れるほどの技術があるのなら、その秘密とやらもすでに分かっていそうな気もするんだけど、やってみないと分からない事もあるんだろうなｗ

瞬間移動 　エキスパートたちは次々とグレタ・ガルボに乗船。その中には大作も銀鈴もおらず、黒旋風の鉄牛はエキスパートたちに、2人はどうしたと。スタッフは、2人は十傑集に追われていると言い…… 　アルベルトは銀鈴を追跡中。銀鈴はどこかに隠れていると見たアルベルトは、マンホールに衝撃波を流し込んであぶり出し……大作を抱えて地下道を進む銀鈴は、衝撃波から逃れるために已む無く地上へ。アルベルトが衝撃波で攻撃しようとするのですが、エキスパートたちが盾になって防御。しかしアルベルトの衝撃波には敵わず、数秒だけ持ち堪えたもののすぐに吹き飛ばされてます。 　その弱さにアルベルトは、国際警察機構のエキスパートなんてこの程度だと。 　銀鈴は幻夜と挟み撃ちにされ、幻夜から逃れようとするのですが……アルベルトの衝撃波を左腕に受けてしまってます。その際に銀鈴のアクセサリが幻夜の目につくのですが、それは幻夜にとって見覚えのあるもののようで。 　銀鈴は屋根から落ちそうになるものの、握り締めているケースが雨どいに引っかかる事で落下から免れてます。が、そこへアルベルトが来てとどめを刺そうとして……何か光る力場のようなものが発生し、銀鈴を防御。駆けつけた幻夜も、その光る光景に「まさか……」。 　銀鈴は大作やケースごとその場から消え、グレタ・ガルボのそばに瞬間移動。アルベルトが追撃しようとするのですが、グレタ・ガルボからの弾幕に押されてます。アルベルトはグレタ・ガルボごと衝撃波で撃墜しようとするのですが……それを幻夜が「そこまで！」と止めてます。幻夜は、作戦を多少変更したいと……ケースを取り戻す前に上海油田を予告通りに爆破すると言います。 　地球最後の油田を大怪球を以って我らの本拠地として、シズマドライブを使えなくなった奴らを支配下に置く事が我らの最終目標。だが、上海油田を爆破などしてしまえば、我々BF団も使用可能な動力を失う……そう疑問を持つのでしょうとアルベルトに尋ねてます。 　当然だとアルベルトは答え、説明してもらおうかと幻夜に尋ねるのですが……幻夜は、その必要はないと言います。すべての作戦指揮権はプロジェクトリーダーの私にある……つまり私の指示はビッグ・ファイアの意思だと。 　何か言いたいアルベルトですが、「好きにするがいい」と言い……忘れ物があると言い、集合場所には遅れずに行くと言います。銀鈴が見せたあの能力……この世では誰かさん一人のものと思っていたと。 　そう言ってアルベルトは去って行き……幻夜は内心で、そんな事があっていいのだろうかと。 　……今までの話だと、幻夜と銀鈴って兄妹だよね？　互いに気付いているはずだよね？

夫婦だったのかー！ 　グレタ・ガルボは多数のエキスパートを乗せて、上海から離脱。大作が何度呼んでもジャイアントロボは反応せず……大作は、僕が命令違反をしたからロボは僕の言う事なんか聞いてくれないのだと泣いてます。 　すると「甘えんじゃないよ！」と楊志の声が。楊志は一清道人を抱えてブリッジに来て……大作に、あんたはロボがあのままでいいのかと問います。そんなんじゃ、なんでうちの亭主があそこで頑張ってるのか分からなくなると。 　おぉ、楊志は既婚者だったのか。んで、亭主って……戴宗だったのか。 　少し時間は遡り…… 　戴宗は、電磁ネットワイヤー発生装置のオートマチックがさっきの直撃でやられてしまったようだと……なので、誰かがこの装置についてやらないといけないと、あの大怪球を止めるのは無理みたいだと言います。よって、この作戦は完敗。 　しかし、予定通り大怪球を宇宙に放り上げられなくても、せめて足止めくらいはしっかりしたいと。ジャイアントロボが上海でやられたら……動力は原子力であり、騒ぎはシズマドライブどころじゃないと言います。今までBF団と戦ってくれたロボをこんな事で悪者にするわけには行かないと言い…… 　楊志には服の切れ端を渡し、ここは一人で充分だと言います。ただ、俺は世界のためにここに残るのではなく、ロボのためでもないと。 　……こんな巨躯どうしが子を作ったら、どんな子が生まれるやらｗ

決戦 　戴宗は、撤退していくグレタ・ガルボを見送ってます。そこへアルベルトが来て、そろそろ決着をつけたくて来たと言います。戴宗は電磁ネットワイヤー発生装置のモードをロックした上で、アルベルトと対峙。アルベルトは、お互いに手は知り尽くしており、おそらく勝負は一撃でつくと言い……戴宗は「充分！」。 　……せっかくの若本 規夫なのに、相手が中田 譲治じゃない（やかましいｗ）。

◆今日の巨大ロボ：まだ型式番号がない頃のもあって懐かしいｗ

2024年08月27日（火）20:34

夢で遭えたら 　AT-X、『【推しの子】』（第２期）、第15話。 　チケットを渡され、IHIステージアラウンド東京へ出向く鮫島 アビ子。『スマッシュヘヴン』を観たアビ子先生は…… 　一方、テーブルに突っ伏して寝ている雷田 澄彰は、「先生、お願いですから話を……」と、夢の中でも苦しめられてますｗ 　そこへスタッフが慌ててやって来て、帰りの客の中にアビ子先生がいたと伝え……慌てた雷田は連れて来るように言い、「おもてなし、おもてなし」と戦慄ｗ　『旨飯屋』の弁当と佐藤園のお茶を用意して感想を尋ね……アビ子先生はボソッと、今の舞台ってあんな感じなのかと。思ってたのと全然違うと……脚本を書く上で参考になったと言います。 　アビ子先生にゴマを擂る雷田は、原作者書き下ろしだったら現場のみんなも喜ぶと言うのですが……以前に星野 愛久愛海（アクア）から、何とかできるのは雷田だけだと言われたのを思い出し、ゴマ擂りモードをやめて「先生、腹割って話しませんか」。 　……雷田は今までも腹を割るだけじゃなく、胃にも穴を開けまくってきたんだろうなぁ……

２つの権利 　まず雷田は、僕は今すごく弱い立場にいると言います。今後も出版社と良好な関係を続けなければ仕事がもらえないし、作家が持つ著作者人格権には同一性保持権というものがあり、先生の許可なしに『東京ブレイド』の舞台をやる事は絶対にできないと説明します。 　同一性保持権を行使するのは先生が持つ当然の権利であり、だからこそ頭に入れておいてほしいと言い……先生が書いた脚本はそのまま使う可能性があると言います。それは私的には全然構わないとアビ子先生は言うのですが……雷田は、ちゃんと考えてみるように言います。今回は先生が書いた脚本がヤバくても、役者の稽古期間を確保するためにそのまま通す可能性があると。仮に天才小説家がいたとして、そいつが初めて描いたマンガのネームが100点になるかと。アビこ先生は「あるわけないです」と言い……雷田は、それは舞台脚本だって同じだと言います。いくら天才漫画家でもいきなり最高の舞台脚本は書けないと断言。 　雷田は、アビ子先生が著作者人格権を振りかざすなら、僕らはそのまま採用する可能性があると再度主張。そこそこグダグダな舞台になるだろうと。 　アビ子先生は「脅してるんですか」と言い、雷田は「お互い様ですからね」。雷田は立ち上がり、これくらいの駆け引きは何度もしていると。僕は舞台に関わる100人以上の仕事を守らなきゃいけない……こっちはジジイのチ(ﾋﾟｰ)ポの1本や2本をしゃ(ﾋﾟｰ)る覚悟で仕事をしているのだと（ジャ○ーズかな？ｗｗｗ）。その下品な例えにアビ子先生は「汚らわしい……何なんですかそれ」と青ざめてますｗｗｗ 　雷田は「舞台を見てくれたんですよね」と言い、『スマッシュヘヴン』の脚本はGOAが書いたものだと……彼の仕事を信じてみてくれないかと言います。 　そう言われたアビ子先生は、吉祥寺 頼子先生から「歩み寄りなさい」と言われたのを思い出してます。メディアミックスは他人との共同制作であり、自分だけではできない事の集合体だと。 　アビ子先生は、私もプロの仕事を信じると答えてます。ただし、ひとつ条件があるそうで…… 　……そんな権利があるのなら、なおさら脚本家と原作者が同じ席で打ち合わせしなきゃだめだろー！　某テレビ局は24時間TVの前に2つの謝罪（『セクシー田中さん』、ドジャーズの大谷選手の家を勝手に取材）をしてたけど、仕事のやり方の根本的な問題や再発防止には触れておらず、反省していないどころか今まで通りやると間接的に主張していてかえって炎上してるし。

なぜ最初からこうしなかったのか 　その条件とは……クラウド上のテキストデータをリアルタイムで共有する事。アビ子先生とGOAが通話しながら修正……これがプロデューサーとして許容できるギリギリのラインだと言います。 　オンライン会議に参加するのは、アビ子先生、雷田、GOA、編集担当。 　では1ページ目からです。 　雷田は、この方法だと原作者と脚本家の仲は良くなるか悪くなるかのどちらかになると……こういうのが原因で揉めて企画がポシャる事も多々あるから、仲介屋の仕事としては下策もいいところだと。でもこれ以上悪くないだろうし、失うものもないし、好きなように戦ってくれと（さじ投げてる？ｗ）。 　ただ、雷田としてはひとつだけ恐るべき懸念点があるようで、「さ、鬼が出るか、邪が出るか」。 　アビ子先生は、ブレイドがならず者を倒すシーンはカットしていいと言います。その代わり、その後のツルギとのバトルの中で、ツルギがブレイドの性格を理解できるようなセリフを足すと。GOAは、それだと原作の展開から離れると言うのですが……アビ子先生は、大事なのはキャラの柱だと（これは以前にも編集担当に言っていた通り）。そこさえ変わらなければ何をやってもいいと言います。 　そう言われてGOAは、アビ子先生が許せる範囲が見えてきたと言い、だとしたらブレイドはバトルの後、刀を肩に置きながらセリフを言うのはどうだろうかと発案。アビ子先生はその案に乗り、GOAは脚本を書き進め……アビ子先生はその展開に「どうして？」。GOAは、舞台のしくみが分からないとイメージしづらいかもと断りつつ、スクリーン前を移動しながら会話の方が旅感が出ると。 　アビ子先生は、『スマッシュヘヴン』を観たと言い、「その……だいぶ好きでした//////」ｗ　東京ブレイドでもあんな感じにしてほしいとアビ子先生は要望。原作とは違ってくるけど、得意な事はどんどんやろうと。次々と不要と思われる部分をカットし、演技でリカバー。アビ子先生とGOAは互いに「あっははははは」ｗ 　……すっかり意気投合してるなｗｗｗｗｗ

原作者と脚本家が意気投合して書いた脚本は…… 　朝になり、脚本が完成。アビ子先生はGOAに礼を言い、役者さんが演じているシーンが目に浮かぶようだと目を輝かせてます。しかし雷田は顔を引きつらせており、「先生、みなさま、朝までお疲れさまでした」と苦笑。 　アビ子先生と編集担当が退席し……雷田は「GOA君？」。GOAは申し訳なさそうに、「何か楽しくなっちゃって」。雷田は「やっぱり危惧した通りになった！」と焦ってます。クリエイターが団結すると尖った作品になりがちだと。 　でも時間は無いし、行くしかないと……これがうまくハマれば凄いものになるのも分かると、脚本には納得。ただ、新たな頭痛のタネができたようです。 　……この場合、クレジット表記はどうするんでしょ。

本番まであと半月なのに 　Ｂパート。脚本は刷り上り、それに目を通した有馬 かなは、とんでもない脚本が上がってきたと戦慄。説明ゼリフがゴリゴリ削られ、やたら動きだけでどうにかしなきゃいけないシーンが多いと……役者の演技に全投げのとんでもないキラーパス脚本だと言います。 　同様に鳴嶋 メルトも、脚本を読んで青ざめてますｗ 　かなは、失敗したら全部こっちの責任かと……だいぶ無茶振りがすぎると。 　黒川 あかねは、これなら鞘姫の解釈は私と合っていると納得。それどころか新しい一面も発見できる脚本だと……「これは考察のし甲斐がありそうだな」と楽しそう。かなは、でもこれはやるのが難しいと言います。 　ブレイド役の姫川 大輝としては、この脚本に問題はないそうです。元々物足りないと思っていたそうです。 　前屈して準備運動中の化野 めいは、私はこっちの方が得意だと言います。古富 こゆきも、やっぱり演技は身体で語ってナンボだと。 　林原 キイロは「GOAさんの脚本のクセ、出てるなー」と声を震わせてますｗ　船戸 竜馬は、俺たちはあの人の本の舞台は何度か出ているから勘所は分かるし、問題はないと言います。みたのりおは、劇団ララライの真のトップは誰か証明するチャンスが来たと息巻いてますｗ 　一方メルトは、こんなのできる気がしないと弱気になってます。本番まであと半月で、間に合うのだろうかと。アクアにとっちゃこんなの朝飯前なのだろうと言うのですが、アクアは「いや、どうだろうな」。 　金田一 敏郎がBスタジオに入って来て、稽古を始めると言います。 　……役者に丸投げの脚本ｗｗｗ　よっぽど尖った脚本なんだろうなｗｗｗ

思い出の中にひとつやふたつは 　稽古が始められ、みんなはそれぞれの役割を演技。金田一は百目を演じるみたのりおに、もっと演技を張っていいと指導。 　鞘姫を刀鬼が抱えるシーンですが、金田一は、ここは刀鬼の一番の見せ場だと……「もっと本気で」と指導。その様子をかなが怪訝そうに見てます。 　金田一は、この舞台のクライマックス……戦闘の最中に重傷を負って倒れた鞘姫、絶望する刀鬼、だが、奇跡的に目覚めた鞘姫を目にして、刀鬼はどういう感情を抱くのか……と問います。アクアは、不安からの解放、強い喜びと希望と答えます。 　金田一は、たしかに原作通りの演技をしていると認めつつも、舞台ではもっと感情を強く出さないと客席に届かないと言います。だからもっと感情を引き出せと……ここは感情演技のシーンだと。 　休憩時間になり……あかねはアクアに、舞台は初挑戦だしバランスは分からないよねとフォロー。ちょっとずつ合わせて行けば大丈夫だと言うのですが……かなは「甘やかしちゃダメ」だと言います。感情演技をした事がないでしょとかなは言い、演技は結局、人格が出ると。アクアは普段から感情を表に出さず、だから演技にも感情が出てこないと指摘。どこかで見た見本を見本通りに再現する事しかしてきていないと……これはアクアの性質の問題だと言います。 　ムッと来たあかねは「分かったような事言うんだね」と反発的。「そりゃそうよ」とかなは言い、この中でアクアとの付き合いが一番長いのは私だとｗ　小ーっちゃい頃からの知り合いで、実質幼馴染みたいな、最近知り合ったどこぞのビジネス彼女とは話が違うと煽ってます。あかねは「むぅー」と膨れてますｗ　アクアは、言うて再会したのはここ最近だとツッコミｗ 　ただ内心でアクアは、かなの指摘通りだと……感情を昂ぶらせて涙を流す演技なんて、もっての他だと納得。一方でかなは「言いすぎたかな」と……でも私が言わなきゃ誰も言わないだろうとも考えてます。 　するとアクアは、かなはどうやって泣き演技しているのだとコツを尋ね……かなはすっげー嬉しそうな表情を隠しつつ振り返り、感情泣きとか身体泣きとか手法は色々あると言います。「子役の世界でよく使われているのは」と言いつつ顔を近づけ、「アクア君、もしお母さんが死んじゃったらどうする？」。アクアは目の前で星野 アイが殺され死んだのを思い出し……アクアの内情を知る由もないかなは「ってやつ？」。続けてかなは、目の前のものを大切なものだと思い込んで泣く手法だと言います。今回の場合、刀鬼は生きている鞘姫を見て喜びに包まれるわけだから、嬉しかった事を思い出しながら演技をすればいいと……嬉かった事のひとつやふたつあるだろうと。 　……目の前でごちうさのメグのフィギュアを破壊されたら泣いちゃうかも（無機物かよ）。

復讐の苦しみ 　稽古が進む中、アクアは嬉しかった時の記憶を探してます。『今日は甘口で』の収録裏の映像をまとめ上げた時、かなとキャッチボールをした時、新生B小町の初ステージを見に行った時…… 　それらの思い出にアクアの表情は緩むのですが、心の隅から「楽しんでるんじゃねーよ」と闇の声が。振り返ると……前世雨宮 吾郎の影が！　「忘れるな、お前は救えなかった。お前にそんな権利は……」と、黒い影のような手が顔に迫り……脳裏には笑顔のまま息絶えたアイの死に顔が。 　アクアは思わず吐きそうになってうずくまり、金田一が心配してくるのですが……アクアは「大丈夫です。ただの立ちくらみです」。顔色が凄く悪く、落ち着くまでちょっと休むと言い、スタジオから退出。 　金田一はアクアに何かあると察してる？ 　貧血かと心配する古富。鴨志田 朔夜は「二日酔いじゃねーの？」（んなわけあるかぃ）。船戸はあかねに、そばにいてやるように言います。 　かなはあかねを見つつ「便利な設定」。 　……って事は、アクアは自ら行おうとしている復讐に苛まされているって事？　実は心のどこかで復讐心から解放されたいと思っているのかな。

思い出させたくない 　アクアは別室（Bサブルーム）でしゃがみこんでおり、まだ息が乱れてます。そこへあかねがペットボトルの水を持って来て、アクアは礼を言いつつ頭を冷やしてます。 　アクアの症状を観察するあかねは、発汗とふらつきからパニック発作かなと予想。横になるように言い、家の人に迎えに来るよう連絡すると言うのですが……アクアは「やめろ」と止め、妹（星野 瑠美衣（ルビー））には知られたくないと言います。あいつは『前』を見ている……余計な事を思い出させたくないと。 　意味が分からないあかねですが、迎えに来てもらった方がいいと。アクアは「だったら……」と言い…… 　……現場にはルビーもいたもんな。ルビーの当日の光景を思い出したら、どうなるか分かったもんじゃない。

完治していなかった心の傷 　アクアが指定した先は、五反田スタジオ。五反田 泰志は、俺はこいつのパパじゃないと辟易しつつもベッドに寝かせてます。 　五反田はあかねに、アクアの彼女か何かかと。あかねは赤面しつつ頷き、五反田は「マジか！　俺はてっきり……ふーん」。俺の知らないところでやる事はやってんのかと言います。 　あかねは、突然お邪魔した事を詫びてます。五反田は「いや、いい」と言い、あいつの事情を知っているのは俺くらいだと……別に初めての事じゃないと言います。前にもこんな事があったのかとあかねた尋ねると、五反田はちょっと考え……彼女というなら話してもいいかと言います。 　アクアはひどい事件に巻き込まれた事があり、昔の事を思い出すとたまにああなるのだと言います。あかねは「PTSD……心的外傷のフラッシュバックって事ですか」。肯定する五反田は、アクアは長い間カウンセリングも受けていたと……あまり家族に心配をかけたくなくて、完治したフリをしていたのだろうと言います。内心で「ま、そりゃ忘れられねぇよな。俺ですら多少は引きずってるんだから」。 　五反田は、俺は仕事をしているから様子を診てやってくれと言います。 　……そんな心の状態で復讐なんてできるんですかね？　仮に犯人が分かったとして、本人を目の当たりにしても、心の傷が支障になる気がする。

プロファイリングと星野アイ 　ベッドで寝ているアクアは、夢の中でも当時の記憶に苦しめられており…… 　鼻をつく錆びた金物のような血の匂いがどうしても忘れられないようで、少しずつ冷たくなっていく手の感触がいつまでも頭から離れないと。 　そこへ吾郎が「お前がもっと注意していれば、身を張って守っていれば」と責め立て、アクアは「アイ……」とつぶやいてます。 　そばで診ているあかねはその名前に、反射的に両目に星を宿らせて「アイ……」。アクアが信奉する14年前に亡くなったアイドルだと。 　アイはアクアと同じ事務所（苺プロダクション）で、同じくアイドル活動をしている妹はB小町を復活させた……。兄妹ともどもアイに強い執着、心的外傷、星野アクアが子どもの頃に巻き込まれた事件、カウンセリング、アイの殺人事件、複数犯の可能性、同居している苺プロの代表の名前は斉藤 ミヤコ、養子と里親、実の父親、兄妹が星野の姓を使用する理由、アイの苗字は公表されていない。 　以前にあかねはプロファイリングで、アイには実は隠し子がいると推測した事があり…… 　あ、分かっちゃったか。 　アクアは「ア、アイ……」と寝言をつぶやき、目を覚まし……「あかね、どうして泣いてるんだ」。あかねはが涙ぐんでいて、「ちょっとね、怖い想像しちゃった」。もしそうだったらと考えたら、悲しくて、誰にも言えずに孤独だっただろうなと。アクアを抱きしめ、「何があってもアクア君の見方だよ」と、双眸に星を宿したその顔はもうアクアのお母さんそのものって感じ。つらい事は一緒に抱えてあげると言い、アクアは「何の話だよ」。あかねは、私が考えた設定の話だとごまかしてます。 　……人の血の温度は風呂の温度とほぼ同じほどに温かいもんな。それがどんどん冷たくなっていくのは恐怖かもしれない。

残すべきか消すべきか 　自分の部屋で仕事をしている五反田は、PCのデスクトップ画面に貼り付けているフォルダを見ていて、そこには「aqua」「hoshino」「hikaru」などのフォルダがあって…… 　……これは保存しておくべきか、万が一アクアに見られてはならないって事で削除するか、迷うところ。心の傷を完治させるには保存しておいた方がいいような気もするし、どっちが正しいのやら。ってか、「hikaru」って誰？

◆今日の睡眠：何なら飛行機でも寝てしまったけどな！ｗ（着陸の振動で目を覚ました）

2024年08月26日（月）20:46

何かが急に始まった 　BD、宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち、第８話（最終回）。 　ヤマトは波動砲の発射準備を進め、古代 進はトリガーに指をかけ、カウントダウンは10秒を切り…… 　すると土門 竜介が非常ボタンを叩いて緊急停止。古代に銃を向け、「もっと早くこうするべきだった」。 　デウスーラIII世を自動惑星ゴルバに激突させたアベルト・デスラーは、波動砲が来ない事に「ヤマト、何をしている！」と焦るのですが……ゴルバからは4つ脚のロボットが多数出てきて、デウスーラIII世の破壊にかかってきます。 　ガデル・タランは白兵戦に備えるよう指示。デスラーは自沈の用意をするようタランに指示。ただ、自沈したところで要塞は沈められないだろうとも予想。「古代、私を犬死にさせるのか」。 　土門は急いで機関室へ。徳川 太助とヤーブ・スケルジに、全員を助ける方法があるので力を貸して欲しいと頼んでます。ここを離れるわけには行かないとヤーブは言い、徳川もお前はまた何かやったのかと言いかけるのですが……土門は、許可は取ってあると言い、あの人の考えている事は分からないと吐露。 　坂本 茂と京塚 みやこが大型内火艇に乗り込もうとしていると、板東 平次もやってきて、お前らもかと驚愕。 　すると中からは古代が出てきて、3人に早く乗るように言います。 　……なんで新人ばかりを集めた作戦なんでしょ？　まるで何かを教育するかのような人選だな。

満足な結果を得られないかもしれない作戦 　土門の横には古代が座っており、土門は、作戦を許可する代わりに自分も連れて行けとはどういう事かと尋ねてます。俺は銃を向けたのにと言うのですが……古代は「『もっと早くこうするべきだった』、お前は正しい」。が、その正しさが報われるとは限らないと。現実は複雑で残酷で、理不尽な事でも受け入れた方が傷は少なくて済む……それも正しさの一つだと言います。「でも、それでも、絶対に譲れないものが人にはある……それを譲れと言われたら抵抗しろ、立場なんか気にするな、お前がお前であり続けるために、徹底的に戦い抜け。忘れていた……ずっと、俺は」。 　大型内火艇は戦闘空母ヒュウガに向かってます。 　緊急の作戦を島 大介から聞く森 雪艦長。同時に真田 志郎も聞いてます。雪は、古代がそう決めたのならとただちに準備開始。 　真田はヒュウガを反転させ、ガミラスにもデスラーを救出すると通達。志ある者は我に続けと……敵の陽動に貴艦らの協力が不可欠だと。移民船団は可能な限り遠くへ退避し、賛同する艦艇は反転を以ってその意を示せと言います。 　フォムト・バーガーはランベアを反転させ、ヴォルフ・フラーケンも次元潜航艦を反転させてます。 　……新人たちを集めたのは、そういう事なのね。土門たちはつらい現実を目の当たりにする事になる。

地球初の次元潜航 　艦の動きを見ているメルダーズは、約束を違えたのは向こうの方だと呟き、文句はなかろうと。 　艦の動きはイスカンダルからも視認でき、スターシャは、また戦いが始まったと。ユリーシャには地球側から暗号通信が届き、作戦内容が伝えられたようです。 　陽動作戦という事で、地球とガミラスの連合艦隊はデザリアム軍へ戦闘開始。航空隊も出動し、カタピラスと対峙する山本 玲は「ワンパターン」と言いつつ、コスモタイガーIIで撃墜。同様にメルダ・ディッツもツヴァルケを駆ってカタピラスを撃墜してます。山本とメルダは互いに接近して互いの健闘を祈り、散開。 　この間にヒュウガの甲板が開き、試作次元潜航艇コスモハウンドが出てきます。ガミラスからの技術供与って、次元潜航技術だったのか！　だからヤーブの搭乗も必須なわけだ。 　が、このコスモハウンド、3度に1度は動作不良を起こすという、まだまだ試作段階の機体。ヤーブは機体の名前から「バカ犬」だと称してます。 　「マジか」と戦慄する坂本。すると「いいじゃん」とキャロライン 雷電の声が聞こえ……別室で5式空間機動甲冑の出撃準備中の雷電は、アンタに似合いだと。そばでは板東がセッティングをやってます。 　コスモハウンドは潜航開始。 　……まだ試作段階だけに、このまま未知の世界に飛び込んだりしないよな？

デスラーには内緒 　次元潜航反応をデザリアムはキャッチ。未知の波長であり、これはメルダーズにもすぐに伝えられてます。 　スターシャとユリーシャが地下で待っていると、床が円形に輝きはじめ…… 　さて、デウスーラII世は多脚ロボットと戦闘中。外の状況はどうなっているのかとデスラーは言い……連合艦隊は変わらず戦闘中で、ヤマトは依然として退避するよう繰り返していると報告されてます。デスラーは「何を考えている」。 　……作戦をできるだけ確実に遂行させるためか、デスラーには作戦内容が伝えられていないようで。

イスカンダルから脱出 　スターシャとユリーシャの前に現れたのは、コスモハウンド。古代はスターシャに近づき、イスカンダルではどうだか知らないけど、地球では……自分の兄弟を愛してくれた人は家族になると言います。兄（古代 守）を愛してくれたのなら、あなたは私の姉という事になると……他の事はどうだってよく、いっしょに地球に来て欲しいと言います。そして、もう二度と家族を失いたくないと。 　その言葉にヤーブは泣きそうになってます。ヤーブは家族の安否がまだ分からないもんな（ヤーブはほとんど絶望してるけど）。まだ迷っているスターシャに、古代は「姉さん！」と呼びかけてます。 　土門もスターシャに、あなたが脱出しないとデスラーも引き上げられないのだと説得。また、「馬鹿みたいでしょ。馬鹿なんです……人間って」。大切なもののためなら割りに合わない事を平気でしてしまう……あなたも人間なら馬鹿になってほしいと。すべてを捨てて、この墓場から抜け出す勇気を持ってほしいと。 　するとユリーシャはサーシャと呼ばれているカプセルを携えて来て、スターシャに行こうと言います。過去を繰り返す亡霊じゃない。私たちも『命』……予想のつかない明日に向かって生きる『命』のはずだと。1分でも1秒でもいいから、ただ一度の本当の命を私も生きたいと。 　こうしてコスモハウンドは、スターシャとユリーシャとサーシャを乗せて、次元潜航。 　デザリアムは次元潜航反応を再びキャッチ。イスカンダルの宮殿の地下からその反応をキャッチしており、メルダーズは「それが狙いか」と。メルダーズは「網を放て！」と指示。 　……ん？　イスカンダルはどうするの？　サンクテルがデザリアムの手に渡ってしまうと、後々面倒な事になると思うんだが、時限式で自爆させるとか？

まだあった隠し玉 　Ｂパート。コスモハウンドは亜空間を潜航中。京塚はスターシャとユリーシャをメディカルチェックし、異常なしと診断。そこへ古代が来て、よく決心してくれたと礼を言います。しかしスターシャは、このままイスカンダルをデザリアムに明け渡すわけには行かないと。 　ソナーが後方に何かを捕らえ、反応は増大中。背後には何かが迫っており……徳川は、こいつがガミラスの潜航艇を飲み込んだのかと察してます。ゴル・ハイニが乗っていた潜航艦を飲み込んだ花のつぼみのようなものが接近中。土門はみんなにここからが本番だと……カッター漕ぎの要領で、全員で呼吸を合わせるのだと。全員でやるのだと呼びかけてます。 　ここで雷電の出番のようですが……空間機動甲冑はどう使うつもりなんだ？ 　古代は土門に、お前の作戦だからお前が指揮を取れと言います。 　コスモハウンドの出力が安定しない事に焦る徳川。ヤーブは次元境界面を捕捉。敵の足が思ったより速いと坂本も焦りますが、土門は大丈夫だと……カウントダウンは予定通りだと。 　カウントダウンが始まり、板東はハンドルを下げ……機動甲冑で何かを突き出そうとするも、ロックが外れない模様。この何かであの捕捉技術をかわそうとしていたわけか。せっかく準備したのにな。ヤーブは思わず「このバカ犬！」とパネルを叩いてます。 　古代は坂本にトリムを下げるように言い、逆進を2つと指示。コスモハウンドは急減速＆上昇して捕捉をかわし、捕捉しようとするつぼみはコスモハウンドの前方に飛び出す形になりますが……つぼみはすぐに反転してコスモハウンドに迫ってきてます。 　ハッチのロックは2つあり、作動しないのは1つだけ。古代は雷電に諦めないように言うのですが、雷電はまだ困惑。そんな雷電に古代は「勇ましいのは苗字だけか？　キャロライン」。あ、逆鱗に触れた。 　古代は徳川にもっとパワーを回すように言いますが、徳川はこれ以上は無理だと……浮上できなくなると。土門は、機体が軽くなれば行けると言い、支持通りにパワー配分。 　雷電もスラスターを吹かしてハッチを押し、それでもハッチが開かないものだから……「ナメんじゃねぇー！」と自身も腕でハッチを押してます。やっとロックが壊れて…… 　デザリアムは、対象を捕獲。その姿がモニターに表示されるのですが、それを見たメルダーズは何かに気付いた？　あれ？　ｌコスモハウンドってこんな形だっけ？ 　コスモハウンドは無事に通常空間に戻っており……機体の一部を投棄したのかー！　コスモハウンドはほぼ機首だけになっており、古代は土門にサムアップ。 　んで、デザリアムが捕らえたコスモハウンドの一部には波動エネルギー反応。メルダーズは早くゴルバの外に出せと命じるのですが、機体に仕込まれた波動掘削弾（後の波動カートリッジ弾？）が作動し……ゴルバは内部が次々と誘爆。 　……これは旧作を知ってないと分からないのですが、デザリアムの科学技術は波動エネルギー技術と悪い意味で相性が良く（良いのか悪いのかどっちだよｗ）、小さな波動エネルギーでもすぐに激しく反応しちゃうんだよね。

呪われた力 　デウスーラIII世を襲っていた多脚ロボットも次々と停止。古代はデスラーに、スターシャたちを救出したと報告。至急脱出するように言います。古代はマイクをスターシャに渡し…… 　スターシャはデスラーに「アベルト……」と呼びかけてます。デスラーはタランに、ゴルバから離れるよう指示。デウスーラIII世は艦首が損傷しているものの操舵に大きな支障はなく、急いでゴルバから離脱。 　ゴルバ内では、デザリアムの指導者らしき女性の声で「記録がゆがむ……デザリアム千年の夢が揺らぐ」と。メルダーズも「たった一発の爆弾がなぜ」と。女性の声は、波動エネルギー……呪われた力だと言います。メルダーズには「デザリアムに殉ぜよ」と言い、悪魔の艦（＝ヤマト）を沈めるよう命令。 　ゴルバは下部を開いて5本の花弁のようなものを展開し、ヤマトに向けてビームを放とうと火花を散らしてます。 　高エネルギーをキャッチした西条 未来。島は艦隊に散開するように言いつつヤマトを操舵し、移民船団にも伝えるように言います。が、散開が間に合わない？ 　そこでスターシャは、一度は押そうとしていた自爆スイッチを展開しており、ユリーシャと視線を交わし……同じ部屋にいる京塚は何かを察した模様。スターシャがスイッチを押すと、イスカンダルは瞬時に青白く光り始め、サンクテルが崩壊開始。スターシャ曰く「死んでいるも同然」と称された結晶体（イスカンダルの住民）が砕け始め、イスカンダルが放つ莫大な波動エネルギーにゴルバは翻弄されつつ崩壊。 　ガミラス星の双子星であるイスカンダル星の最期の姿を見たくないのか、デスラーはその眩い光に背中を向けたまま。 　……これでイスカンダル人の生き残りは、王族のたった3人だけになったな。

それだけで救われる 　コスモハウンドは一旦はデウスーラIII世に収容されたようで、スターシャはデスラーと再会。スターシャはデスラーの頬を撫で、その目はずっと私を見てくれたと。デスラーに身を寄せ、「忘れません。ありがとう」と言い……え？　スターシャが消えていく！？ 　みんなも驚きますが、古代は分かっていたかのように顔を伏せてます。 　デスラーは光の粒子となるスターシャを抱くように腕を回しますが、スターシャは消滅。同様にユリーシャも消えつつあり、私たちはイスカンダルの『記憶』だと……星とともに消えるのが定めだと言います。でもサーシャは違うそうで、あなたたちの星のエレメント……古代守とスターシャの間に生まれた命だと言います。 　ユリーシャはそばにいた京塚にそのカプセルを預け、「サーシャ、地球で楽しく、ね」と笑顔で涙を流し、消滅。 　土門は古代に、知っていたんですかと……こうなると知っていたのならと。古代は、これで救われた心もあると言いつつ、去っていくデスラーの背中を見てます。たとえ一瞬でも最後に愛する人に逢えて……それだけで人は救われると諭してます。 　そう言われて土門は、自分の腕の中で息絶えた父親を思い出し、笑顔だった意味をようやく理解。 　古代は、人にできるのはそれくらいしかないと言い、悔し涙を流してます。土門はその場に座り込んで涙を流し、「充分です。きっとそれだけで充分なんです」。 　デスラーも立ち止まって泣いており…… 　……これで純粋なイスカンダル人は滅亡したわけか。土門は人間を馬鹿だと言ってたけど、これで充分だと言っているあたり……人間はまだまだテレサのようなテレザート文明にはほど遠いな。

こんにちは サーシャ 　アスカはガミラスの移民の一部を乗せ、桐生 美影はリストを確認中。全員乗れると……支持された船に乗り移るように呼びかけてます。 　コスモハウンドもアスカに収容されていて、古代たちが下船。古代の腕にはサーシャと呼ばれていたカプセルがあり、出迎えた雪に渡してます。雪にも事情は伝えられていて。雪は「これがスターシャさんの……」。古代は「まずは検疫に回すべきだろうが……」と言うのですが、まずは雪にもカプセルを見せたかったようです。 　カプセル内の光の粒が大きくなり、カプセル一杯に広がって……赤ちゃんの姿になり、古代たちは驚愕。旧作で見たように赤ちゃんの姿になったー！　透明のカバーも消えてます。 　サーシャだと言う京塚。目を覚ましたサーシャが最初に見たのは、雪。雪は京塚にカプセルを渡してサーシャだけを抱き上げ、古代は「スターシャさんと兄さんの……」とつぶやいて手を伸ばしてます。サーシャは無邪気に古代の指をつかみ、古代は涙を浮かべつつも笑ってます。 　雪はそんな古代に「おかえりなさい」と言い、「こんにちは、サーシャ」と呼びかけ……サーシャは笑ってます。 　……旧作と同じように、サーシャは真田が預かる事になるのかな？

また会おう 　家族を失ったと絶望しているヤーブ。が、「父ちゃん？」とオッド・スケルジ声が。ヤーブの家族がみんな無事だったー！　ヤーブは内心で「知ってるか？　どん底の次にはもっと素晴らしい事が……」。 　旧作と同様に、ヤマトとデウスーラIII世（旧：戦闘空母）が並んでます。甲板には古代とデスラーがいて……デスラーは、この青い血と青い肌、ガミラスの出自もいずれ民に知るところとなるだろうと言います。だが、これからも『ガミラス』という名に誇りを持ち続けると……誇りとは与えられるものではなく、自らの中に見出していくものだと。 　スターシャに逢わせてくれた事に礼を言うデスラー。ほんのひと時でも、この先生きて行くのに充分なものを受け取る事ができたと。そして「彼女の子を頼む」と、サーシャの事を託してます。また、愛しているものを手放さないようにも言います。 　ガミラスは移民船団とともに、ガルマン星に向けて出発。バーガーとメルダは第65護衛隊に笑顔で敬礼して見送り、フラーケンも腕組みをしたまま笑顔で見送ってます。移民たちも第65護衛隊に手を振り、その中にはローレン・バレルやヒルデ・シュルツの姿も。ヤーブはガミラスの軍服に着替え、家族とともにヤマトを見送り、レーザ・スケルジはマレーネンであろう花を掲げてます。 　ガルマン星では、キール・キーリングが子どもたちと談笑してたり。 　……これから先は、旧作と同様にガルマンガミラスとして発展して行く事になるのか旧作と違って、これからデスラーは何をするのかは地球も把握しているわけで、古代は黙って見送ってますねー。

帰路 　第65護衛隊も地球に向けて出発。サーシャは人懐っこいのか、メディカルルームでは京塚にも佐渡 酒造にも笑ってたり。 　帰還中も雷電は永倉 志織に怒られてたり、坂本は整備中にいねむりしてしまってたり。 　真田も雪も古代も、色々あったけれど今は穏やかな表情になってます。また、第一艦橋で北野 哲也は土門の顔を見ていますが……色々あった土門も笑顔になってます。 　……地球に帰ったら、切り離したコスモハウンドの一部を作らないといけないし、波動カートリッジ砲も開発しないとな。

エピローグ 　真田は、「これが、敵要塞の中に？」。新見 薫は、波動掘削弾を送り込んだ際に撮影に成功した映像だと。そこにはアンドロメダ級の艦影が2隻あり、新見は、最初は捕獲されたのかと思ったそうです。 　映像を拡大すると、AAA-9207アークトゥルスと銘打たれており、実際に建造されたものよりも遥かに番号の桁が多いと。唖然とする真田は、デザリアムとはいったい何者だと。 　画面には大きく『ヤマトよ永遠に REBEL3199』。 　……ちゃっかりカメラを仕込むあたり、もう色々と用意周到でその優秀さに唖然ｗ　さて、デザリアムはあの音楽の趣味といい、本当に未来の地球はデザリアムに飲み込まれているのか？

◆今日の赤ちゃん：托卵だったらどうキレるんだろうなｗ

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