3年B組の怪奇現象
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右の角からも角ちょうちんが出て、しゃぼん玉のように教室内に浮遊をはじめ、虎子は「絵ヅラだけ見たらメルヘン!」w 学級委員だし、生徒会長だし、こいつの飼育係だし……「いちおう起こすか」。
呼びかけてものこは起きず、揺り起こそうとして手を伸ばせは、角が手をひっぱたく始末(硬いのか柔らかいのかw)。虎子は「は?」。実は起きてるんじゃないかってくらいの反射神経にキレそうw
腕を組んで前後に揺れるのこは、その揺れが激しくなり、垂らしていたよだれもムチのように振り回し……虎子は「むちゃくちゃ船漕いでんなー」と辟易。
虎子は、午後ラストの授業が眠くなる気持ちは分からなくもないと。すると窓からツバメが飛び込んできて、のこの角に止まってます。さらに3羽のツバメが飛んで来て角に止まり……10分経ってものこはまだ寝てますw ツバメは8羽止まるのが精一杯で、さらに9羽が周囲を飛んでるわ、頭には巣が作られてるわw さすがに起きろと虎子が言うと、鵜飼先生は「虎視さん、どうしたの?」。いやいやいやw 他の生徒もなぜこの状況に何の疑問も持たないのかw
教室内をツバメが飛び交っても、角ちょうちんが教室内をたくさん浮遊していても、先生も生徒たちも気にせず。虎子もこの状況を無視して授業に集中してます。誰も何も言わない事には疑問を持ちつつ。
先生は、今日は12日という事で、出席番号12番を指名。出席番号12番はのこで、虎子はのこを呼び起こそうとして……やっと起きた? 角に止まっていたツバメは飛び去り、カッと目を開いたのこは「タグ、ついてるよ」。虎子は思わず自分の制服を見て、先生も「え!?」と自分の服を見て、生徒たちも自分の制服を見て……教室がパニックにw
んで、のこはまた寝てます。虎子は「心臓に悪い寝言やめてくんない!?」w
さすがにこの後は、授業にならなくなったようです。
……奈良公園のシカにも鳥って止まるんだろうかw
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